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とりくみ予定・新着など

戦後70年 「平和のつどい」
◆9月12日(土)13:30~16:00
◆会場:たかつガーデン 3階ローズ
◆内容:若者に語る元従軍看護師と戦争遺児の話、&「詩と音楽」の午後

①元従軍看護婦が語る戦争 小西テル子さん
②台湾からの引き揚げ、そして父の戦死公報を受け取って 小野島はるみさん
 ◇ティータイム休憩
③佐野映子さんによる詩の朗読と小部修さんのサックス演奏
④遺族の仲間たちと激戦地フィリピンに父の足跡を訪ねて  中溝千惠さん


(戦後70年「平和のつどい」案内ビラPDF
ワードはコチラ)


◆「平和新聞」大阪版
(2015年7月25日 2084号)

戦争法案は廃案に!大阪集会(7月18日)

◆大阪平和委員会からも、多数の基礎組織が幟を持ち集会・パレードに参加

「STOP!安倍政権・戦争 案阻止!6・23府民集会」で青学部決意表明

◆集会で共感を呼んだ、青年学生部山本訓子さんの決意表明

関目学園で「戦争法案学習会」(7月8日)

◆関目「平和のひろば」多くの若者たちが学習

衆院強行採決に平和6団体抗議宣伝 (空堀商店街 7月8日)

◆ 戦争法案廃案を求めて空堀商店街を練り歩き

国民平和大行進 大阪府内行進(6月30日~7月7日)

◆玉置副理事長が初の府通し行進

《今月の言葉》

◆安倍首相すいぜん垂涎の「授権法」

日本平和委員会定期全国大会が奈良市内で開かれる(6月20日~21日)

◆大阪から5人が発言など大活躍

《大阪・沖縄連帯支援ツアー報告》 (6月26日~29日)

◆近藤正理事長が川柳で綴る

第13回北区総会開かれる(7月10日)

◆総会仲間加入


◆下記の要請文書を自民、公明両党と両党首に送付しました。

ウクライナへの軍事介入を中止せよ
《ホーム・インデックス》


◆「武力で平和はつくれない!」集団的自衛権反対パレード(鈴木久さんの報告)
 青年学生部副委員長のR.Kさんの報告です(^^)/(6月29日)

◆マスコミも注目―6.22若者憲法集会に1056人集う(鈴木久さんの報告)
◆「若者憲法集会」国会要請集会での挨拶(6月23日 鈴木久さん)
◆若者憲法集会に1056人が集う~大阪から32人~(青年学生部・中村さん)
◆大阪平和委と天王寺平和委が上本町で署名宣伝行動実施!(6月16日)
◆日本平和委員会第64回定期~大阪が大奮闘!
◆大平委 青年部副委員長の R.Kです***!「5・25の定例会報告いたします ~!」
◆「2014年度第58回定期総会」盛大に開催(5月24日)
◆青年学生部・青年協大活躍!「なくそう核兵器5・17府民のつどい」(5月17日)
◆大阪平和委員会・天王寺平和委員会が上六で署名宣伝行動(5月15日)
◆天王寺公園・「真田幸村博」に自衛隊参加(5月4日)
◆青年たちによる、アメ村若者100人憲法アンケート(憲法記念日の5月3日)
◆憲法アンケート集計  (エクセルデータはコチラ)
◆活況を呈した青年学生部・青年協議会総会(4月27日)
◆憲法学習とネックレスづくり「女性カフェ」に28人集う(4月19日上六教育会館)
◆米ミサイル巡洋艦「レイク・エリー」大阪港入港に抗議(4月10日)
◆舞鶴戦跡めぐりツアー(3月29日)
◆青年学生部定例会「フットサル」で楽しく学習と交流(3月21日)
◆「たこピー」定例会で15年戦争について学習(3月15日)
◆「さよなら原発3・9関西行動」(扇町公園)に集う
◆大阪平和委員会青年学生部のSさん~「3.1ビキニデー」参加報告(2月28~3月1日)
◆大阪平和委員会青年学生部・青年協議会《2月定例会報告》(2月23日)
◆関共平和委員会で大阪城戦跡めぐり、青年学生も参加
◆雪にも負けず~埼玉・青年研修会に9人が参加~
◆《レポート》「関西原水協学校 in 京都」に参加して(大阪平和委員会副会長 片方 真佐子さん)
◆抗議文「政治的公平性を義務付ける放送法の精神に反する NHK会長の発言に抗議し、辞職を求める」(ワード文書)
◆稲嶺ススム市長再選さる
◆橋本会長の新年のあいさつ
◆神奈川県三浦市での米軍ヘリ不時着・横転事故に抗議し、基地の撤去を求める
(12月17日)

◆手料理付きの盛大な総会~西淀川平和委員会が再建~(12月12日)
◆「若林伊太郎さんと内藤義道さんを偲ぶつどい」ひらく(12月7日)
◆特定秘密保護法の強行採決に断固抗議する―安倍政権の反動的暴走をくいとめるため全力をあげよう― 大阪平和委員会会長 橋本敦(ワード 2013.12.7)
◆参院本会議での強行採決するな。委員会に差し戻し徹底審議を
   大阪平和委員会会長 橋本敦(ワード 2013.12.6)

◆許せぬ戦争への道・秘密保護法案は断固廃案にしよう
   大阪平和委員会会長 橋本敦(ワード 2013.12.2)

◆~「よく知らない人が多いんじゃない?」 ~青年協議会と関共平和委員会が戦争に通じる「秘密保護法」反対の合同宣伝(2013.11.29)
◆戦争への道・特定秘密保護法案の強行採決に断固抗議する(2013.11.27)
◆~青年の報告より~大和飛行場跡地・黒塚古墳見学&焼き芋ツアー(大阪平和委員会の催し)に参加して(2013.11.23)
◆許せぬ戦争への道・秘密保護法案は断固廃案にしよう(2013.11.20)
◆「日本平和大会in岩国」参加報告①
全国各地の青年100人が集う(11月16日)

◆特定秘密保護法案の廃案を求める緊急要請~平和委員会青年学生部~
  (青年ページにリンクしています)

◆第37回福祉まつり~平和について楽しく考える「ひろば」が出現~(城東区の関目学園とその周辺で開催される 11月10日)
◆関共平和委員会の総会報告
  報告:飯田正樹会長(10月22日)

◆米ミサイル駆逐艦カーティスウィルバー大阪港入港抗議行動(南港J岸壁10月26日)
◆ピースおおさか要請行動&大阪城平和散歩(10月19日)
~大阪と奈良25名で戦跡めぐり~

◆2013.10月~2014月6月アーカイブ(活動報告・資料)
◆2012.7月~2013月10月アーカイブ(活動報告・資料)

青年学生部副委員長のR.Kさんの報告です(^^)/(6月29日)

集団的自衛権反対パレードを、民青や平和委員会の青年などとともに開催
「武力で平和はつくれない!」
集団的自衛権反対パレード

 大阪平和委員会青年学生部副委員長のR.Kです(^^)/

 今日は11:00~12:00に集団的自衛権反対パレードを、民青や平和委員会の青年などとともに行いました* 

 タツミコータローさん(日本共産党参議院議員)も含め90人が参加しました* 元町中公園~アメ村三角公園~心斎橋大丸前~難波高島屋~元町中公園というコースでした* 沿道からの激励や飛び込みもありました!

 毎日放送テレビ、朝日新聞、毎日新聞、赤旗、大阪民主新報も取材にきました!

「若者憲法集会」(6月22日)報告№2

マスコミも注目―若者憲法集会レポート

  梅雨空のしとしとと降る雨の中、全国から目標を上回る1056人の若者が集い、若者憲法集会が開催された。

 大阪からは、民青、平和委員会青学部などから高校生・学生含む32人が参加した。行きは夜行バスで早朝に東京に到着し、朝から靖国神社の見学を行った。

 午前中は8つの分科会があり、14時から全体集会に合流し、17時から渋谷に移動し、集会とデモ行進を行った。全体集会とデモの模様は夜のNHKニュースでも流されるなど、15社以上のマスメディアが取材し注目を集めた。

 分科会は600人の想定をしていたが、どの会場も大幅に想定を超え、参加者の半分以上が立ち見という分科会がでるぐらい大盛況で、午前中から熱気と活気にあふれていた。

(若者集会および、パレードの様子は、ココをクリックしてください。表示されます)

大阪平和委員会副理事長・鈴木久

「若者憲法集会」国会要請集会での挨拶(6月23日)

「若者憲法集会」 主催者・呼びかけ人を代表しての挨拶(23日)

日本平和委員会青年委員会責任者 鈴木 久
(大阪平和委員会副理事長)

 昨日、全国から目標を上回る1056人の若者が集い、若者憲法集会が大成功しました。

 15社以上のマスメディアが取材し、全体集会とデモの模様は夜のNHKニュースでも流され注目を集めました。

 分科会は、どの会場も大幅に想定を超え、資料が足りない。参加者の半分以上が立ち見という分科会がでるぐらい大盛況で、午前中から熱気と活気にあふれていた。

 サウンドカーを先頭に、休日でにぎわう渋谷の街を800人の若者で一時間パレード。沿道からの反応は上々。参加者もノリノリの楽しいデモになった。
 今日は、全国各地の若者の声、昨日の集会、デモを受けて、内閣府と国会議員に直接要請します。

 私は、憲法を活かすために次の二つのことを訴えたいと思っています。
(「二つの訴え」以降は、ココをクリックしてください。表示されます)



若者憲法集会に1056人が集う~大阪から32人~(東京 6月22日)

靖国神社・遊就館視察、午後からは分科会、集会、デモと旺盛に行動―若者憲法集会に32人

 先日、6.22若者憲法集会に参加しました。簡単に様子を報告&感想をかきます。

 今回は、前日の夜に民青の人達と合流し、深夜バスで東京に向かいました。

 午前中は、靖国神社、遊就館の見学を行いました。タイトなスケジュールでしたがガイドの方が丁寧に案内していただき、靖国神社や遊就館など、どのような役割を果たしてきたのかなど様々なお話をお聞きしました。かなり薄められたとはいえ、今なお忠君愛国思想を残す場所として、批判的な思いを持ちながら、またじっくりと見学したいと思いました。
(「午後からの分科会、集会、デモ」の報告は、ココをクリックしてください。表示されます)

大阪平和委員会青年学生部・中村



カンパのご支援も大歓迎です。
 カンパのお振込み先は 大阪平和委員会青年学生部の郵便局口座へ
 *郵便振替払込用紙で払い込みをするとき
 00960-0-0206500 名義 大阪平和委員会青年学生部(備考欄に「ワカケンカンパ」とお書きください)

集団的自衛権の行使容認反対!政府は閣議決定するな!

大阪平和委と天王寺平和委が
上本町で署名宣伝行動実施!(6月16日)
10人で25筆カンパ500円

 大阪平和委員会と天王寺平和委員会は、6月16日(月12時15分より13時まで近鉄上本町駅で安倍内閣による「集団的自衛権の行使容認」の強行は断じて許さないと署名宣伝行動を実施しました。

集団的自衛権の行使容認反対で宣伝行動(6月16日) この行動は、安倍内閣が米国とともに「戦争する国」づくりに向けて集団的自衛権の行使容認の閣議決定を今国会内に行おうとしていることを断じて許さないために実施されたものです。

「ビラの受け取りもよく、自らすすんで署名に協力する人が多かった」「宣伝箇所、回数をもっと多くしよう」いうのが参加者の主な感想と決意でした。

日本平和委員会第64回定期全国大会 in 千葉(6月7日~8日)

定期全国大会開催、大阪が大奮闘!

 日本平和委員会第64回定期全国大会が6月7日(土)、8日(日)千葉県内で開催されました。参加者は、全国44都道府県から近年最高の297人でした。

 大阪は14人が参加しましたが、大阪の活動の現状を反映して女性(5人)と青年学生(4人)で過半数を占めました。参加した地域組織は6(旭区、生野区、西淀川区、天王寺区、住之江区、東大阪市)、職場組織は2(関西共同印刷所、歯科保険医協会)でした。

 1日目は開会総会・討論と夕食交流会、2日目は7つの分科会と閉会総会が開かれました。

 開会総会では日本共産党の小池晃副委員長があいさつし、「安倍内閣は解釈改憲で集団的自衛権の行使容認を狙っている。これは米国の侵略戦争に自衛隊が参加することだ。党派を超え、安倍首相の暴走をストップさせるたたかいを広げよう」と呼びかけました。

 討論では大阪からは青年協議会議長の岩本悟さん、西淀川事務局長の中村玉枝さん、鈴木久副理事長の3人が発言しました。

 岩本さんは、青年学生部・青年協がマスコミで大きく報道された5月3日のアメ村での「若者100人憲法アンケート」やフットサルを取り入れた月例会など元気な取り組みを続けていることを報告しました。この発言に関しては内藤功代表理事が閉会あいさつのなかで「大阪の青年たちの活動には励まされる」と述べました。なお、青年学生部副委員長の山本さんも岩本さんと一緒に登壇しました。

 中村さんは「区内には民医連や民主保育園があり、多数の青年が働いている。その青年たちが職場を越えて平和の一点でつながる場が必要と考え、昨年12月平和委員会を再建した。秘密保護法の強行採決など安倍首相の“戦争ができる国”への暴走に危機感をもった年金暮らしの方も入会し、ニュースを楽しみに読んでいると励ましてくれる」と発言しました。なお、千坂事務局長は討論のまとめの中で西淀川のモットー「平和の一点で自主的に楽しく取り組める“ゆるゆるな”平和委員会をめざす」は平和委員会として忘れてはならない大切な視点だと述べました。

 鈴木さんは、自身が呼びかけ人の一人となっている、6月22日(日)の若者憲法集会(集会ページにリンク)~案内ビラは右サイド上からとってネ!~を成功させるため、各都道府県平和委から多数の青年学生が参加できるよう協力してほしいと訴えました。

 閉会総会では仲間づくり表彰が行われました。大阪は会員・新聞・運動誌の実増で3部門ともベスト3に入る大健闘で、会員数、新聞数では全国一位となりました。

 また、機関紙コンクール発表が行われ、都道府県部門では“大阪版”が、地域部門では八尾市と旭区が優秀賞に選ばれ、ホームページ部門でも大阪平和委のHPが2年連続入選しました。


青年学生部定例会(5月25日)

大平委 青年部副委員長の R.Kです***!
5・25の定例会報告いたします ~!

5月25日、14:00~17:00 平和委事ム所でありました◎
民青の方や、新たに青年協議会運営委員になった、Nくんなどなど10名に参加頂きました*

内容は・・・
 ●報告会  
大阪青年学生部青年協議会総会
5・24大阪総会
5・3憲法アンケート
5・17なくそう核兵器府民のつどい

 ●今後の予定  
(6.1)“ストップ戦争する国づくり”御堂筋パレード
(6.7~8)日平委第64回全国大会in千葉 ホテルグリーンタワー幕張
(6.15)定例会
(6.21)青年委員会
(6.22)若者憲法集会in東京
 (6.30‐7.7)平和行進(マラヤ・ファブロスが奈良-大阪間通し行進)
※1月に「大阪青年OKINAWAツアー」を検討

 ●学習会  
「NPT第3回NY準備会報告」by原水協事務局長小松さん
原水協事務局長小松さんの「NPT第3回ニューヨーク準備会報告」では、西本あつしさんの始めた「国民平和大行進」や、「NPTとは」 、核兵器保有国の話をして頂き、「とてもわかりやすかった」や「“核兵器廃絶”を目指した草の根の運動が、世界を巻き込む運動に発展したことを知った」などの感想が聞かれました**

 ●ディベート  
「男女の友情は成立するか」
 その後のディベート、「男女の友情は成立するか」については、意見様々*
成立しない派とする派が真っ二つにわかれました!!!
とりあえず、皆が誠実であれば、成立すると思いました!!!!!!!

以上です**
またみなさん気軽に参加してくださいね~


大阪平和委員会第58回総会(5月24日)

「2014年度定期総会」盛大に開催

 出席は67人。来賓あいさつは岩月日本平和委員会事務局次長、河戸奈良県平和委事務局長、植田大阪安保事務局長の3人。寄せられたメッセージは日本共産党など28団体。取材は「大阪民報」「朝日新聞」の記者2人

《橋本会長が講演》
「日本の近代史に輝く反戦平和のたたかい」
 総会の冒頭、橋本会長は「日本の近代史に輝く反戦平和のたたかい」と題する講演を行いました。以下はその要旨です。

 ―安倍政権による集団的自衛権の行使容認への暴走は「自衛隊の海外派遣を禁止する国会決議」(1954年)に反し許されない。現在の平和憲法は、社会民主党の「軍備全廃宣言」(1901年)や「平民新聞創刊号」(1903年)の「軍備撤廃・戦争禁絶宣言」、田中正造の「無戦論・世界各国皆海陸軍全廃論」(1904年長女宛て書簡)などにその源流がある。山本宣治は「治安維持法」の死刑法への改悪に反対を貫いてテロに倒れたが、戦後の民主勢力の成長、独立と平和と民主主義のたたかいの発展は、このような先輩の尊い犠牲の上にきづかれたものだ。先人に学びながら安倍政権による「戦争する国」づくりを許さない取り組みを急ごう―

《総 会》
 この講演のあと、総会に移行。まず、事務局からパワーポイントも使ってこの1年間の活動の経過と収支報告、向こう1年間の方針と予算案、刷新された人事案の提起。この提起に基づいて地域、職場代表14人が豊富な活動の経験や意見を表明。2014年度方針・予算および小林徳子新会長など新役員体制が決定。最後に総会宣言採択、閉会。

《総会宣言の要旨》
(1)安倍政権による「戦争する国」づくりへの暴走を許さず、11月沖縄県知事選挙において県民の総意を尊重し辺野古新基地建設を認めない新知事を誕生させるため全力を尽くそう。

(2)「核兵器の廃絶」に向け来春のNPT再検討会議ニューヨーク行動に多くの青年代表を派遣しよう。

(3)それらの運動の土台となる大阪平和委員会の仲間の輪をさらに広げよう

《特別報告ふたつ》
 この総会では、西晃弁護士が集団的自衛権問題、青年学生部・青年協議会が5月3日の「若者憲法アンケート」などこの1年間の元気な活動について特別報告を行いました。

 西弁護士の報告要旨―安倍首相に集団的自衛権行使容認を進言した「安保法制懇」報告は日本の国連加盟日について1956年「12月」なのに「9月」とする初歩的な間違いをおかしている。それは、この懇談会に憲法学者が1人しか入っていないためである。集団的自衛権行使がひとたび解禁されれば、米国からの一方的情報に基づき、「国家安全保障会議」(日本版NSC)が集団的自衛権発動の判断を下していくことになる。21日に福井地裁の大飯原発再稼働差止め判決が出た。住民らの運動の成果だ。この運動にも学んで集団的自衛権行使を許さない運動を強化しよう―

 なお、この総会では、「大阪の平和運動―略年表(続編)」(1990~2013)が完成し披露されました。頒価は1部200円です。

青年学生部・青年協大活躍「なくそう核兵器5・17府民のつどい」(5月17日)

青年4人が「ヤングエネルギッシュ」コーナーで
プレゼンテーション

 5月17日(土)「なくそう核兵器5・17府民のつどい」がエルおおさかで850人の参加で大成功しました。このつどいは大阪平和委員会も入っている「大阪100万署名推進委員会」が主催したもので、来春ニューヨーク(NY)で開催されるNPT再検討会議の成功に向け大阪から150人の代表団派遣と再検討会議に提出する「核兵器全面禁止のアピール」署名100万筆達成をめざす意思統一の場となりました。

 このつどいの「ヤングエネルギッシュ」コーナーに青年学生部員4人が登壇し、パワーポイントを使ってプレゼンテーションを行いました。その内容は、昨年8月の原水爆禁止世界大会・長崎や今年3・1ビキニデーでの青年学生の活躍や1月の名護市長選挙への支援、5月3日のアメ村三角公園での若者100人憲法アンケートの結果報告など盛りだくさんで、参加者たちに「若者もがんばっている」との感銘を与えました。

 また、「ニューヨーク!ニューヨーク!ニューヨーク!」では来春のNPT再検討会議NY行動参加予定者を代表して山本訓子さん(青年学生部役員)が核兵器をなくしたいという思いを持つにいたった経緯を語った上でたくさんの署名をさらに集めて「ニューヨークへもって行きましょう」と力強く訴えると会場から割れんばかりの連帯の拍手が起こりました。

 青年学生部では山本さんを含め5人の代表を来春ニューヨークに派遣する予定です。派遣費用は多額なものになります。皆さん、カンパをお寄せください。

大阪平和委員会・天王寺平和委員会が署名宣伝行動(5月15日)

15日宣伝行動を上六で実施

 安保法制懇が集団的自衛権を容認する報告書を提出し、安倍首相が集団的自衛権の行使を解釈改憲の方向ですすめる意向を記者会見で表明した15日。

上六での宣伝行動(5月15日) 大阪と天王寺両平和委員会は正午から近鉄上本町駅において10人で署名宣伝行動を行いました。近藤副会長と上羽事務局長が「集団的自衛権の容認は米国の戦争にいつでもどこでも参加し、自衛隊員が海外で殺し殺されることを意味する。それはまた、この国全体が戦争相手国の反撃やテロの標的となる自殺行為にほかならない。

 米国は、第2次世界大戦以後だけでも150以上の侵略的軍事行動を行い数100万単位の外国人を殺し、10万人以上の自国民が戦死した。それらはどれも「自衛」の名で遂行されたが、米国の領土が歴然とした攻撃を受けたのは太平洋戦争における真珠湾と9・11同時多発テロ事件における世界貿易センタービルとペンタゴンの2度だけ。他はすべて違ったものだった。仕返しをしたい人々は世界中にいっぱいいる。9・11もそうした復讐の一つだった。

 『安倍首相の戦争する国づくりを許さない世論を大きくしよう』」と訴えました。小雨という悪条件もあり集団的自衛権容認反対署名は4筆でした。なお、「共同通信」がこの行動の電話取材をしました。

天王寺公園に伊丹第3師団の宣伝部隊(5月4日)

「真田幸村博」に自衛隊参加

 「幸村」博への自衛隊の参加は前代未聞として、主催する天王寺区長に中止を求めた平和委員会。その要請懇談の場で区長は「軍国主義をあおるものにしない」「展示品も大規模災害時に使用する車両・装備品に限る」と言明。しかし強行されたイベント。5月4日(日)、天王寺公園の様子は……

 連休、好天、ハルカス人気?大勢の人出でごった返す天王寺駅周辺。料金150円を支払い入場すると目の前に伊丹第3師団第36普通科連隊の宣伝部隊が。中央では人命救助の実演、右側に宣伝ブース・制服の試着、左側は軽装甲機動車とバイク。つまりイベントの主会場に行くには自衛隊が「関所」になるという会場設定。制服を試着し自衛隊の「ゆるキャラ」と記念撮影する子供。機動車やバイクに試乗する若者も。ここには自衛隊の軍隊としての性格は隠されたまま。「災害から国民を守る」イメージ一色です。

 このところ自衛隊関連番組が目立つテレビと同様に「駐屯地を出て市民の中に」という意図を強く感じます。戦前、日常の中に「兵隊さん」がいたように。

 天王寺区役所入口横にしばしば、「平和を仕事にする自衛官募集中」の立て看板が出されます。安倍首相の「積極的平和主義」を連想させます。この第36普通科連隊はスーダンにも派遣されています。戦後、自衛隊が海外で「殺すことも、殺されることも」なかったのは、憲法9条を国民が宝のように守ってきたからです。9条を生かす国民運動をもっと大きく。負けられません。

大阪平和委員会青年~アメ横で憲法記念日に宣伝~5月3日)

5月3日アメ村若者100人憲法アンケート

 今日は憲法記念日*!

憲法記念日に、アメ横で憲法アンケート ということで、大阪アメリカ村(三角公園付近)にて9:00~12:00前まで17人(民青や平和委員会、民商)の青年で、若者100人に対して憲法アンケート、聞き取り調査に取り組みました(下欄にアンケートと結果掲載しています)**

 沢山の人が足を止めてアンケートに真剣に答えて下さいました*^^

 対象は10代が半数近く、「憲法を変えるべきか?」については「わからない」と答える人が大多数で、「憲法9条変えるべきか?」については「変えるべきでない」が半数近く、「わからない」の意見も多く聞かれました。

 「集団的自衛権を知ってますか?」に対しては、「知らない」と答える人が圧倒的で、内容を説明すると、「戦争はしたくない」という意見が多く聞かれました。
まだまだ憲法をあまり知らない人が多く、これからもどんどん憲法アンケートや対話に取り組み、憲法をより沢山の人に知らせていきたいと考えています**

 対話、とっても楽しかったです! 一緒に取り組んだ青年のみなさん、報道陣のみなさんお疲れ様でした。


憲法アンケート回収数 112 ◆エクセルデータも用意しています◆(クリック)
  男性52人 女性57人 無記名3人 平均年齢20.31才
 10代56人、20代43人、30代7人、40代1人、無回答5人 12才~41才まで
  (5月3日:9時20分~11時40分に実施)

◆5月3日は何の日? 人数 比率
正答 34 30.36%
誤答・無回答 78 69.64%

◆憲法は変えるべきか? 人数 比率 人数 比率
1.変えるべき 20 17.86% 31 27.68%
2.どちらかといえば変えるべき 11 9.82%
3.どちらかといえば変えるべきでない 13 11.61% 20 17.86%
4.変えるべきでない 7 6.25%
5.わからない 61 54.46%    
無回答 0 0.00%    


◆9条は変えるべきか? 人数 比率 人数 比率
1.変えるべき 9 8.04% 15 13.39%
2.どちらかといえば変えるべき 6 5.36%
3.どちらかといえば変えるべきでない 12 10.71% 51 45.54%
4.変えるべきでない 39 34.82%
5.わからない 46 41.07%    
無回答 0 0.00%    


◆9条2項は変えるべきか? 人数 比率 人数 比率
1.変えるべき 19 16.96% 31 27.68%
2.どちらかといえば変えるべき 12 10.71%
3.どちらかといえば変えるべきでない 23 20.54% 56 50.00%
4.変えるべきでない 33 29.46%
5.わからない 24 21.43%    
無回答 1 0.89%    

◆集団的自衛権を知っているか? 人数 比率
知ってる 35 31.25%
知らない 71 63.39%
無回答 6 5.36%

◆憲法は変えるべきと答えた人で、9条を変えるべきかどうか聞いた 人数 比率 人数 比率
1.変えるべき 7 22.58% 10 32.26%
2.どちらかといえば変えるべき 3 9.68%
3.どちらかといえば変えるべきでない 2 6.45% 15 48.39%
4.変えるべきでない 13 41.94%
5.わからない 6 19.35% 6 19.35%
無回答 0 0.00%  

青年学生部・青年協議会総会。23人出席で学習・論議・交流(4月27日)

活況を呈した青年学生部・青年協議会総会

 4月27日(日)午前10時から青年学生部総会が20人、午後2時から青年協議会総会が23人の参加でそれぞれ開かれ、「参加できなかったことがとても悔やまれるような、とても楽しい報告がいっぱい」行われました。

 青年学生部第5回総会は次のように進められました。日本平和委員会や愛知県平和委員会などからのメッセージ紹介、5人が入会したフットサル&3・1ビキニデー報告3月定例会などこの一年間の活動の報告(パワーポイントを使って)、財政報告、10月「ミニエッグinおおさか」など向こう1年間の活動予定を含む議案提案・承認、新役員選出。

 午後の青年協議会第2回総会も午前とほぼ同様の手順で進められました。

 青年協総会には会員の辰巳孝太郎日本共産党参議院議員が出席し、30分にわたり臨場感あふれる国会報告をしました。参院国土交通委員の立場から2045年リニア新幹線品川~新大阪間開通時には大幅な人口減→利用者減で採算がとれるのか、とれなかった場合JRをつぶさないため国民の血税がその赤字補てんに使われるのではないか、東京ドーム51個分の工事土砂の処理方法は決まっているのかなどリニア新幹線の問題点をズバリ指摘しました。また日本の社会全体を若者を潰すブラック企業にしないため奮闘している様子も語りました。また会員の山本陽子元大阪府議会議員(平野区選出)も出席し挨拶をしました。

 総会資料は、この1年間の青年学生部・青年協の活動の充実ぶりを反映して写真盛りだくさんで素晴らしい内容になっています。一読したい方は大阪平和委員会まで連絡してください。

 なお、午前、午後を通して参加した京都の学生が1人入会しました。

憲法学習とネックレスづくりに「Women's CAFE」に女性つどう
(4月19日 上六教育会館)

よく学びよく遊んだ「女性カフェ」

 4月19日(土)「女性カフェ」がたかつガ-デンで開催され、参加者28人はよく学びよく遊びました。

 第1部では中里見博さん(徳島大学准教授)が「ジェンダーと自民党改憲草案」をテーマにパワーポイントを使って80分にわたり次のような要旨の講演を行いました。 今、安倍内閣は「集団的自衛権の行使は可能」という憲法解釈の変更を行おうとしているが、「解釈改憲」とは「ある憲法の条文に、それが意味しえない意味内容を与える」こと(条文が意味しうる範囲内で「解釈を変更する」こととは異なる)であり、したがってそれは法治主義の原理からしてなしえないことだ。

 ノルウェーの政治学者ヨハン・ガルトゥング氏はこの問題についてどう思うかと質問されたことに対し、「集団的自衛権は、国連憲章51条に国際法の根拠があるが、日本のコンテクストにおいては、米国への軍事協力しか念頭におかれていない。その軍事的意味は米国への軍事攻撃も日本への攻撃とみなす。例えば、『9・11』の同時多発テロも日本への攻撃とみなし、反撃しなければならなくなる。それは、日本にとっては自殺行為だ。というのは、米国は1805年以来、247回の侵略的軍事行為をしてきた。仕返しをしたい人びとは世界中にたくさんいる。9・11もそうした復讐のひとつにすぎないからだ」と答えている。 国連「女性に対する暴力撤廃宣言」(1993年)では、「女性に対する暴力」は、性に基づく暴力行為であって、公的生活で起こるか私的生活で起こるかを問わず、女性に対する身体的、性的もしくは心理的危害または苦痛(かかる行為の威嚇を含む)、強制または恣意的な自由の剥奪となる、または、なる恐れのあるものを言う、と定義されている。

 自民党改憲草案は9条を変えて「国防軍」という軍隊の創設をうたっている。歴史的に見て、軍隊は「男らしさ」に依拠した男性の暴力機構だった。「男らしさ」によって維持されてきた男性の暴力組織である軍隊は、「性暴力」によって結束が維持強化されてきた。性暴力によって支えられた暴力を税金によって養成された元兵士は、市民社会に戻ってもその暴力を行使することを抑えるのは難しい。

 ジェンダーの視点から重要なのは、軍隊という男性の「公的」暴力と性暴力という男性の「私的」暴力のこうした相互に依存し、強化し合う関係を理解することだ。 9条のおかげで戦争も徴兵もない社会で生きることができ幸せだった世代として、その責任として「9条のある平和な社会」を次の世代に受け渡したい。

 第2部では中溝千恵さん(大阪平和遺族会事務局長)の指導で1時間以上かけてみんなで自分色の「ネックレス」をつくりました。

「ジェンダーの視点で問題を見ていくことの大切がよく理解できた」「性差別の具体的データを見てびっくりした」などの感想が寄せられました。次会をお楽しみに。

米艦船が南港J岸壁に入港(4月10日)

米ミサイル巡洋艦「レイク・エリー」
大阪港入港に抗議

 4月10日(木)午前9時すぎ、米国ミサイル巡洋艦「レイク・エリー」が、大阪南港に入港しました。今回の入港目的は、「補給・親善・休養」とのことです。

 これに対して大阪平和委員会、日本共産党、大阪安保、大阪原水協など大阪の平和民主団体約20人が1時間ほど抗議行動を行いました。

4月10日米艦船入港抗議行動 同艦は、パールハーバーを母港とするタイコンデロガ級巡洋艦後期型で、対空ミサイルの連続発射と核兵器を装填できる巡航ミサイル「トマホーク」により対内陸部への攻撃も可能な巡洋艦です。

 大阪港は、大阪市自らが建設・運営に関わった都市港湾です。大阪市民が長年にわたって築いてきた財産であり、軍事的使用になじまない商業貿易港として、自治体の権限を発揮できる港です。

 1994年10月、27年ぶりに米軍艦が入港したことに大きな衝撃を受けた市民の声を受け、大阪市会は「大阪港平和利用決議」(94.11.9)を全会一致で採択し、「‥大阪港が核兵器持ち込みを拒否する世界に開かれた平和な貿易港として運営されるよう強く要望するものである」と決議しました。

 ところが、その後2013年までに13回も米軍艦の入港が相次ぎ、昨年10月26日にも米ミサイル駆逐艦カーティス・ウイルバーが大阪港に入港して、私たち市民の度重なる抗議にもかかわらず、大阪市長は入港を許可し続けてきました。

 抗議に参加した人たちは、日本政府が掲げる非核3原則を貫く立場から、大阪市が、核兵器有無の無回答のままの寄港、大阪港湾の軍事利用を許さないよう今後取り組みを続行する決意を固めて港を後にしました。

 

引き揚げ記念館視察、自衛隊基地調査と、京都知事選支援など有意義な平和ツアー開催(42人が参加。3月29日)

「舞鶴戦跡めぐりツアー」
参加者決意「戦争は二度と起こさない」

 「(引き揚げ記念館の)いろんな資料や遺品、記録を読んでいくうちに当時の状況が浮かび、二度と戦争がおこることのないように、今生きる私たちが頑張らないといけないと強く思いました」

 「(遊覧船から見る)自衛隊の船は不気味でした。浮島丸の事件も衝撃でした」
 「平和委員会は若い人が一生懸命いろいろなことを学び行動していらっしゃるのが素敵ですね」

 3月29日(土)好天のもと大阪平和委員会主催「舞鶴戦跡めぐりツアー」が行われ、こんな感想が寄せられました。舞鶴に午前10時半ごろ到着し、まず五郎ケ岳展望台から近畿百景№1の眺望を楽しみました。次に海の見えるレストランで海の幸とビールのある昼食をとったあと交流をおこないました。この交流の最後に青年学生部の2人が皆を代表して舞鶴平和委員会の名取さんに京都府知事選挙での尾崎候補の勝利を願って寄せ書きとカンパを手渡しました。

 次に、引き揚げ記念館を見学してから、チャーターした遊覧船で1時間のクルーズをしました。「ましゅう」など自衛隊の艦船が居並び基地の規模の拡大を目の当たりにして、自衛隊が海外派兵軍化している危険性を実感しました。1945年8月24日3725人の朝鮮人労働者とその家族を乗せた「浮島丸」が謎の爆沈をした現場では、鐘の音を合図にみんなで合掌、黙とうをしました。

 このツアーには小学生2人と青年学生5人を含む42人が参加しました。舞鶴では終日名取さんがツアーガイドを務め、新婦人の方2名もバスを出迎えてくれ連帯の挨拶をしてくれました。


大阪平和委員会青年学生部定例会(3月21日)

20人以上で楽しくフットサル・定例会


 おはようございます*

 大阪青年部運営のKです*!
青年学生部定例会(3月21日)
   遅くなりましたが、3月21日(金)フットサル定例会の様子を写真UPします◎◎

  20人以上で楽しくフットサルしました◎!

 その後の呑み会もほぼ全員の参加、嬉しかったです^^◎

 事ム所での3・1ビキニデーの報告に対し、「知らなかった」「もっと知りたい」などの感想がありました!

 新しい意見をきけて勉強になりました!^^

 楽しい楽しい1日でした◎◎


高校生平和サークル「たこぴー」開催(3月15日)

「たこピー」定例会で15年戦争について学習


 こんばんは、青年学生部のNです★

 3月15日(日)の高校生平和サークル「たこぴー」には高校生5名が参加(男3女2)、オブザーバーで青年学生部の2人、Yと私が初参加しました。前半は学習会で、講師の方より日清、日露、太平洋戦争について、1時間で一気にダーッと解説。要点を端的にまとめていましたが、さすがに高校生にはちんぷんかんぷんでは…と思いきや、感想交流では、「日本はやむをえずアジアの解放のために戦争をした、というのは成り立たないように思う」(高校1男)や、「こういう話を聞けて楽しかった」(たこぴー初参加高1女)など、好評。高校生たちのピュアさと鋭さに感心しました。

 そして、学習会後は、自発的に企画や予定調整の話し合いを行い、更に感心。将来に期待です。

 「たこぴー」終了後すぐに向かいのビルで開催された戦争体験者のお話を聞く集いに全員で参加しました。平和の尊さと、戦争の足音が聞こえる今の私たちが、今できることについて、それぞれ思いを確認しました。

 次回の「たこぴー」4月定例会は、新歓もかねて「大阪城戦跡めぐり」です。4月29日(火)に開催します。弁当・お茶、おやつも用意されます。参加希望者は大阪平和委員会まで連絡してください。集合場所、時間についてもご案内します。


「さよなら原発3・9関西行動」(扇町公園)

「さよなら原発」


参議院議員の辰巳コウタロウさんも参加。互いにエールを送りあいました  よいお天気に恵まれた3月9日(日)、大阪の隅々から7000人が「原発なくせ」の願いをもちより「さよなら原発3・9関西行動」(扇町公園で開催)に集いました。

 集いのなかでは、福島の被災者が「被災から3年経過しても、ふるさとを追われた家族はバラバラのまま。賠償も復旧も遅々として進んでいないからだ。それにもかかわらず、安倍首相は汚染水処理もコントロールできており復興も進んでいるとありもしないことを言い、原発再稼働、輸出をすすめようとしている。絶対に許せない」旨発言しました。参加者たちは、「被災地と被災者のことを忘れわしない」と胸に刻み、集いのあと3コースに分かれてパレードをしました。

 大阪平和委員会は、大阪新婦人などとともに西梅田コースをパレードしました。お疲れさまでした。

大阪平和委員会 青年学生部のSさん~日本原水協ビキニデー集会に参加

≪3・1ビキニデー≫感動の2日間


 2月28日(金)と3月1日(土)日本原水協ビキニデー集会に参加してきました。
 今日3月1日(土)の朝、焼津駅前から久保山愛吉さんのお墓まで大行進してきました。
 マグロ漁船・第五福竜丸被災60周年という事もあり、鳩を60羽飛ばしました。
 とても迫力ありました。



その後全体集会。
 川本司郎さん(静岡県原水爆被害者の会会長)の主催者あいさつ、安斎育郎さん(世界大会実行委員会議長団)の主催者報告。そして海外代表が今後への希望や目標などを語りました。

 二胡演奏者の鈴木裕子さんの演奏で、「さとうきび畑」、「花は咲く」、「ふるさと」をみんなで唄いました。

 そして、第五福竜丸の元乗組員の大石又七さん(マーシャル諸島に派遣中)が電話で、見崎進さんがビデオレター(風)で、池田正穂さんが壇上に上がって被災当時の想いを伝えました。
 青年学生部のメンバーの中には目に涙を浮かべている人もいました。

 その後福島県から参加された人たちの訴え、苦しみを聴きました。

 自分たちの世代が彼らの想いを受け継ぎ、伝えていかなければいけないと強く自覚しました。

 今から浜岡原発を見に行ってきます。



大阪平和委員会青年学生部

青年協議会《 2月定例会報告》


 2月23日(日)に大阪平和委員会事務所で青年学生部・青年協議会2月定例会が開催されました。以下は、運営委員Yさんによる報告です。
 お疲れさまです★定例会報告です☆参加者8名。ちと長くなりましたが、ご了承下さいませ(^_^;)


 〜会議内容〜 

【1】報告会
①平和委員会青年研修会in埼玉―2月8日(土)、9日(日)
 参加者感想→「内藤功さんの話がリアルで響いた」「各地に仲間がいる心強さを感じた」「他府県の仲間と結びつけ、交流企画が持ち上がった」etc...
②関共平和委員会主催/大阪城公園戦跡めぐり&ピース大阪見学ツアー―2月16日(日)
 参加者は12名。「大阪城に軍部があったなんて驚き」etc...

【2】3・1ビキニデー学習会
 顧問の鈴木久さんと小松大阪原水協事務局長の2人が講師役。3・1ビキニデーパンフ「2015年NPT『核兵器全面禁止へ』非核と9条輝く日本を」も使って今年の3・1ビキニデー日本原水協全国集会の意義について学習。
 3・1ビキニデー全国集会には青年学生部からは6人参加予定★2月28日(金)全体集会では6人全員壇上にあがり代表してHさんがスピーチする事が決定!!

【3】ディベート
 「橋下市長の出直し市長選は是か非か?」でディベートを行った。
 是→現在ストップしている事を民意を問うて(選挙)、改めて進めていこうというのは全う。反対派は対抗馬を擁立して選挙で勝てば良いだけの事etc...
 非→何ひとつやるメリットが無い。ただの金のムダ(6億)。来年選挙もあるし、タイミングおかしい。選挙で勝ったとしても、全ての民意を得た訳では無く、やりたい放題やって良いという訳では無いetc...

【4】今後の予定などの確認

                   〜END〜 

★会議後、作業を運営以外の2名の方にも手伝って頂き、大助かりでした(*´꒳`*)vおかげで早く終われ、飲みに行って交流もできました♪
「何事も楽しみながら、みんなで一緒にやっていく事が大切」って話が出て、ほんとそうだなぁと思いました(●'w'●)
★次回定例会は、3月22日(土)です。皆さん、気楽にご参加下さい(*゚v゚*)♪

関共平和委員会と大阪平和委員会学生部で、戦跡めぐり(2月16日・大阪城公園)

関共で大阪城戦跡めぐり、青年学生も参加


 大寒波到来で冷えこみも強烈になっていますが風邪などひかれていませんか?
安倍政権の暴走でますます平和委員会の役割も大きくなってきたと再確認しています。

 さて、今回私たち関西共同印刷所平和委員会は、2月16日(日)大阪城公園戦跡めぐり&ピースおおさか見学ツアーを行いました!!


 ピースおおさかは、色々な圧力の中でかつての日本のアジア・太平洋侵略戦争・植民地支配の責任にほおかぶりをして展示内容の変更を行おうとしています。歴史の間違った認識を正させることは勿論、歪んだ認識を植えつけようとする策動を許す訳にはいきません。
 今の展示がどのように変えられるかを確認する為にもピースおおさかをしっかり見ておくことも大事だと今回の企画をたてました。

 当日は、関共平和委員会と大阪平和委員会青年学生部計12名が、大阪平和委員会副会長・近藤正さんによる名調子のガイドで、ピースおおさかを見学した後、大阪城内の鶴彬(つるあきら)川柳碑や石垣に残る弾痕跡など戦跡をめぐりました。

 戦争体験世代の減少の中、戦争の記憶の風化が心配されています。今日の企画は、タイムリーな企画だったと思います。

 見学後は、交流会で楽しいひとときを過ごしました。


日本平和委員会主催 第11回青年研修会(埼玉)が国立女性教育会館で開催。

雪にも負けず埼玉・青年研修会


 2月8日(土)、9日(日)日本平和委員会主催第11回青年研修会(埼玉)が国立女性教育会館(ヌエック)で開かれました。大阪からは9人の青年学生が参加しました。以下はその一人の松尾さんからの速報です。


松尾です。今、青年研修会で学習中。内藤功氏、川田忠明氏の講演会。

2月8日~9日日本平和委員会の青年研修会 内藤氏は、自分の人生の歩みと、戦争に向かっていく日本の歴史を重ね合わせ、自分が、その時何をどう考え、感じたか、という話や、弁護士、国会議員としての戦後の平和運動の中で、自衛隊が憲法違反であるという到達を引き出した、などの話が印象的。

 川田氏は、戦争が止められるという確信の根拠を熱く語っておられました。戦争が第二次大戦後減少していること、軍事同盟が消えていっていること、世界中の各国の平和の枠組みなどを取り上げ、世界の人々が平和を一歩一歩作っていることをしめされていました。


「関西原水協学校」に大阪原水協、大阪平和委から多数参加(1月25日~26日)
「関西原水協学校 in 京都」に参加して

 1月25日(土)、26日(日)京都市内で開かれた2014年「関西原水協学校in京都」に参加しました。参加者は2日間で97人。大阪からは大阪原水協の岩田幸雄理事長、小松正明事務局長のほか、大阪平和委員会からも田口洋二理事長など7人が参加しました。

 交流会の中で大阪・守口市在勤の30代の男性が平和委員会に入会してくれました。

 1日目は、講義Ⅰ「2015年に向けた日本原水協の活動方針」(安井正和さん 日本原水協事務局長)、特別講義「原爆症認定問題の今とこれから」(諸富健さん 弁護士・ノーモアヒバクシャ近畿訴訟弁護団)、講義Ⅱ「原爆症認定のたたかいと原爆・原発」(郷地秀夫さん 医師・東神戸診療所所長)、2日目は講義Ⅲ「核兵器・平和をめぐる国際情勢の特徴」(緒方靖夫さん 日本共産党中央委員会副委員長)という濃密な学習内容でした。

 昨年9月に国連総会史上はじめて核軍縮問題について行われたハイレベル会合。74か国の国家元首、大使、政府代表が発言しました。核兵器国による、開催に後ろ向きな発言もありながら、会合は成功。その後、非同盟運動を代表しインドネシアの提案で、ハイレベル会合の後追い決議が採択。「国連総会のハイレベル会合で表明された核兵器完全廃絶達成の緊急かつ効果的な措置を取ることへの強い支持を強調する」などの内容を確認しました。中国、インド、パキスタン、北朝鮮も含めて137か国が賛成。核兵器廃絶に向けた世界の積極的な動きが紹介されました(講義Ⅰ)。

 “ASEAN  way”という言葉があるそうです。物事を詰めない。時間をかけることを恐れない。会議は年1000回。対話を重ねて多様な価値観を認め合いながら問題を解決していく。

 過去にはASEAN は批判されたことも。「議論ばかりしていて何もやっていない」。今、そんなことは言われなくなりました。ミャンマーはASEAN の加盟国ですが、軍事独裁政権でした。各国から「制裁せよ」との意見も。しかしASEAN は「プレイボーイも家庭を持てばいい男になる」などとのらりくらり。いま、ミャンマーは民主主義国へと舵を切り、世界から歓迎されています。「“ASEAN  way”が正しかった」と言われたエピソードの一つです。東南アジア、中南米、ラテンアメリカ、イスラム諸国がイラク戦争でのアメリカへの抵抗などをきっかけにアメリカからの自立という大きな変化を遂げている状況などが紹介されました。変化はアメリカ、中国にも出てきています。(講義Ⅲ)

 核兵器廃絶はわたしたちの手の届くところにあると改めて感じます。新自由主義の押し付け、価値観の押し付けではなく、“ASEAN  way”を活用して世界の平和地帯を広げる取り組みは、いまや世界の本流。今その最大のテーマ・世界の一致点が核兵器廃絶です。このことに自信を持って、日本でも若いひと、たくさんのひとに核兵器廃絶を一緒に実現していこうと呼びかけていきたい。大阪では100万筆署名推進委員会が立ち上げられました。署名運動を基本に、様々なアイディアでこれまで経験したことのない企画や取り組みを通じて2015年NPTへの準備を進めていきたいです。

(大阪平和委員会副会長 片方 真佐子さん)

名護市長選挙
稲嶺ススム市長再選さる

4,155票の大差をつけて勝利

 1月19日(日)投開票で行われた沖縄県名護市長選挙で稲嶺ススム市長が自民党推薦・基地容認の末松候補に対して4,155票の大差をつけて勝利しました。仲地博・沖縄大学副学長はこの選挙について「人口数万の小さな市が、国と県にこれほどの痛撃を与えた選挙は、日本の地方自治史上でもまれ」(1月20日付「沖縄タイムス」)だと評しています。

辺野古の新基地建設拒否

 相手の末松候補は、日米両政府、防衛省の全面的支援を受け「基地交付金で地域活性化の起爆剤にする」としていました。この候補者を落としたことは、名護市民が辺野古移設拒否の審判を下したことになります。新基地建設の工事のためには、港湾の整備、資材ヤードが必要となります。その許可権限は再選された稲嶺市長にあります。埋立て工事を阻止する大きな力を名護市民は自力で獲得したと言えます。

自立してススム市政への信任

 稲嶺市長は、この4年間基地がなくても街づくりができることを実証しました。何よりも市の財政を健全化し、予算と基金を増やしました。前の市政がやろうとしなかった学校の教室へのクーラーの設置やトイレの改修、公民館の建設など公共事業も推進し、その工事は市内の中小の建設業者に優先的に発注し、業者を支援してきました。この市民目線にたってススム市政が今回の選挙で信任されたのです。

大阪平和委も大支援で勝利に貢献

 大阪平和委は、この市長選挙に10名以上の選挙ボランティアを派遣して稲嶺市長再選に大きく貢献しました。1月12日(日)鈴木副理事長が6人の青年会員と共に、稲嶺ススム後援会と沖縄県安保破棄・統一連主催の出発式に臨み、その後成人式に出席する新成人に向け宣伝活動を行いました。

11月沖縄県知事選にも勝利を

 仲井真知事は、昨年末、「基地の県内移設反対」のオール沖縄の総意に背き、辺野古埋立てを承認しました。これに対し1月10日沖縄県議会は県議会史上はじめて知事に辞職を要求する決議を可決しました。この決議と今度の稲嶺市長の再選は、仲井真知事へのWパンチで大きなダメージを与えました。11月予定の知事選挙で稲嶺市長と二人三脚で頑張る県知事を当選させることが「基地のない沖縄と日本」を実現する上で次の大きな課題となりそうです。


橋本会長の新年のあいさつ
―世紀を越えて、平和をまもる決意新たに―

大阪平和委員会会長 橋本 敦

 一 許せぬ秘密保護法強行の暴挙

去る12月7日、安倍内閣は全国に大きく広まり高まる国民・各界の強い反対を無視して、秘密保護法を国会で強行可決した。
われわれ平和委員会も直ちに厳しい抗議の声明を出し、アメリカの目下の同盟者となって日本を戦争する国にしようとするこの憲法違反の悪法の廃止めざしてたたかう決意を表明した。国民の知る権利を奪って暗黒の政治をすすめ、戦争への道を固めるこの悪法をわれわれ平和委員会は断じて許せない。こうして、大きな怒りの下で新しい年を迎えることとなったが、まさにこの新年は、われわれの決意を新たに平和のたたかいを、さらにさらに大きく進めねばならない大切な年となった。
わが平和委員会は、憲法と平和をまもるこの国民的たたかいの先頭に立って、今年も力一杯奮闘しよう。

二 今に生かしたい幸徳秋水の平和への熱い思い

毎年1月になれば、私はいつも幸徳秋水への思いを熱くする。
幸徳秋水が大逆事件の無実の罪で死刑に処せられたのは、1911年(明治44年)1月24日であった。
その幸徳秋水は、1901年(明治34年)5月18日に、片山潜・安部磯雄らとともに熱烈な「軍備全廃綱領」をかかげて社会民主党を結成した。その綱領は、戦争反対と軍備廃止という平和への熱い信条を次のように宣言した。
「戦争は素より、これ野蛮の遺風にして、明に文明主義と反対す。もし軍備を拡張して一朝外国と衝突するあらんか、その結果や実に恐るべきものあり。(中略)もし不幸にして敗戦の国とならんか、その惨状もとより多言を要するまでもなし。兵は凶器なりとは古人も已にこれを言えり。今日のごとく万国その利害の関係を密にせるに当り、一朝剣戟を交え弾丸を飛ばすことあらば、その害の大なるは得て計るべからず。ここにおいて我党は軍備を縮小して漸次全滅に至らんことを期するなり。」
今から百年も前、富国強兵・軍備拡張を急ぐ天皇専制の時代に、この流れに抗してこれはなんと勇気のある平和の訴えであろうか。
ところが、やがて日露戦争に向かわんとする明治政府は、この戦争廃絶の平和綱領に激怒し、治安警察法により社会民主党を、結成したその日に解散させた。
まさに、この軍備全廃宣言発表の日が、社会民主党の最後の日であった。斯くして「恒久平和」を宣言したわが国最初の社会主義政党である社会民主党は、ただ一日の存在をも許されなかったのであった。
しかし、幸徳秋水らは、これに屈せず、平民新聞を発行し、戦争反対・平和のたたかいを断固として進めたのであった。
今、まさに厳しい激動の時代に新年を迎えるにあたり、世紀を越えて、この幸徳秋水らの平和への熱い思いをわが胸によみがえらせよう。
そして、今迎えた新しい年も、わが平和委員会は、平和という世界的正義実現のために力一杯頑張りましょう。


手料理付きの盛大な総会~西淀川平和委員会が再建~(12月12日)

秘密保護法に反撃―西淀川平和委員会再建
―黄色い入会購読申込書飛び交う―

 「秘密保護法が成立し不安と怒りでいっぱいだったが、この会で皆と一緒に撤廃を求める行動もできるので心強い」
 秘密保護法強行採決から間もない12月12日(木)夜、手料理付きの盛大な総会が開かれ西淀川平和委員会が再建を見ました(写真は下部に掲載)。

 総会では、最初に中村玉枝事務局長が総会に至る経過報告、次に上羽大阪平和委員会事務局長が「故沓脱たけこ参議院議員など平和革新勢力の強い西淀川で平和委が誕生したことは喜ばしい。大きな発展を期待している」と連帯あいさつを行いました。ついで近藤正副会長が「沓脱さんの先輩・故林善彦医師は大阪平和委の元会長。大阪平和委を先導してきた地で会が再建された意義は大きい」と述べ川柳と「西淀川平和委員会幟」を内科医の穐久英明会長に贈呈しました。

 次に、「平和を願う全ての人々と手を結んで、学習し行動する」などの申し合わせや会計報告、新役員が了承された後、穐久会長が「林医師の遺志を継いでがんばる」と挨拶しました。

 総会後は、全参加者が自己紹介をし、平和への思いを語りあいました。
この総会には大阪平和委より関西共同印刷所など5名が連帯参加し、八尾と関共がメッセージを寄せました。

 西淀川では、昨年平和委員会準備会を立ち上げ、この準備会を中心に映画「放射線を浴びた『X年後』」の上映会(4月)、この上映会で生み出された基金を使い新鮮野菜届けや代表団派遣(9月)など福島支援連帯・交流に取り組んできました。

 総会前にはプレ企画が50人以上の参加で実施されました。福島支援連帯・交流行動についてDVD上映された後、準備会の中心となってきた中村さんが岩国・日本平和大会(11月)参加報告を行いました。

 総会は、報告会とは別の会場で午後8時から行われましたが、報告会参加者の大半が合流し、総会の場では6人が加盟、7人の新聞読者が誕生しました。

 なお、総会後、中村さんは「総会には参加できなかったけれど、平和委には加わりますよ」 と何人かの青年から声をかけてもらったそうです。西淀川平和委員会の今後に目が離せません。

若林伊太郎さんと内藤義道さんを偲ぶつどい(12月7日)

―平和をめざすお2人の活躍ありありと―

 お2人の1周忌にあたる12月7日(土)、大阪平和委員会会議室でお2人のご家族を含む26人が集いました。

 まず、橋本会長が、「戦争への道『秘密保護法』が臨時国会で強行採決される中でつどいを迎えることになった。平和をめざすお2人の生前の活躍から学び、戦争への道を阻む活動にいかそう」と開会の挨拶をしました。次に小寺生野区平和委副会長が若林さん、田口八尾平和委常任理事が内藤さんとともに活動した思い出を語りました。さらに東田副理事長の音頭による献杯・会食、全員による自己紹介と続きました。その後パワーポイントを使ってお2人のありし日の姿とともに、次の言葉が紹介されました。

 若林さん「平和を語ることなしに本当の意味で政治は語れません。本当に日本の将来を憂うとすれば、平和を語ることなしにそれはできないんです。平和運動の目指すところは、国民の過半数の支持と信頼を得ることを目的としています」

 内藤さん「去年(2011年)の全国大会で日本平和委員会が『憲法を活かして平和な日本をつくる』という提起をした。私たちは憲法を活かして私たちのくらしを守る。憲法を活かして、私たちの共同の目標を実現していく。これが新しい、今の閉塞状況を打ち破っていく一番大きな力だ」

 次に、小林副会長がお2人の府議時代をしのび、近藤副会長がお2人に川柳をたむけました。次いでご家族から思い出が語られ、最後に鈴木副理事長が閉会のことばを述べました。

秘密保護法廃案にむけ、平和委員会は国民的たたかいの先頭にたって奮闘しよう。

許せぬ戦争への道・秘密保護法案は
断固廃案にしよう


大阪平和委員会会長 橋本 敦 


 一 秘密保護法案のねらい

 憲法9条の改憲をねらう安倍内閣は、その改憲に先立って、集団的自衛権は認められないとした従来の政府見解を覆してこれを認めるとともに、さらに重大な戦争への道を開く危険な悪法を制定しようとしている。
 それは、「戦争国家の司令塔づくり」と言うべき「国家安全保障会議設置法案」と、これと一体のものとして、国民の知る権利を奪う「秘密保護法案」である。
 それは、今日の対米従属の日米安保体制の下で日本がアメリカの目下の同盟軍として海外でも戦争する国となることである。
 このような戦争への道をすすめる法案をわれわれ平和委員会は断じて許すことはできない。
 この秘密保護法案は、数十万件と予想されている防衛・外交・スパイとテロ活動に関する膨大な情報や資料について、所管大臣と所轄庁の責任者が「特定秘密」と指定したものは、これの開示・取材などを一切許さないとするもので、報道の自由も国民の知る権利も奪うものである。
 われわれは、戦前「軍機保護法」などによる、まさに暗黒の政治の下で悲惨な戦争にかりたてられた痛苦の教訓の下で、国民の知る権利を重大な人権とする日本国憲法を制定したことを忘れてはならない。

二 国民の目・耳・口をふさいで「戦争する国」への道をいそぐ暴挙

 何が秘密とされるのか、それは国民には全く知らされず、所管大臣らが一方的に秘密指定すれば、特定秘密とされる。しかも、主権者たる国民を代表する国権の最高機関たる国会も秘密会でないと論議できず、しかも、その秘密会で特定秘密の内容が広く国民に明らかにされることはない。他方、外交・防衛に関する重大情報を取材しようとすれば、国会議員も、マスコミも、秘密事項を漏らしたとか、不当に開示を企て、それを煽動した罪で、最高は十年もの懲役刑に処せられる恐れがある。それはまさに、戦前の暗黒政治を再来させ、戦争する国への道であり、絶対に許せない悪法である。

三 われわれ平和委員会は断固廃案を目指して反対運動の先頭に立とう

 今、この秘密保護法の不当性が明らかになるにつれ、これに反対する国民世論も大きく前進している。
 毎日新聞の調査(11月9日、10日)でも「反対」は59%、「今の国会にこだわらず、慎重に審議すべき」は75%にもなっている。この国民の声こそ、まさに平和と憲法をまもる正論であり、この国民の声をさらに大きく高めて、一部野党の法案修正なども許さず、何としても絶対に廃案にしなければならない。それが今、平和と国民の権利をまもる差し迫った最大のたたかいである。
われわれ平和委員会は、この国民的たたかいの先頭に立って奮闘しよう。
 

平和新聞2035号大阪版(2013.11.25)より転載

青年協議会と関共平和委員会が戦争に通じる「秘密保護法」反対の合同宣伝
(梅田スカイビル前で18時から約1時間 11月29日)

「よく知らない人が多いんじゃない?」

 大阪平和委員会青年学生部・青年協議会と関共平和委員会が戦争に通じ「秘密保護法」反対の合同宣伝を実施。

 11月27日(水)、梅田スカイビル前で18時から約1時間、青年中心に12人で宣伝。華やかなクリスマスイルミネーションの中、会社帰りのサラリーマンや若い人たちなどから署名40筆が集まり、関心の高さが感じられました。署名に応じてくれた人からは「戦争みたいな雰囲気、嫌ですね」とか、「(法案について)よく知らない人が多いんじゃないですか」という声。

 梅田スカイビル内の映画館では先週から映画『ハンナ・アーレント』(ドイツ系ユダヤ人の女性哲学者。元ナチ高官の戦争責任を問う裁判を傍聴し、そのレポートが反響を呼んだ)を上映しており、その映画を「見たか?」と尋ねてきて、「秘密保護法は危険だ」と言いながら署名してくれた人もいました。 次回は12月4日(水)に18時から同じ場所で宣伝行動を予定。  

大和飛行場跡地・黒塚古墳見学&焼き芋ツアー~青年からの報告~(11月23日)

青年学生部4人を含む15人で
焼きいもツアーに参加

 今日11月23日(土)は奈良県天理市柳本に青年学生部4人を含む15人で焼きいもツアーに行ってきました♪ 

 午前中は、1944年大和海軍航空隊飛行場の建設時にあった日本軍「慰安所」と「飯場」跡地を見たあと、三角縁神獣鏡が33枚出土した黒塚古墳を見学しました*

 飯場跡は当時のままで今にも崩れそうでしたが、人が住んでいて衝撃でした。

 午後からは大和三山が見える畑でいざ焼きいも!
 みんなでアルミホイルで巻いて火にくべ、煙浴びながら焼いた芋は最高に甘くて自然のおいしいアジでした!

 よい日でした*


秘密保護法案廃案にむけ、国民的たたかいの先頭に立って奮闘しよう(11.20)

許せぬ戦争への道・秘密保護法案は
断固廃案にしよう

大阪平和委員会会長 橋本 敦

 

 一 秘密保護法案のねらい
 憲法9条の改憲をねらう安倍内閣は、その改憲に先立って、集団的自衛権は認められないとした従来の政府見解を覆してこれを認めるとともに、さらに重大な戦争への道を開く危険な悪法を制定しようとしている。
 それは、「戦争国家の司令塔づくり」と言うべき「国家安全保障会議設置法案」と、これと一体のものとして、国民の知る権利を奪う「秘密保護法案」である。
 それは、今日の対米従属の日米安保体制の下で、日本がアメリカの目下の同盟軍として海外でも戦争する国となることである。
 このような戦争への道をすすめる法案を我々平和委員会は断じて許すことはできない。
 この秘密保護法案は、数十万件と予想されている防衛・外交・スパイとテロ活動に関する膨大な情報や資料について、所管大臣と所轄庁の責任者が「特定秘密」と指定したものは、これの開示・取材などを一切許さないとするもので、報道の自由も国民の知る権利も奪うものである。
 われわれは、戦前「軍機保護法」などによる、まさに暗黒の政治の下で悲惨な戦争にかりたてられた痛苦の教訓の下で、国民の知る権利を重大な人権とする日本国憲法を制定したことを忘れてはならない。

二 国民の目・耳・口をふさいで「戦争する国」への道をいそぐ暴挙
何が秘密とされるのか、それは国民には全く知らされず、所管大臣らが一方的に秘密指定すれば、特定秘密とされる。しかも、主権者たる国民を代表する国権の最高機関たる国会も秘密会でないと論議できず、しかも、その秘密会で特定秘密の内容が広く国民に明らかにされることはない。他方、外交・防衛に関する重大情報を取材しようとすれば、国会議員も、マスコミも、秘密事項を漏らしたとか、不当に開示を企て、それを煽動した罪で、最高は十年もの懲役刑に処せられる恐れがある。それはまさに、戦前の暗黒政治を再来させ、戦争する国への道であり、絶対に許せない悪法である。

三 われわれ平和委員会は断固廃案を目指して反対運動の先頭に立とう
 今、この秘密保護法の不当性が明らかになるにつれ、これに反対する国民世論も大きく前進している。
 毎日新聞の調査(11月9日、10日)でも「反対」は59%、「今の国会にこだわらず、慎重に審議すべき」は七五%にもなっている。この国民の声こそ、まさに平和と憲法をまもる正論であり、この国民の声をさらに大きく高めて、一部野党の法案修正なども許さず、何としても絶対に廃案にしなければならない。それが今、平和と国民の権利をまもる差し迫った最大のたたかいである。

 われわれ平和委員会は、この国民的たたかいの先頭に立って奮闘しよう。


「日本平和大会in岩国」参加報告①(11月16日)

青年学生集会が全国各地の青年100人の参加のもと開催される

 

 11月16日(土)大会2日目夜。ピースシャウトという青年学生集会が全国各地の青年100人の参加のもとに行われました。なお、大阪からは5人参加。

 最初に岩国市内の小学校女性教員が岩国基地の実態について話しはじめると、米軍機の飛行音―耳をつんざく「キーン」「ゴー」という金属音と重低音―が会場に流されました。彼女の声はまったく聞こえなくなってしまいました。「これが、私が毎日通う学校で生徒たちと聞いている騒音です」。

 次は沖縄県名護市からの報告。名護の青年男性はオスプレイの低空飛行と基地の実態を話してくれました。「家のすぐ上を米軍機が通過していくのが私たちの日常。『安保をなくせ』の世論は7割を超えている。基地はどこに移しても被害は変わらない。基地撤去しかない」。

 引き続いて愛知からの報告。2人の女性は、毎月「○○カフェ」という例会を開いて平和を求める青年の不安や想いを持ち寄って語り合い、街頭でのアンケート宣伝などの行動を広げていると報告しました。大阪に負けずに「頑張っているな」と心強く感じました。今月30日(土)からこの愛知県と大阪平和委員会青年学生部が三重県もくもくクファームで合同合宿を行います。そこでも彼女たちの報告を聞くことができ交流できるので楽しみです。

 続いてグループに分かれて「基地・安保・戦争をなくすにはどうしたらよいか?」についてトークが行われました。「知る、伝える、知らせる」にはどんな工夫が必要か、「憲法9条を輸出する」、「信用できる国会議員を通す必要がある」などの意見が相次ぎました。

 グループトークについての全体交流を終えた後、「手のひらを太陽に」と「アンパンマンマーチ」を全員で大声を出して歌って閉会を迎えました。

第37回福祉まつり(城東区の関目学園とその周辺で開催される 11月10日)

平和について楽しく考える「ひろば」が出現

 11月10日(日)、第37回福祉まつりが城東区の関目学園とその周辺で実施され、その一環として「原発ゼロをめざして『平和のひろば』―今こそ核兵器をなくし平和憲法を守ろう」―がなかよしすみれ保育園を会場に開催されました。

 この「平和のひろば」の担当は関目学園平和委員会や地域などでつくる実行委員会。「ひろば」には子どもたちにもわかるようにとやさしい説明を加えた「憲法…今、人権は?生活は?」「これでも原発を動かし続けるのか?」「原発と核兵器」などの展示パネルが所狭しと並んでいました。さらに日本被団協製作の原爆パネルも展示されていました。

 遊びのコーナーも設けられ、子どもたちは憲法パズルや平和短冊に打ち興じ、平和絵本の部屋では「はだしのゲン」などを読みふけっていました。

 関目学園平和委員会の小倉さんは「6月から月一回ペースで打ち合わせを重ねて展示パネルやパンフの構想を練ってきて、今日にいたった」と説明してくれました。

 少し雨が降り天気にはさほど恵まれませんでしたが、すみれ保育園には平和について楽しく考えるユートピアが出現していました。

関西共同印刷所平和委員会の第2回総会開催(10月22日)

関共平和委員会の総会報告
報告:飯田正樹 会長 

 

 10月22日(火)の18時15分から関西共同印刷所平和委員会の第2回総会を開きました。開始時間になっても4人ぐらいしか集まらず、ヒヤヒヤしましたが、終わりには、若者も集まり13人(近藤さん含めて)が参加。

 第1部は近藤正・大阪平和委員会副会長に「憲法と平和委員会」というテーマで講演をしていただきました。

 第2部は軽食をとりながら、総会をおこないました。最初に、総会に寄せられた大阪平和委員会、関共労働組合、関共印刷所からのメッセージを読み上げました。

 そして1年間の活動、会員拡大、財政報告がおこなわれ、それをうけて、全員が今日の学習会の感想、この1年間の活動、平和について語りあいました。

 「小6の息子が戦争で徴兵されたら、イヤやから平和の活動をしていきたい」
 「首相や橋下市長など改憲派を止めるために活動したい」
 「会員が例会に来てくれるように、日時や内容・学習・ディベートなど工夫をしていきたい」
 などの発言がありました。

その後、現在と同じ役員体制を拍手で承認。今後の活動として、日本平和大会にむけて、参加者をつのり、会員拡大を進めようと提起しました。

 私の感想は、参加を予定していた会員が、急に仕事が入ったため参加できなくなるなど、参加者が少なかったですが、総会ができて良かったです。いつもは忙しくなかなか参加できなかった会員も来てくれて、嬉しかったです。

 今後は例会を楽しく、学習を力に、会員も増やしていきたいです。


米駆逐艦カーティスウィルバーが大阪港に入港 (10月26日)

米艦船が大阪港入港~緊急抗議行動を展開

 10月26日(土)米駆逐艦カーティスウィルバーが大阪港に入港しました。
大阪平和委員会など多数の団体は、大阪南港J埠頭にかけつけ接岸中のカーティスウィルバーに対し日本語と英語の両方で「今すぐ港から出ていけ」とシュプレヒコールを唱えました。

 10月22日(火)大阪平和委員会など4団体は、大阪市港湾局を通して橋下大阪市長に対し、大阪港の軍事利用を許さず、全会一致の「1994年大阪市会決議」を尊重し、入港許可を与えないことを求めていました。

 カーティスウィルバーは横須賀港を母港とする米国第7艦隊所属の艦船。2001年10月1日に、新たな配備のため横須賀を出航し、キティホーク打撃群に配属され、ペルシャ湾での「不朽の自由作戦」に従事しました。この作戦ではアフガニスタンの罪なき民衆が多数死傷しています。

ピースおおさか要請行動&大阪城平和散歩(10月19日)

―大阪と奈良25名で戦跡めぐり―

  10月19日(土)曇天のなか大阪と奈良平和委員会共催で森田敏彦さんのガイドで「平和散歩」が行われました。参加者は大阪17名(うち青年学生部2名)、奈良8名計25名。JR森ノ宮駅で弁当と柿二つを各自受け取り出発。森之宮神社の狛犬と鳥居を見学した後ピースおおさかに到着し館内を見学しました。一方、両平和委員会の事務局長と大阪原水協事務局長ら4名は「ピースおおさか」の展示リニューアルにあたっての両委員会名の要望書を笠脇ピースおおさか事務局長に提出し、「ピースおおさかの設置理念」を守り、かつてのアジア・太平洋戦争について加害と被害の両面を伝える展示リニューアルにしてほしいと強く要請しました。退館後は、「手と足をもいで丸太にしてかへし」の川柳で有名な鶴彬の碑を大阪平和委員会の近藤副会長のガイドで見学してから、お弁当と柿を味わいました。午後は再び森田さんから詳しい説明をしてもらいながら大阪城内の戦跡(地下壕・旧第4師団司令部・空襲被弾跡・中国から略奪してきた狛犬など)を見て回り散歩を終えました。

 「大阪城には何回も来ているが、こんなにたくさんの戦跡があるとは知らなかった。詳しい説明を聞くことができ、大阪城についての見方が変わった」

 「大阪がなぜ軍都と呼ばれていたかが、森田さんの案内と説明でようやくわかった」

 「鶴彬の碑が誕生するまでの近藤さんの苦労話はおもしろかった」

 なお、「奈良民報」の案内記事を見て大阪平和委員会に参加申し込みをしてきた奈良の男性1名が、散歩中に河戸事務局長の呼びかけに応じ奈良平和委員会に加盟してくれました。