沖縄支援連帯行動相次ぐ
3・1ビキニデー全国集会 (2月28日~3月1日)
地域で多彩な催し、活動くりひろげる
今月の言葉―「憲法の初心に」
新会員の抱負・あいさつ
◆「9条の会おおさか」講演会ひらかれる(11月21日)~大江健三郎さんの心震える講演
◆沖縄知事選挙(11月16日投開票)で、翁長雄志さんが大勝利
◆集団的自衛権の行使の「閣議決定」後に、自衛隊の広報宣伝活動が活発化
◆大阪若者憲法集会&デモ行進に100人つどう(10月26日)
◆平野平和委員会結成総会開かれる(10月23日)
◆今期になって、またまた新たな顔ぶれー2名も含めた学生青年定例会(10月19日)
◆「国民の声を聞かない安倍内閣は退陣せよ!」と御堂筋国会開会日パレード(9月29日)
◆《大阪平和委員会》秋の学習会 in 吹田=吹田に平和委員会をつくるプレ企画(9月26日)
◆平吉と和子の沖縄の米軍基地をめぐる平和問答
◆「核兵器全面禁止のアピール」署名宣伝行動に参加(8月19日)
◆青年学生部定例会は、原水爆禁止世界大会(大阪から8人の青年が参加)の報告会(8月17日)
◆「行動する楽しさとパワーをたくさんもらった」2014年広島大会(8月5日)
◆原水爆禁止世界大会2日目「青年のひろば」分科会報告(8月5日)
◆原水爆禁止世界大会報告「青年の集いと文化の夕べ」(レポート8月4日)
◆原水禁大会に向けた、関共平和委員会学習開催の報告(7月16日)
◆府下各地で平和のための「戦争展」が開催されています
◆青年協議長の定例会の報告を流します
(7月19日)
◆イスラエルの無差別的攻撃に抗議し、即時中止を求める(7月17日)
◆青年協のメンバーで和歌山でキャンプ(7月12日~7月13日)―岩本レポ
◆国民平和大行進府内行進に積極的に参加(6月30日~7月7日)
◆7・6「平和主義が危ない!秘密保護法廃止!!」扇町公園大集会―山本レポ
◆青年学生部・青年協議会が「閣議決定」撤回を求める要請書提出(7月1日)
◆閣議決定(自民党と公明党と政府)に対する抗議文を送付しました(7月2日)
◆2013.10月~2014月6月INDEXアーカイブ(活動報告・資料)
◆2012.7月~2013月10月INDEXアーカイブ(活動報告・資料)
衆議院解散の11月21日(金)夜、ノーベル文学賞作家大江健三郎さんの講演会(「9条の会おおさか」主催)が大阪市中央区内で開催されました。
大江さんは、「戦争中は、天皇のために命を捨てる教育が行われたが、戦後、新しい憲法と教育基本法ができ戦争のための教育から子どもを育てるための教育に変わった」「憲法を壊す動きがあるが、若い人たち、次の人たちのために、踏みとどまらせなければならない」と述べました。
憲法学者の樋口陽一さん、作家の井上ひさしさんとの交友エピソードも披露しながらの、心が震える講演でした。会場は1200人の超満員でした。
なお、片方真佐子大阪平和委員会副会長がこの講演会の司会を務めました。
11月16日(日)投票の沖縄県知事選で翁長雄志氏が得票率50%以上を取り圧勝しました。また、那覇市長選で城間幹子氏が新基地建設推進派の候補を大差で破り当選、県議補欠選挙でも那覇市で比嘉みずき氏が、名護市区でも具志堅徹氏が翁長知事与党として当選しました。
今回の歴史的勝利は、権力と金力を動員して自民党国会議員と自民県連、仲井真知事らを屈服させ、「建白書」に示された「オール沖縄」の団結をこわそうとしてきた安倍政権の卑劣な攻撃に対する県民の怒りの倍返しです。
今回の選挙は、保守・革新の垣根を越えて団結すれば、どんな汚い攻撃(写真)にも屈しない大きな力が発揮できることを私たちに教えてくれました。
大阪平和委からは20人以上が現地支援に入りました。地域組織の旭区、生野区、西淀川、八尾市、堺市は名護市で、また職場組織(歯科保険医協会、関西共同印刷所)と青年学生部は、那覇市で支援を行いました。
安倍内閣が、国民の反対をよそに7月1日今の憲法のもとでも集団的自衛権の行使ができるとの「閣議決定」を出してから、自衛隊の広報宣伝活動が活発化してきています。
「閣議決定」直後、自衛隊は府下の18歳の高校生にいっせいに隊員募集案内はがきを出しました。11月1日には真田山公園で開かれた真田幸村博に「災害復旧に向けた自衛隊の支援活動」の紹介と称して「幟を立てた特殊車両」が展示され、その隣で子ども連れの市民が隊員と記念写真をとる姿がありました。11月5日~7日には大東市役所職場体験が自衛隊伊丹駐屯地で実施され、市職員は格闘訓練やロープ訓練の体験をすることが明らかとなっています。11月16日には自衛隊八尾駐屯地が一般開放行事「エアーフェスタ60-52」を実施し、中学生以上の市民20名に大型ヘリ地上滑走搭乗などをさせようとしています。
こうしたことの背景には、海外で戦争する自衛隊員の確保という大きな事情があるのはもちろんですが、「任務拡大の一方で、自衛官は増えていません。現場の負担が増しているのでは」(「毎日新聞」11月5日付)という現在の自衛隊の台所事情もあるようです。
なお、真田幸村博への自衛隊出展については天王寺平和委員会が10月17日に天王寺区役所に対し、大東市職員の自衛隊職場体験については同市職員労働組合などが10月28日に大東市役所に対し「中止するように」との申し入れを行いました。
10月26日(日)「大阪若者憲法集会」が大阪市西区で開催され、高校生を含む100人の参加で成功しました。この集会は、大阪平和委員会青年学生部・青年協議会が民主青年同盟大阪府委員会と実行委員会をつくって準備・運営したものでした。
最初に西川大史弁護士が「憲法を社会に生かそう!!」と題して講演し、「国家権力が憲法を守らない現実だからこそ国家権力に憲法を守らせるための運動が必要」だと強調しました。次いでゲストの高遠菜穂子さんが、日本が平和憲法を捨てて集団的自衛権行使国になればイラク人道・医療支援活動がさらに困難な状況に追い込まれることなどを写真を使ってリアルに説明しました。
この後青年たちはグループに分かれて感想を出し合った後、デモ行進をし沿道に向かって「憲法を守ろう」と呼びかけました。
10月23日(木)夜、平野区内で青年2人を含む15人の参加で平野平和委員会結成総会が開かれました。
一部では上羽大阪平和委員会事務局長を講師にして沖縄県知事選勝利で支持率が低下している安倍内閣打倒にさらに拍車をかける意義について学びました。
総会では新代表に選ばれた小豆島さんが平野平和委員会を結成するに至った経過を報告し、「小さく生んで大きく育てる」と仲間を増やす決意を述べました。次いで新事務局長に選ばれた森本さんが「戦争か平和かが鋭く問われているいま、20万人の大阪市行政区平野に平和委員会をつくらなくてどうするかという思いだった」と述べた上で方針提案を行いました。
最後に参加者全員が自己紹介をした後、近藤大阪平和委員会理事長が「平野平和委員会」結成への祝辞を述べ、幟を代表と事務局長に贈呈しました。
なお、この平野平和委員会を核にして11月16日(日)14時から長原会館で「政府は憲法9条守ってや」平野区平和共同決起集会が開催され、その後パレードが行われる運びです。
今期になってまたまた新たな顔ぶれ2名も含めた計8名での定例会になりました。内一人は大学生。いやはや嬉しいことでございます。
今回の定例会の見所といえば、なんといっても大前治弁護士の学習会。今週末に控えた「大阪版若者憲法集会」に向けての憲法学習会となりました。憲法とはどういう質のものか。それに絡めて、人権とはなにか、憲法は民主主義とどう向き合うべきか、等のお話をしてくださいました。また、戦時の帝国憲法、さらに戦争体験談のなかですらあまり話題にはならない「防空法」のお話も聞くことができました。
そのあとの感想交流、自由討論では、大前先生が多角的なお話をしてくださったこともあり、憲法はもちろん、少々学習会の内容とは直接的には逸脱した内容について、活発な議論が繰り広げられました。
今回企画を学習会の1本に絞ったこともあってか、「感想を一言ずつ」という尺を気にした段取りくさいものではなかったのが印象的です。
そのあとは、今週末に控えた若者憲法集会のお話。東京で今夏行われたそれの映像を見つつ、大阪でも是非盛り上がろうというところで閉会。
なにはともあれ、くどいようですが、今週末26日の日曜日にある大阪版若者憲法集会に皆様もお集まりいただきまして、たのしく盛り上がれたらなあと思う次第でございます。
臨時国会開会日の9月29日、大阪憲法会議など御堂筋パレード実行委員会主催の「安倍政権は退陣せよ!怒りのパレード」が200人の参加で行なわれました。パレードに先立つ集会では大阪平和委員会青年学生部役員の山本さんがアピールを読み上げました。
安倍内閣は「地方創生」「女性活躍」など目玉政策で臨時国会を乗り切り、7月1日憲法上許されない集団的自衛権行使を容認する「閣議決定」で急落した支持率回復をはかり、年明けから“米軍支援(が)世界で可能に”なる(「毎日10月1日」)「日米ガイドライン」の再改定など「戦争する国」づくりを本格化させようとしています。
この日の集会&パレードは、国会と国民を無視した安倍政権の強権政治への怒りの声を大きくしていく上で有意義なものとなりました。
9月26日(金)夜、吹田に平和委員会をつくるプレ企画として吹田市内で「秋の学習会」が会場いっぱい30人超の参加で開かれました。
第1部 では高作正博関西大学法学部教授が、安倍内閣が憲法上では許されない集団的自衛権の行使を容認するために用いている数々の禁じ手とロジックを明快に批判しました。
第2部 では最初に、吹田市在住の橋本敦大阪平和委員会名誉会長が「集団的自衛権容認の閣議決定は、憲法違反であるばかりか、『自衛隊の海外派遣を禁止する国会決議』(1954年)にも反する」と厳しく批判しました。さらに「黒田知事もかつて居住し、革新平和勢力の強いここ吹田にぜひ平和委員会をつくりましょう」と呼びかけました。
次に片方副会長と上羽事務局長が「平和委員会とはどんなところか」「吹田に平和委員会ができたらどんなことができるか」などについて対話形式(漫才?)で説明しました。
続いて青年学生部の3人が、毎月15人ほど青年が出席して原水爆禁止世界大会参加報告などをテーマとした定例会を開催していることや11月沖縄県知事選挙支援に行く計画などについて報告しました。
最後に地元から平和委員会をつくる決意が表明されました。なお、「吹田平和委員会の結成が待ち遠しい」と会員1人と新聞読者2人の仲間が増えました。
平吉:7日の名護市議選で辺野古新基地建設反対を貫く稲嶺市長を支える与党が過半数を超える14議席を獲得し勝利した。
和子:東村でも米軍ヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)反対運動の先頭に立つ伊佐真次さんが当選したわね。
平吉:名護市議選には大阪安保から4人が選挙ボランティアに駆けつけた。僕が所属する大阪平和委員会の上羽事務局長もその一人。最終盤の4日に名護市入りし、5日と6日には酷暑に耐えながら他の2人とともに東海岸の地域(二見、天仁屋など)に行きビラ配布などで稲嶺市長派候補への支持を訴えたそうだ。
和子:大阪平和委員会も辺野古反対派の勝利に貢献したのね。
平吉:上羽事務局長は5日の午後4時に米軍キャンプシュワブのゲート前にも行き、新基地建設のための海底ボーリング(掘削)調査強行への抗議行動にも参加したよ。
和子:大阪平和委員会の活動はたのもしくて多面的ね。
平吉:11月の沖縄県知事選は新基地建設を許さない知事を誕生させるチャンスだ。そのため僕も沖縄へ支援にいくつもりだ。
和子:私も時間をあけていっしょに行くわ。
大阪百万筆署名推進委員会は8月19日(火)夕、JR天王寺駅東口で「核兵器全面禁止のアピール」署名宣伝行動に取り組みました。この行動には推進委員会を構成する団体から13名が参加し、1時間の間に49筆の署名が寄せられました。
青年学生部の役員2人もマイクを握り、ひとりは「私は大阪平和委員会の代表として来年のNPT(核不拡散条約)再検討会議ニューヨーク行動に参加します。沢山の署名を届けたいので署名へのご協力をお願いします」、もうひとりは「みんなが笑顔でこうして暮らしていけるのも平和のおかげです。核兵器や戦争に回すお金があったら社会福祉や医療、教育に回しましょう」と呼びかました。若いふたりの訴えもあり、多くの青年が署名に協力してくれました。
おはようございます。青年学生部・学生協運営委員の笹川です。8月17日(日) 午後大阪平和員会事務所で定例会を実施しました。参加人数は16人で、最年少は15歳の女子高生でした。
今回の定例会は、8月4日(月)~6日に広島で開かれた原水爆禁止世界大会(大阪から8人の青年が参加)の報告会をしました。
高校生も原水爆禁止世界大会に参加したので、報告してもらいました。男子高校生は、平和記念資料館の展示を見て「怖かった」と述べました。素直な表現だなと思いました。女子高校生は「戦争で好きな人が死ぬのは絶対いや。だから反対。右翼的な安倍と橋下は嫌い」と言います。核兵器廃絶に向けて署名を頑張るとも話していました。
今回の定例会は、高校生や久しぶりに来てくれた人で盛り上がりました。
次の定例会は9月20日(土)です。みなさんも、気軽に遊びにきてください。
被爆69年、今年の世界大会・広島は46年ぶりの雨の3日間の中、全国7000名、海外代表18カ国74名の参加で開かれました。天王寺からは私だけでしたが、昨年の長崎大会に次ぐ参加で、行動する楽しさとパワーをたくさんもらってきました。
被爆者の平均年齢が79歳、残された時間はそう長くはない、今年が最後になるかも…といいながらも、命のある限り…と話してくださる被爆体験には「人間として、悔いなく生きる」力強さと輝くパワーを感じました。そしてまた、「碑めぐりの」ガイドの被爆二世の活躍も目立ちました。
1日目は開会総会で海外代表のあいさつ、各県の取り組み報告のあと大阪のオレンジ一色のピースチャレンジャーの登場は一気に会場を沸かせ、署名の大切さを訴えました。
2日目の分科会には、「碑めぐりと被爆体験」に、そして夕方は「日本平和委員会交流会」(120名)、夜は「女性のつどい」(1000名)に参加しました。
3日目の8月6日はドシャブリの中、大阪平和委員会の仲間と原爆ドームで記念写真。その後急いで原爆病院に移り、病院内で開かれた慰霊祭に参加。大阪赤十字病院の職員・家族に折ってもらった「おり鶴」と献花、黙とう。被爆当時の病院の状況や入院していた被爆者の状態などを聞くことができました。
その後閉会総会に参加。待望のアンゲラ・ケインさん(国連軍縮問題担当上級代表)に会うことができました。「核兵器のない平和で公正な社会を達成するまで努力しよう」と呼びかけられ、会場から歓声と拍手が沸き起こりました。
青年学生部の中村です。世界大会2日目、分科会「青年のひろば―被爆者訪問、学習・交流」に参加したので簡単に報告します。
私たちは西純子さんのお話を聞きました。西さんは2歳で被爆されたということで、当時35歳だった西さんのお母さんの証言をもとに話されました。
西さんは原爆ドームから1.2キロのところで被爆されました。数日後に40度の熱がでて、口の中も化膿して水も飲めないという状況で、医師からは「お気の毒ですがダメです」と言われたそうです。医師もいず頼れる人が誰もいない中で、絶対諦めないというお母さんの思いで、漢方薬を飲んだり、お灸をすえたりして徐々によくなっていったそうです。
その後は、被爆者であることを常に意識し、お見合いは絶対にしないと決めいたし、自分の子どもや孫が生まれるときはとても心配だったといった思いや体験をお話ししていただきました。
西さんにはお兄さんもおられ、学徒動員先で被爆されました。お兄さんは亡くなる時「ここで死ぬのは残念だ。ぼくをもう一度生んでくれ」とお母さんに話し亡くなったというお話しもしていただきました。
西さんのお母さんは101歳の時に心筋梗塞で亡くなられました。ホームページからお母さんの体験を読むことができます。
http://cgi2.nhk.or.jp/no-more-hibakusha/tegami.cgi?letter=2009236
西さんの証言の後、2日目を終えての感想などを中心に交流しました。
「ここへくると核兵器廃絶を早くしなあかんなと気が引き締まるけど、年一回そう思うだけではあかんな~」
「札幌では集団的自衛権やそれ以外のデモなど頻繁に行っていて、徐々に周りの人も暖かくみてもらえるようになってきた」
など反省の表明や地域での取り組み報告などがありました。その他にも「この運動に対
する思い、エネルギーはどこから来るのか」「戦争で死ぬことに意味はあるの」などそれぞれが地域などで議論していることなどをテーマにして話しあいました。
こんばんは、青年学生部の中村です。
現在、広島での原水爆禁止2014世界大会の関連行事のひとつ、“リングリンクゼロ”(「青年の集いと文化の夕べ」)の真っ最中です。加藤和也さんや岡大介さんの音楽で、会場は大いに盛り上がっています。
被爆者の証言として岩佐幹三さんのお話をお聞きしました。
「今も広島、長崎よりもはるかに威力がある原爆が一万以上ある。冗談じゃない」
「みなさんには生きて欲しい。死んで欲しくない。そのためにも教訓を学んで欲しい」
「2020年までは絶対生きる」
「今の若い人たちには想像力をはたらかせて原爆や平和について考えてほしい」
など、心に残るお話を聞くことがきました。
7月16日に関共平和委員会は、冨田宏治さん(関西学院大学教授、原水爆禁止世界大会起草委員長)を講師に招き学習会を開催しました。社内の会員や青年学生部、北区労連の方々など24人が参加しました。会社や労働組合、平和委員会などで構成する社内共闘会議も学習会を後援しました。
はじめに会長があいさつをしました。
次に、関西共同印刷が作った、原爆投下の様子を再現し、被爆の実相や戦争の悲惨さを知らせるDVDを11分間、スクリーンで見ました。これは5・17「なくそう核兵器府民の集い」のためにつくられたものです。
冨田宏治さんはパワーポイントを使って、「核兵器のない平和で公正な世界のために――2014年世界大会in広島、2015年NPTへ」と題して講演をしました。
―学習会の感想―
「谷口さんの被ばくの写真はよく見ますが、今もあの背中は皮膚が戻っていない、薄皮だけがはっている。痛くて椅子にもたれられないと聞いて、やはり被曝者を作らない世界にしたいと思いました」
「被爆者の山口さんが国連軍縮特別総会で発言した時は人が少なかったが、2010年は多くの人がいたと聞いて、運動が世界を動かしていると実感しました」
学習会の最後に、岩本 大阪平和委青年協議長から去年の世界大会の感想や来年のNPT再検討会議への思いなどが語られました。終了後、参加者からNPT再検討会議NY行動代表派遣に向けたカンパをいただきました。
社内共闘は7月22~24日に核兵器廃絶署名宣伝を行いました。この署名宣伝は毎年おこなっています。22日は3人-3筆、23日は11人-14筆、24日は9人-6筆
安倍自公政権が集団的自衛権行使容認の閣議決定をしました。被曝70年の来年、NPT再検討会議ニューヨーク行動がおこなわれます。今年から来年にかけて、非核平和運動の真価が問われることになります。
安倍内閣による「戦争する国」づくりを許さず、核兵器のない世界を早期に実現するためにも、みなさんの地域・職場・団体でも学習をしていきましょう。
「戦争する国」づくりへの暴走を許さないと参加者決意
安倍政権は7月1日、日本を再び「戦争する国」に貶める集団的自衛権行使を容認する閣議決定を行いました。
こうした中、かつて日本が行ったアジア太平洋戦争の実態について一人でも多くの人に触れてもらい、「戦争する国」づくりに抗する草の根の力を大きくする趣旨で、府下各地で戦争展が開催されました。
現在、西淀川では戦争展が開催中です。
◆堺戦争展 7月19日(土)、20日(日) サンスクエア堺 |
小学生向けなど多彩な展示やバイオリンコンサートが行われました。 |
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◆天王寺戦争展 7月26日(土)、27日(土) 寺田町公園集会所 |
アニメ「火の海おおさか」と映画「第五福竜丸」の上映、写真パネル「大阪大空襲と市民生活」「ヒロシマ・ナガサキ」展示や「集団的自衛権」についての討論など多彩なイベントが75人の参加で催されました。 |
◆東大阪戦争展 7月26日(土)、27日(日) 市民会館 |
市民会館の1階と3、4階を使って大規模に実施されました。DVD「放射能を浴びたX年後」の上映や日本被団協作成のパネル展、大阪空襲のパネル展、戦時生活を偲ばせる進軍ラッパ、軍帽、軍服などの展示…。平和委員会や新婦人など各団体が会合を重ねて時間をかけて準備した、充実した見ごたえのある内容でした。こども向けの昔の玩具コーナーもあり、若い親子の参加にも配慮されていました。 |
◆西淀川原爆パネル展開催中~8月中旬頃まで のざと診療所1階 |
ラミネートタイプの原爆パネル一式が展示されています |
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◆八尾 8月2日(土)3日(日) 八尾プリズムホール |
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◆関目学園 8月3日(日)午前 | 「歩く原爆パネル展」 |
◆旭区 8月9日 (土) 10日(日) 区民センター大ホール |
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◆生野 8月23日 (土) 生野区民センター 上映時間 10:30 14:00 18:00 |
映画『放射能を浴びた「X年後」』上映 |
昨日(7/19)の定例会の報告を流します。
昨日はまずこの間の報告会。
デモや、若者憲法集会、はたまたキャンプと、大きな行事からレク企画と盛り沢山でした。
僕も行ってないイベントもあったので、雰囲気だけでも掴めてよかったです。何気に凄いと思ったのは、どれをとっても「かなり」盛り上がったイベントだったということ。少しずつ若者がこうした活動を盛り上げつつあるのかな。
その後、2010年の広島大会から原水爆禁止世界大会に行き続けている中村氏の学習会。
世界大会の歴史から中村氏の個人的な思いまで様々語っていただきました。
印象に残っているのは、「世界大会に行く大きな理由の一つは、やはり現地で少人数対象に被ばく者の方の話を聞く機会があるから(分科会)」という話と、「一昨年は一人での参加だったが、昨年は多くの青年と行けて楽しかった」という話。
また皆で行けたらいいなあ。
その後、昨年の大会のスライドショーを眺めながら、今まで大会に行ったことのある人を皮切りに交流。
画像スライドショーを改めて見て、もう昨年の話なんですね。少し歳取ったなあ。
いろんないい話聞けましたね。
今回は特別ゲスト、国民平和大行進海外代表のニーニョ(ミンダナオ民族平和運動)さんにもお越しいただきました!
大阪原水協事務局長の小松さんの通訳のご協力のもと、ご参加いただけました。
そして、昨日は、十数人中4人が英語を話す(話せる)中、英会話が飛び交う国際的(?)な定例会に。
ニーニョさんによる『Imagine / John Lennon』の弾き語り披露にて幕を閉じました。
来週には、世界大会に向けて核廃絶の署名行動がありますね。
様々な団体の共闘のもと22日23日24日と3日間に渡りあります。
一応平和委員会担当は22日ですが、いけるところでの皆さんのご参加お待ちしております。
抗議・要請文を送付しました。ワード文書または、PDFファイルで内容をダウンロードできます。
この12、13日の土日で青年協のメンバーで和歌山までキャンプしにいきました。
宿がなかなかとれない状況で救いの手を差し伸べてくださったのが、かつて大阪平和委員会や大阪安保等、大阪の多くの活動団体と広く深いつながりを持たれる松田さん。松田さんの所有する海の見えるログハウスをお借りしてキャンプしました。
ロッジに着き中に入ると、
そこはゴキブリの巣窟。しばらく使ってなかったそうです。途中蜂の巣がみつかり中から蜂がうねうねと出てくるパプニングも。岩礁海岸に出て見れば海が軽く荒れ波が高い。
とんだサバイバルで“キャンプ感”が必要以上に出ていましたが、住めば都。
皆で虫の駆除をしたり、掃除したり、食事の用意をしているうちに、居心地が良くなってきました。
ログハウスの前にはBBQをできる場所もあり、BBQも勿論決行。黙々と肉を焼いては食うという新しい形のBBQができました。
2日目には海の潮もだいぶと引き岩礁でわいわいできました。
久々に花火もできたし。
よしよし。ただ疲れました。
最初の掃除やBBQの準備、一日目の晩には朝方5時までひたすら胃にビールを流し込むという苦行にも耐え、へとへとになりました。汗だく。銭湯をここまで欲したのは久々でした。
ただなんだかんだ楽しかったし、僕個人としてはインドアなのでいい経験になりました。
また今後とも隙あらば、そして気が向けば、こんな企画をしたいと思ってます。また声かけさせていただきます。その際はぜひ気軽な気持ちでご参加ください。
来週19日(土)は定例会。こちらへもぜひご参加を!
6月30日(月)から7月7日(月)まで核兵器の廃絶を求めて国民平和大行進が大阪府下各地で実施されました。安倍政権による集団的自衛権容認の閣議決定の前後ということもあり、どのコースも参加者が多いのが今年の特徴でした。
大阪平和委員会事務局は初日の柏原市~八尾と5日目の天王寺公園~大阪城教育塔のコースを「大阪平和委員会」の幟を持って歩きました。
この行進には堺平和委員会事務局長の田中薫さんが全国通し行進者の一人として参加しました
7月6日(日)午後に行われた「平和主義が危ない!秘密保護法廃止!!」扇町公園大集会&デモ(大阪弁護士会主催)のレポを少々。
雨天の中、5061人が参加し、弁護士、医療、宗教、組合、環境、複数の政党、その他様々な団体、個人が集結しました。
集会スピーチからは、今の安倍政権の平和逆行の政治内容、また民主主義を無視した強引な進め方に、職業や立場問わず多くの人々が反対し、怒っている事が実感できました。
デモ行進では、青年学生部のみんなもマイクを握り、即興でシュプレヒコールしながら、天満橋まで歩きました。みな、思いがあるだけに熱こもってました!
終了後は、パスタ&タルトを食しながら、あれこれ交流しました♪
デモ初参加の方からは、平和にとどまらず、社会問題に対する熱い率直な意見が聞けて良かったです。
内閣総理大臣 安倍晋三 殿
7月1日、政府与党は集団的自衛権行使容認の閣議決定を行ないました。
集団的自衛権。自衛と言いながら、これまでその言葉が使われてきたのは、アメリカがアフガニスタンを攻撃したとき。イラクを攻撃したとき。これらの戦争でどれだけの人々が傷つけられ、命を失ったのでしょう。
わたしたちは、平和憲法の下、戦争を行なわないことが約束されているからこそ、安心して生きてきました。これからは、いつ戦争に巻き込まれるか分からない不安の中で過ごさなければならないのでしょうか。
戦争になれば、真っ先に駆り出されるのはわたしたちです。
この国の青年は人を傷つけ、傷つけられることに大きな反対の声をあげています。それは安倍首相の耳にも届いているはず。
わたしたちに赤紙はいりません。集団的自衛権行使容認の閣議決定を撤回してください。
2014年7月1日
大阪平和委員会青年学生部・青年協議会
安倍政権は、7月1日、現憲法のもとで67年間続いた、戦争をしないという国の在り方(それはアジアの平和と安定の礎でもあった)を根底から覆し、米国の戦争に参戦することにお墨付きを与える集団的自衛権行使容認の閣議決定を行った。
私たち大阪平和委員会は、この歴史的暴挙に対し、断固抗議するとともに、閣議決定の撤回を求めるものである。
安倍政権は、国民不在のなか私的諮問機関である安保法制懇の報告を受け、公明党との密室協議を重ね、日本を「戦争しない国」から「戦争する国」にシフト転換する閣議決定を行った。
集団的自衛権は、わが国が攻撃されてもいないのに他国の戦争に参加していくものであり、どのような詭弁をろうしても、日本国憲法の第9条に違反するものである。
今回の閣議決定は、わが国への攻撃に対する反撃(個別的自衛権)だけを認める従来の政府見解を根本から変え、政府の判断一つで海外での戦争に日本が参加することに道を開くものであることは明白である。
また、閣議決定は、PKO(国連平和維持活動)などで他国部隊を守る「駆け付け警護」や任務遂行のための武器使用もできるようにし、「戦闘地域」と「非戦闘地域」を区別せず後方支援活動が可能であるとしている。
私たち大阪平和委員会には多くの若者が参加結集している。この若者たちの血が海外での戦争で流れることは決してあってはならない。
私たちは、日本を再び「戦争する国」にさせないためにも、集団的自衛権の行使容認は絶対に許さない。
安倍政権によって企まれている再び「戦争する国」づくりのためのあらゆる改憲策動を阻止するため、全力を尽くすものである。
大阪平和委員会青年学生部副委員長のR.Kです(^^)/
今日は11:00~12:00に集団的自衛権反対パレードを、民青や平和委員会の青年などとともに行いました*
タツミコータローさん(日本共産党参議院議員)も含め90人が参加しました* 元町中公園~アメ村三角公園~心斎橋大丸前~難波高島屋~元町中公園というコースでした* 沿道からの激励や飛び込みもありました!
毎日放送テレビ、朝日新聞、毎日新聞、赤旗、大阪民主新報も取材にきました!
梅雨空のしとしとと降る雨の中、全国から目標を上回る1056人の若者が集い、若者憲法集会が開催された。
大阪からは、民青、平和委員会青学部などから高校生・学生含む32人が参加した。行きは夜行バスで早朝に東京に到着し、朝から靖国神社の見学を行った。
午前中は8つの分科会があり、14時から全体集会に合流し、17時から渋谷に移動し、集会とデモ行進を行った。全体集会とデモの模様は夜のNHKニュースでも流されるなど、15社以上のマスメディアが取材し注目を集めた。
分科会は600人の想定をしていたが、どの会場も大幅に想定を超え、参加者の半分以上が立ち見という分科会がでるぐらい大盛況で、午前中から熱気と活気にあふれていた。
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大阪平和委員会副理事長・鈴木久
昨日、全国から目標を上回る1056人の若者が集い、若者憲法集会が大成功しました。
15社以上のマスメディアが取材し、全体集会とデモの模様は夜のNHKニュースでも流され注目を集めました。
分科会は、どの会場も大幅に想定を超え、資料が足りない。参加者の半分以上が立ち見という分科会がでるぐらい大盛況で、午前中から熱気と活気にあふれていた。
サウンドカーを先頭に、休日でにぎわう渋谷の街を800人の若者で一時間パレード。沿道からの反応は上々。参加者もノリノリの楽しいデモになった。
今日は、全国各地の若者の声、昨日の集会、デモを受けて、内閣府と国会議員に直接要請します。
私は、憲法を活かすために次の二つのことを訴えたいと思っています。
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