平和委員会活動内容
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新着・予定など

◆《青年学生部》沖縄での米兵の暴行事件での、日本政府とアメリカ政府への抗議(日本語と英文 10月23日)

◆「平和新聞」大阪版
(2012年10月25日 2000号)

・橋本会長の特別訴え「オスプレイは
 アメリカに帰れ」
・関西共同印刷所で平和委員会再結成
・青年部会9月定例会で新しく仲間迎える
・領土問題全面に。八尾駐屯地の公開行事
・10.14あいば野集会に平和委員会から
 13人参加


◆再稼動反対・関電前行動
・11月5日(金) 18:00~19:30
・関西電力前本社前
 京阪中之島線・渡辺橋すぐ

日本平和大会 in東京
・11月23日(金)
 国際シンポジウム  13:00~
 横須賀基地調査行動 13:00~
 青年集会       19:00~

・11月24日(土)
 シンポジウム、分科会 9:30~
 フィールドワーク   9:30~
 全体交流集会     16:00~

・11月25日(日)
 閉会集会と横田基地行動
             11:00~
(申込み書・詳細な参加要項などは、後日掲載していきます)  
「平和新聞」1997号(9月25日) 大阪版より掲載(一部)
オスプレイ「ノー」沖縄県民大会
    ~大阪平和委から3名~


青年学生部・片方真佐子さんの感想

 「オスプレイにレッドカード!」にちなんで、赤い帽子に赤いタオルで9・9沖縄県民大会に参加してきました。沖縄県議会、県下41市長村が配備反対の決議を上げる中で開かれた大会。県議会議長、市長会会長などの自治体のまとめ役の人たち、商工会連合会会長、連合沖縄会長、県婦人連合会会長、県JA中央会、沖縄弁護士会会長など各界の人たちが、みんな怒りの声をあげていました。

 そして8年前、米軍ヘリが墜落事故を起こした現場となった沖縄国際大学の学生さんは「私たちは静かなキャンパスで勉強したい」と騒音で授業中断になる現状を訴えました。酷暑の中で開かれた大会は、高齢の方が参加を控えた面もありましたが、「開会10分前の時点で本日の参加者が10万1千人」と発表された瞬間、ひときわ大きな歓声があがりました。沖縄が一つになった大会。日本全体が一つにならなければと実感しました。

八尾平和委・奥村正憲さんの感想
 基地反対の集会史上はじめて10万人を突破する人が集まりました。「事前にこの日には行事を入れないようにした」「バスの片道運賃をタダにして参加しやすくした」などの工夫がこらされました。「世界一危険な普天間基地に世界一危険なオスプレイの配備を許さない」という「オール沖縄」の大きな声が宜野湾から世界中に広がりました。  9月8日から10日まで大阪から20数名が沖縄に行き、9日の「県民大会」に参加しました。台風の心配もなんのその、カンカン照りの中での熱~い大会でした。

 今回、沖縄国際大学の学生・加治工(かじく)綾美さんの次のあいさつがとても印象的でした。「・・・沖縄の青い空は米国や日本政府のものではなく、県民のものだ。これ以上、このきれいな空に軍用機を飛ばすのを許さない。沖縄の未来を切り開くため、私は若者の立場から実現の日まで頑張ると決意する」 日米同盟はますます強化、拡大されています。政府のいう『深化』です。オスプレイは今年4月にモロッコに、6月にはフロリダに墜落。さらに7月にノースカロライナ州の民間空港に、九月にも同州のジャクソンビルという市街地に緊急着陸と事故続きです。構造上の欠陥があるから操縦ミスが多くなり、事故になるのです。余程のベテランパイロットでないかぎりオスプレイを操縦できないとしたら、その方が問題です。米軍はそれでも、あくまで「人的ミス」と言い張るのでしょうか。

 オスプレイは本土の七コース以外にも必要ならいつでもどこでも訓練飛行をするといわれています。アメリカのハワイやニューメキシコ州では住民の反対でオスプレイの訓練飛行が中止になっています。アメリカでダメでも日本ではOKいうことはアメリカ人の命の方が日本人の命より命の価値が高いということでしょうか。そんな馬鹿なことはないでしょう。すべて人間の命は平等であるはずです。

 こんな危険なものを押し付けてくる、不平等な日米安保条約は廃棄するしかないと思います。

秋に仲間づくり大運動、新聞2千号を記念して

 日本平和新聞は10月25日号で2000号を迎えます。日本平和委員会はこれを記念にして、秋の仲間づくり大運動―平和新聞は全国で1万4千部に、会員は1万8千人に―を呼び掛けています。
 大阪では、これに呼応して、この秋に、職場、地域での基礎組織の新設とともに、平和新聞を1000部に、会員を1300人にすることを先の常任理事会で意思統一しました。各基礎組織でも仲間づくりの計画を9月中にもち、10月の運動のスタートラインに立ちましょう。

 


職場で「平和のつどい」

  ~2人が会員に~

 9月7日(金)夜、印刷関連会社で、社内共闘による「平和を学び語るつどい」が開かれました。
 一部では世界大会参加者の浅野さん(奈良平和委員会)が報告し、続いて鈴木さん(大阪平和委員会)が「核兵器廃絶運動の歴史から核兵器廃絶への道」という内容でパワーポイントを使って40分ほど話をしました。
 二部ではそれぞれが今年の3・1ビキニデー参加の報告、平和行進や署名に取り組んだ感想、来年も平和行進に参加する決意を述べるなど活発な交流会が行われました。
 このつどいを通して2人が入会しました。



オスプレイ模型・川柳大評判!
社会フォーラム(9/16)・「普天間観る会」で

田口理事長代理が作成したオスプレイの模型と、グアム平和ツアーで撮った写真の展示

 大阪平和委員会は、16日に開催された大阪社会フォーラム・ワークショップ「基地のない新しい世界は可能だ」で、田口理事長代理が制作したオスプレイの模型と今年2月のグアム平和ツアーでとった写真を展示しました。
 模型の展示コーナーには多くの人が集い、オスプレイ批判に花を咲かせました。
 午後のシンポジウムの中では沖縄の代表がこの模型を手にしてオートローテーション機能のないオスプレイがどんなに危険なものか、エンジンが停止した場合、「この模型でよく分かるように」翼の形からしてどすんと地上に墜落するしかない構造的な欠陥を指摘しました。
 この模型は、生野でも10月に展示される予定と引く手あまたといったところです。
 グアムの代表のリサさんは、グアムの写真展示コーナーがあるばかりでなく、自分が写っている写真も含まれているのを知って感激していました。

川柳で沖縄をつづる  近藤正副会長

 9月11日、「劇・普天間を観る会」実行委員会が開催され、近藤副会長が、7月の旭区の沖縄平和ツアーの中でつくった川柳十首を読みあげながら普天間基地の危険性などを告発する報告をし、好評を博しました。



 
大阪平和委員会2つの声明

橋下大阪市長の「『慰安婦』強制 証拠ない」発言に抗議し撤回を求める (8月29日 )

■橋下徹大阪市長は、8月21日、「従軍慰安婦問題」での旧日本軍の関与をめぐり、「強制連行があったかどうかの確たる証拠はない」「慰安婦が軍に暴行、脅迫を受けて連れて来られたという証拠はない。あるなら韓国にも出してもらいたい」と大阪市役所で記者団に述べたことが報じられた。

 日本政府は、1993年8月4日、河野洋平官房長官談話で「慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当ったが、その場合も甘言、強圧によるなど、本人の意思に反して集められた事例が数多くあり、更に、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった」と明記して、「官憲」が「強圧」によって、慰安婦を生み出したことを公に認めている。橋下発言は、こうした日本軍の犯罪である「従軍慰安婦」強要の事実をなきものにしようとするものであり、断じて許すことはできない。

 一方で橋下市長は、「慰安婦制度は今から考えると非常に倫理的に問題がある制度なのかもしれないが、当時の時代背景において、どういうものだったのかということを真正面から議論しなければいけない」とも発言した。これはまるで「慰安婦」制度が必要だったかのような発言である。ここには、同市長の品性のなさが改めて示されている。

 このような発言をする橋下氏は、市長の資格に欠けると言わざるをえない。橋下市長の時代錯誤と戦時下における女性軽蔑発言は女性の名誉と尊厳を傷つけるもので、とうてい座視することのできない暴言である。強く抗議するとともに、ただちに発言の撤回を求めるものである。


マグルビー在沖縄総領事の暴言に抗議し、即時解任を要求する(9月7日)

■アルフレッド・マグルビー在沖米総領事が4日の就任会見で、「普天間基地は危険ではない」などという、在沖米総領事としての資格を疑う不見識きわまる暴言を述べたことに対し、満身の怒りを込めて抗議するとともに、その即刻退陣を求めるものである。
   (中略)
 このような認識だからこそ、この普天間基地の使用を続け、欠陥機オスプレイの配備を押しつけようとしているのである。それは、まさに米政府の認識を反映しているのではないか。もし、米政府がこのような人物を解任しないならば、それは米政府の認識が彼と同じであることを示すものである。そうした認識で普天間基地とオスプレイを押しつける暴挙に対し、県民と国民の怒りはさらに大きく広がらざるをえない。

 私たちは改めて、マグルビー総領事の解任を求める。そして、オスプレイの配備計画の撤回と、普天間基地の無条件撤去を求めるものである。