自衛官の人権弁護団全国ネットワーク代表の佐藤博文弁護士をお招きして学習会(10月8日)
戦争する国にむけて~変質する自衛隊の 実態・本質を学習!
会場とオンライン併用で31名が参加
自衛隊名簿提供違憲訴訟の第2回口頭弁論が行われた10月8日、自衛官の人権弁護団全国ネットワーク代表の佐藤博文弁護士をお招きして学習会を開催しました。リアル参加19名、オンラインでは12名の参加でした。
自衛隊の現在地の確認から始まったお話は、国際法上軍隊である自衛隊の実態が国民に可視化されていないこと、自衛隊内のハラスメントの実態、兵士(自衛官)の本質である「賭命義務」、自衛隊員の人権、憲法9条第2項との関係まで及びました。
奈良県平和委員会の河戸理事長から、自衛隊名簿提供違憲訴訟(RYU裁判)の報告と支援の訴えもしていただきました。
「軍隊の本質、人権が全くないことに寒々とした」「『戦力の中に兵士が含まれる』との言葉にはッとした」「人殺しの自衛隊にしないためにも、憲法9条第2項を守りたい」などの感想が寄せられました。
高槻・島本平和委員会は「自衛隊への名簿提供は許される?」と題して学習会を開催
台風の影響が残る9月1高槻・島本平和委員会は9月27日、「自衛隊への名簿提供は許される?」と題して学習会を開催しました。週末の夜にもかかわらず20名の参加がありました。
RYU裁判の弁護団事務局長である諸富健さんから訴訟の違憲性・問題点について学習しました。
訴訟は、自衛隊への個人情報の提供によるプライバシー権の侵害、提出根拠の自衛隊法97条1項が最大の争点であり、自衛隊の募集事務が高い公益性を持っているかが、争われています。
市会議員から「賭命義務」にショックを受け、名簿提供はするなと9月議会で質問した。入隊者の市長表敬訪問が1月にあり、これも大きな問題ではないか。
・自衛隊を合憲と思っている人たちは名簿提供のことをそう考えているのかについて、プライバシー権や当事者が知らないうちに提供されていいのか、若い人に広く知ってもらうことが大事である。
・本日の講演がなければ自衛隊への名簿提供が行われていることや自衛隊に命を懸けてせん滅する義務が課されていること等、全く知らなかったのでまず知ることできたことの感謝でした。なぜ自衛隊が職業安定法から除外されているのか?と考えると、やはり自衛隊の特殊性、合憲性について考えざるを得ませんでした。今回の勇気ある訴訟が今後の日本の平和に向けて一歩前進することを願います。
などの感想が寄せられました。(高槻・島本平和新聞)
9月4日の第2回理会事会での西会長の冒頭あいさつ(抜粋)
軍事大国化・憲法改悪 まさに正念場! 今こそ平和委員会の出番!
年間予算1割が軍事費の時代に
軍事費、去年7兆9000億円、今年8兆5300億円。6千億円弱が概算要求で増えていて、3年で1.6倍。文教費の2倍に膨れ上がって、この状況の中で、教育費、保育、医療、予算がどんどん削られていく。
2~3年後には年間予算の1割が軍事費になる。収益収入の真水で稼いだ分ではない。次の世代に借金してこさえた年間予算の1割を軍事費にしようと。そういう国に確実になろうとしている。
ここまで軍事国家になっていくと、世の中全体が強いこと、力があること、相手をねじ伏せること、論破すること、強さということが物ごとの価値の基準になっていく。弱いということが恥。強さが大事。相手を抑止してにらみつけて平和を守っていくという考え方が主流になっていく。世の中のどの分野においても、強さとか効率とか、そういうものに結びついて世の中が形成されていく。軍事国家の行きつく先はそうなっていくのではないか。
平和委員会の存立の基礎が試されている
平和委員会の存立の基礎が試されているような時代にさしかかっている。こんな世の中でいいんですかと。過去、日本がそういうことを目指して八紘一宇、日本が極東の覇者になって世界の平和を目指そうと言った末路はいったいどうだったか。それを伝えるのが歴史学者であり、文学者であり、哲学者であり、法学者・・だ。日本学術会議の拒否された人々だ。この人たちが排除されたことには絶対に意味がある。彼らはどういう人たちを排除することで世の中の流れを変えることができるかを分かってやっている。
総選挙でストップを!
新総裁が選出されて総理が新しく決まって、当然民意を問うということになろうかと思う。年内に解散総選挙という可能性は高い。正念場とは思わないか。今こそ大阪平和委員会の出番。ここで頑張らないと。(抜粋)
妙徳寺でお祈りをし、順番に鐘をつき、本堂で高木住職のお話を聞き、10時から大阪府社会福祉会館で「はだしのゲン2」の上映会を開催
第14回 からほりピースフェスタ2024
ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのガザへの爆撃は未だ停戦に至らず、日本政府は軍事費を増やし、沖縄、全国の基地強化を進める中、今年も戦後79回目の8月6日がやってきました。
今年は妙徳寺で8時15分にお祈りをし、順番に鐘をつき、本堂で高木住職のお話を聞きました。10時から大阪府社会福祉会館で「はだしのゲン2」の上映会には学童の子どもたちをはじめ、たくさんの方が来てくれました。鐘つきに来られた外国のお母さんに今日は何の日ですかと尋ねると「ヒロシマデー」と答え、母子で鐘をつかれました。
映画の参加者からは、「昨年『はだしのゲン1』を観たので、是非『はだしのゲン2』も観たい」「子どもたちの感想がききたい」「世界中で読まれている『はだしのゲン』を伝えていきたい」などの感想が寄せられました。
自衛隊名簿提供違憲訴訟第1回口頭弁論(奈良地裁)7/2報告
自衛官の「賭命義務」に衝撃
自衛隊への個人情報提供は憲法違反と、高校生(当時)のRYUさんが原告となる全国初の裁判の第1回口頭弁論が、7月2日奈良地裁で行われました。
支援者で傍聴席は満席。原告代理として意見陳述した弁護団長の佐藤真理弁護士は「日本が戦争する国に踏み出そうとする中、憲法十三条の個人の尊重をどこまで大事にするか問われている。プライバシーを侵害するようなあり方で自衛官募集を行うのは許されない」と述べられました。報告集会では、「自衛官の人権弁護団全国ネットワーク代表の佐藤博文弁護士の「RYU裁判における自衛隊論」ミニ学習会があり、その内容に衝撃を受けました。
自衛官には賭命義務があるのです。公務の中にはその職務を遂行するうえで生命の危殆に直面するものがあります。自衛官には「自らの命を賭けて相手をせん滅(殺傷)する」という武力行使への服従義務があります。これが「賭命義務」です。警察官の職務が、犯人を確保し法の裁きを受けさせることにあり、仮に凶悪犯でも殺傷してはならず、自分の命を犠牲にする義務はないことと比較すると「賭命義務」の意味を理解できます。
最近、自衛隊は、消防や警察、海上保安官、刑務官などの公務員と同じ「公務職」であると宣伝して募集しています。これは、治安や防災などと武力行使の本質を覆い隠すものです。
こうした自衛官という職業の実態について、未成年者は知識も理解力も乏しいことが実際です。自衛隊の実態について、広く国民に知らせる必要を教えられました。第2回口頭弁論は10月8日14時~です。
亀井明子新事務局長あいさつと、上羽治雄 前事務局長退任のあいさつ
大阪平和委員会 亀井新事務局長始動開始
新しく事務局長を務めます堺出身の亀井明子です。40年務めた民医連を退職しました。「退職後は平和運動を!」と心の中では決めていたので、今回お話をいただいて、平和委員会で頑張っていくことを決意しました。
日本が戦争する国へ突き進む中、今こそ平和委員会の出番をひしひしと感じます。そのためには、大きく強い平和委員会が必要です。地域組織の皆さんがそれぞれの思いを持ち寄った活動ができるように共に頑張りたいと思っています。偉大すぎる上羽事務局長の後はプレッシャーしかありませんが、しっかり学びながら、元気に明るくやっていきたいと思います。
私は、平和委員会から声をかけられるのをずっと待っていました。意外と身近にそんな人がいるのではと思います。平和への思いをお持ちの方に平和委員会を大きく広げてください。
よろしくお願いします。
上羽治雄 前事務局長 退任のあいさつ
職員組合の執行委員として原水協事務所に通っていたことから、「退職後講師の仕事につかないなら、手伝いに来ないか」との誘いを受けたのが発端…そうこうするうち、平和委員会の田口事務局長がお亡くなりになりその後釜に座ることになった次第…。
月日が経つのは早いもので、12年間事務局長を務め、私も元気なうちに、パワフルな亀井明子新事務局長にバトンタッチをすることになりました。
亀井事務局長を補佐してくれるのは、府高教で一緒に活動し、この数年私の隣席で事務局の手伝いをしてくれている太田弘司さん。この力強い2人がいてくれれば「鬼に鉄棒」…。
会員、読者の皆様、長きにわたり大阪平和委員会事務局を支えてくださり、ありがとうございます。
これからは、亀井さん、吉田さん、太田さんの3人の後押しをよろしくお願いします。
なお、引き続き副理事長として頑張っていきます。
「後生畏るべし」
5月3日「若者憲法アンケート」実施(JR天王寺駅前)
9回目の「若者100人に聞く憲法アンケート」に取り組みました
《青年学生部と青年協議会》
大阪平和委員会の青年学生部と青年協議会は、憲法憲法記念日の5月3日朝から27人でJR天王寺駅前で9回目の「若者100人に聞く憲法アンケート」に取り組みました。
集計の結果は右↓の通りです。
なお、この青年学生部の取り組みは、TV大阪、朝日新聞などで紹介されました。
若者と対話する参加者(左側)=3日、大阪市・天王寺駅前
「軍学共同いらない!市民と科学者の会」は、大阪公立大学の門前で訴えとチラシを配布しました。
防衛省研究に応募・採択された大阪公立大に抗議
《軍事研究に3度も登録は大阪公立大学だけ》
4月10日と11日の両日にわたって、朝の8時30分より小一時間にわたり「軍学共同いらない!市民と科学者の会」(10日9名、11日6名)は、大阪公立大学の門前で登校する学生に「学問を軍事に売り渡すのか」「大阪公立大学は『軍事費依存』から抜け出せ」「軍事研究に3度も登録は大阪公立大学だけ」と呼びかけるチラシ(右欄に掲載)を配布しました。
同会の構成団体である大阪平和委員会からは、上羽事務局長と吉田事務局次長がこの行動に参加。上羽事務局長は終始マイクを持ち「大阪公立大学は学問を軍事に売り渡す大学になりさがってもよいのか」と訴えました。
(左:10日の宣伝行動で訴える上羽事務局長)、右:11日の宣伝行動の様子)
西谷文和さんを迎えて、3月31日パレスチナの最新報告会「和解と平和を求める人々―この戦争の終わらせ方」を開催。116人が参加。(3/31)
西谷文和さんの、ガザからの帰国報告会大好評
ガザ取材より無事に戻ったフリージャーナリストの西谷文和さんを迎えて、3月31日午後1時30分からパレスチナの最新報告会「和解と平和を求める人々―この戦争の終わらせ方」が116人の参加で実施されました。
最初に主催者を代表して大阪平和委員会会長の西晃弁護士が「無事に帰国した西谷さんの話を聞けて幸いである」と主催者あいさつ。
次いで西谷さんの帰国報告。
西谷さんは、8頁にわたる写真と地図を満載したレジュメを参加者に配るとともにパワーポイントを用いて報告しました。
【感想文】―パレスチナの最新の報告は、考えさせられることが多い内容でした。9条をもつ日本が国際的な役割を果たさいといけないと改めて痛感しました。「改憲」という「改悪」の流れに日本国憲法の大切さをもっと学習し、反対の声を上げることが求められています。「戦争が人々を分断する」―重いことばです。大変学ぶことの多い報告会でした。
「アメリカはイスラエルへの支援をやめください」などと米国領事館まえでの抗議・要請行動(3/7)
3・7米国領事館前抗議行動
3月7日(木) 大阪平和委員会など4団体は、午後1時から30分間にわたり、アメリカ領事館前で40人の参加でスタンディングを行い、5人によるスピーチと全員によるコールを行いました。
3番目の弁士として大阪平和委員会の青年学生部の山本訓子さん(東住吉平和委員会所属)が、以下のような力強いスピーチを行い、大きな拍手につつまれました。
「アメリカはイスラエルへの支援をやめください」「アメリカはジェノサイドをやめさせてください」「イスラエルはガザへの攻撃をやめてください」「今すぐ停戦」「パレスチナに平和を」「ガザに平和を」!
山本さんの他にも大阪民医連、革新懇、大教組、こどもの権利NGOの4団体の代表も力強いスピーチを行い、買い物や昼食で通りがかった人たちにも聞いてもらう抗議・宣伝行動となりました。
ガザに平和が訪れるまでこの行動は続きます。
第14回天王寺平和委員会総会より(2/17)
天気に恵まれた12月16日(日)23人が集い、交流と学びあい
4年ぶりに平和バスツアー成功
大阪平和委員会は、コロナ禍で4年間途絶えていたバスツアーを復活・成功させました。
天気に恵まれた12月16日(日)23人の仲間が、ウトロ平和記念館(下写真)、尹東柱(ユンドン ジュ)記念碑、山宣資料館と墓(右写真)を訪れ、差別にあらがう在日朝鮮人の不屈の歴史やそれ を支援した日本人の存在と、戦争に命をかけてあらがった山本宣治の生涯について学びました。
《以下が感想文です》
◇すばらしい企画をありがとうございました。感謝!お疲れさまです。昼食はかわいらしく、暖まりました。事務局の「思いやり」を感じました。ほっこり・・・
◇山宣の資料館のお話と現物と映画(車中で「武器なきたたかい」鑑賞)がマッチして、こんな にたたかってきた人たちがいたのに、今、同じように戦争準備をしている支配者がいることに身につまされました。
◇ウトロに来て、大阪市生野区のコリアタウン資料館との歴史の違いが少しわかりました。
2024年元旦 新年おめでとうございます
新年を迎えるにあたり
昨年はロシアによるウクライナ侵略とイスラエルによるガザ侵攻糾弾の声を上げる機会の多かった一年でした。
また一昨年末の安保関連3文書改訂の閣議決定により、憲法違反の先制攻撃である「敵基地攻撃能力」保有により、まさにミサイルの攻撃合戦となり、南西諸島のみならず、日本全体が戦場化してしまう事態が目の前に迫っていると街頭で訴えた一年でした。
新年を迎えるにあたり、「平和は眠りを許さない」という言葉をもう一度かみしめているところです。
2024年1月元旦 大阪平和委員会事務局
民主青年同盟と平和委員会の共催で開催 (12月24日)
東住吉「平和を願うパーティ」開催
大阪平和委員会から山本陽子副会長、上羽事務局長、吉田事務局次長が参加
東住吉の民主青年同盟と平和委員会共催の「平和を願うクリスマスパーティー」が開かれ、高校生4人を含む42名が参加し、楽しく明るいパーティになりました。
平野在住の小川陽太衆院2区予定候補も参加し、挨拶をしました。
Ⅰ部は学習会―
上羽事務局長によるレジュメを用いた20分間ほどの報告で「核兵器禁止条約の批准を巡る世界の動き」について学習しました。
手作りの唐揚げ、おでん、寿司などのごちそうをいただきました。
平和の話、アコーディオン演奏・歌声、腹話術、絵本の朗読、ゴム銃での射的、折り紙等盛りだくさんの企画でお子どもたちも大変喜んでいました。
射的コーナーでは上羽事務局長が自慢の運動神経を駆使して輪ゴムを2発発射し、2発とも的の飴玉に命中。
楽しいクリスマスパーティーとなりました。
ガザ地区への無差別攻撃ストップ!パレスチナに平和を!アメリカはイスラエルへの支援をやめろ!12・19アメリカ領事館前スタンディング行動!(12月19日 12:30~13:00)
「ガザに平和を」スタンディング40人で実施4団体40人で市民に訴える
大阪平和委員会、大阪原水協、大阪革新懇、大阪労連の4団体の呼びかけでアメリカ合衆国領事館前で「ガザに平和を」「アメリカはイスラエルへの支援をするな」と抗議する集会を40人の参加で実施しました。
大阪原水協の橋口事務局長の司会のもと、新婦人の秋元さん、非核の会おおさかの長尾さん、大阪自治労の仁木さん、大阪革新懇の大原さん、そして大阪平和委員会の山本訓子さんの5人が、マイクをもって領事館に向けてそれぞれスピーチを行いました。
◇大阪平和委員会からは上羽事務局長に代わって、青年学生部の山本訓子さん(写真下のマイクを持つ女性)が次のようにスピーチをしました。
「パレスチナ自治区ガザへのイスラエル軍の攻撃で沢山の子どもたちの命が奪われています。
米国はそのイスラエルを支援しています。米国はいますぐイスラエルへの支援を止めよ。イスラエルはガザへの軍事攻撃を止めよ」
「沈黙は加担と同じ。パレスチナ自治区ガザへのイスラエルの攻撃を直ちに中止するよう求めます」は現在は一時停戦を延長中だが、即刻停戦および人質の解放を行うべきだ。それが人道的悲劇の回避と平和の実現につながる」 。
京橋で「パレスチナに平和を」と宣伝行動(11/28)
イスラエルのガザ侵攻糾弾!4団体40人で市民に訴える
大阪平和委員会、大阪原水協、大阪革新懇、大阪労連の4団体は、11月28日午後6時から7時までJR京橋駅前(JRと京阪の通路)で「パレスチナに平和」を求める行動を 40人の参加で実施しました。
司会は、大阪革新の大原事務局長が勤め、上羽事務局長や大阪原水協の橋口事務局長などがマイクを持ち、家路を急ぐ人々に次のように訴えました。
「中東のパレス・ガザ地区でのハマスとイスラエルの 戦闘は今は一時中断となり双方の人質の解放も行われ ている。ガザ地区は南北の全長が約41km、東西の幅 が約10kmの長方形で、その面積は365平方キロ メートルしかない。種子島より小さな場所に約230万人ともいわれるパレス人が住んでいる。失業率が人 口の45%以上もあり、二人に一人の割合で職がない。ガザは“天井なき牢獄”と言われてきた」 「ハマスとイスラエルは現在は一時停戦を延長中だが、即刻停戦および人質の解放を行うべきだ。それが人道的悲劇の回避と平和の実現につながる」 。
この行動では、寄せ書きをしてもらうためボードを用意しましたが、たくさんの方が協力してくれました。主なものを紹介します。
◆「今すぐ戦争止めて。人の生命はみんな平等!」◆「武力による争いよりも話し合いを」◆「普段の生活の中で私たちは知らずに戦争に参加しています。本当に戦争を止めないとこの私たちの未来があぶないことをこの戦争を通してもっと知ってほしい」
「パレスチナに平和を」と要請行動&宣伝行動
イスラエルに武力行使の中止を求めて自民党と公明党に要請行動(2023.11.17)
大阪平和委員会、大阪労連、大阪原水協、大阪革新懇の4団体は、17日の午前中、自民党大阪府支部連合会と公明党大阪府本部を訪問し、「イスラエルに武力行使の中止を求める」要請文を手交しました。
自民党は、4団体の代表を事務所内に招きいれ、「イスラエルに武力行使の中止を求める」―貴党は暴力の悪循環を止め、パレスチナ問題の根本的解決のため貴党は抜本的努力を!と呼びかける要請文を受理してくれました。
公明党はスタッフが2階から降りて来て、階段下で同じ要請文を受け取ってくれました。
「米国はイスラエルに停戦を呼びかけよ」と50人でアメリカ領事館前抗議行動
自民党と公明党への要請行動の後、同じ4団体は正午から1時間近くにわたり、淀屋橋に近いアメリカ領事館前で50人の参加で「アメリカはイスラエルへの軍事支援を止め、即時停戦を働きかけて…」と呼びかける集会を持ちました。
最初に、上羽事務局長が、「イスラエルへの軍事支援を止め、午前中に政権与党2党の事務所を訪れ、イスラエルによるガザへの無差別爆撃を止めるよう」要請行動をしたとの報告をした後、司会を務めました。
「パレスチナに平和を」と各地域の平和委員会が宣伝行動
「命を守れ! イスラエルはただちに無差別殺りくを止めよ!」と地域等で旺盛な宣伝行動
《東大阪平和委員会が「パレスチナに平和を」駅前宣伝実施》
東大阪平和委員会は、10月27日、瓢箪山駅前で、「パレスチナに平和を!」の宣伝を5人でしました。青年が、宣伝物をスマホで撮っていました。4人が、募金に協力。ギターで「戦争はもういやだ」を弾き語りしていました。
《ストップ・ジェノサイド・ナウ!》
ガザ即時停戦・封鎖解除を求める10.28関西緊急アクション
10月28日(土)午後5時より下記の行動がなされ、大阪平和委員会からも幟を持って参加しました。
午後5時~ 中之島公園女神像前 ミニ集会
午後5時30分~ デモ(大阪駅前流れ解散後、駅前アピールに合流)
《70人で東住吉平和パレード》
10月29日東住吉「平和パレード」は70名の参加でした。本当にご苦労様でした。皆さんの思いと心意気は参加者にも、沿道にも十分伝わったと思います。
沿道から80才ぐらいの男性が自転車で追いかけてきて、「ガザへ募金する」と財布から9000円を出し、パレード参加者に渡していかれました。私が追いかけ礼と名前をうかがう「名前なんかエエ、エエ」と月光仮面のように立ち去りました。
森田敏彦さんガイドで鶴橋駅周辺散策とコリアンタウンの歴史を学ぶ(10月27日(金))
コリアタウン散策
―歴史資料館で在日の歴史を学ぶ―
大阪平和委員会の呼び掛けでコリアンタウン散策が11人の参加で実施されました。
森田敏彦さんのガイドで10月27日正午までの2時間にわたり近鉄鶴橋駅周辺を散策するとともに、大阪コリアンタウン歴史資料館の見学を行いました。
「ガザ侵攻やめよ、武力行使ただちに中止せよ」宣伝&人道支援募金行動(京橋駅 10/19)
イスラエルはガザへの地上作戦を止めろ
「パレスチナに平和を!全ての人びとを殺すな!」
10.19大阪行動
本日参加者60人の参加で行われました。
大阪平和委員会からは、5地域組織、職場組織としてミナミの6組織が参加しました。
大阪労連の司会のもと、たつみコータロー衆議院近畿ブロック比例予定候補、長尾ゆり元全労連副議長、菅義人大阪労連議長、また大阪革新懇、大阪憲法会議・共同センターの代表、片方副会長、上羽事務局長などがマイクをもって訴えました。
《上羽事務局長の訴えの概要は以下の通りです》
「ハマスによる今回の奇襲攻撃は絶対に容認できません。同時に、一貫して国連決議と国際法を無視し、破ることで今回の暴発を誘引したイスラエルにも重大な責任があります。
包囲されたガザで罪のない多くの人々への大量虐殺の機器が迫っています。いまこそ即時停戦の声をあげましょう・そして、憲法9条をもつ日本政府に行動を求めていきましょう。ガザの市民、子どもを助けましょう。虐殺はやめてください。ガザ人道支援募金へのご協力を!
また、カンパ箱に千円札を含むたくさんの募金が寄せられました。
名護平和委員会事務局長の上野郁子さん来局(9/11)
「辺野古基地建設許さぬ座り込み行動」報告
《
名護平和委員会事務局長の上野郁子さんが、大阪に里帰りされています》
大阪平和委員会は9月11日(月)午前10時から正午まで2時間にわたり、沖縄統一連を中心に行われている沖縄県名護市辺野古の新基地建設を許さない座り込み運動の現状や「新しい戦前」にむけた沖縄の基地の変容について、里帰り中の上野さんに大阪平和委員会の会議室で20人を前に縦横に語ってもらいました。
上野さんはパワーポイントを用いてたくさんの現地の写真を紹介し一時間にわたり、辺野古のきれいな海と森が工事のため破壊されていっている痛々しい現状などについて報告。
参加者は次々に紹介される辺野古新基地建設の現場の写真に見入り、コロナ禍が収まれば自分も座り込みに参加したいという思いに駆られました。
写真は、コロナ禍のなか現地支援に行けない代わりにと大阪平和委員会に寄せられた多額のカンパを上羽事務局長が上野さんに手渡しているところ…
【参加者の感想】
上野さんの話を聞いて辺野古新基地建設の工事現場が辺野古の浜だけでないことが分かりました。アクセスのための道路整備など多岐にわたり、工事を止めるにはもっと多くの箇所での多人数の座り込み行動が求められていることがわかりました。
平和の鐘つきと「はだしのゲン」上映会、商店街での宣伝署名行動などにとりくむ(8/6)
からほりピースフェスタ2023
《
8月6日(日) 大阪平和委員会も一翼を担う「からほりピースフェスタ2023」が実施されました》
昨年2月24日、ロシアがウクライナに侵攻してから1年半が経過しました。その間、核の使用の脅威が高まり、日本でも核兵器の共有や軍事費の倍増、敵基地攻撃能力の保持、自衛隊基地の強靭化など、アメリカと一緒に戦争する準備がすすめられています。
5月に開かれた広島サミットでは、広島で開催されるのだから核兵器禁止条約について具体的な行動提起がされるものと多くの方が期待しました。ところが核兵器の禁止ではなくて「核の抑止論」、軍備の拡大が話し合われました。
「このままでは戦前へ逆戻りしてしまう。被爆者の実相を知ってもらいたい」とピースフェスタで『はだしのゲン』の上映会を企画しました。
広島に原爆が投下されて78年、私たちの街でも平和を守る行動をしたいと妙徳寺で18年前から8月6日に平和の鐘つきが行われています。
6日当日は、平和の鐘つきと上映会、商店街での宣伝署名行動に取り組みました。映画会が終了した11時30分には、妙徳寺にたくさんの方が鐘つきに来られ、映画の感想を語っていかれました。
*涙が止まらなかった、現実はもっと悲惨だったと思う。多くの方にこの映画を見てもらいたい。
*私の地元でも映画会をやりたい。親子、兄弟の関係についても勉強になった。
*幼子をつれて鐘つきに来られたお父さんは「この子の将来がゲンのような時代にならないようにしたい」と。
*暑い境内でマンガ本はだしのゲン9と10巻を読んだ男性もいました。
平和新聞大阪版7月号より
《八尾集会》大軍拡・大増税NO!集会成功
《
7月1日、早朝までの大雨も上がり、午前10時、「平和・いのち・くらしを壊し若者の未来を奪う大軍拡・大増税NO!八尾市民集会」が120名以上の参加で開催されました》
会場は八尾自衛隊駐屯地から350mしか離れていない公園です。駐屯地の近くには、こども園(保育所)や小・中学校、公営住宅があります。
集会では、清水ただし前衆議院議員が国の大軍拡政策によって日本が戦争に巻き込まれる危険性が高まったこと。戦争の準備ではなく、みんなが幸せになる道を目指そうとのお話がありました。続いて田中裕子八尾市会議員から、市民に知らされないままに進められようとしている八尾駐屯地の強靱化の動きについての説明と市議会での追及の報告がありました。
リレートークでは青年のNさんが「130年間、戦争の研究をしてきた学者によると、2国間の関係で、武力の準備を1国が推し進めると、80%が戦争になる。逆に、何もしなければ96%戦争にならない、といっていたが、敵基地攻撃や軍拡は絶対ダメ!」と発言。地元の方から「孫たち3人は園から駐屯地が見えるほど近い保育所に通っていることに不安を感じながら暮らしている」。子育て真っ最中のお母さんは「こども園が出来るとき、基地の騒音が心配だった。でも今は、命の危険を感じている。誰を守るための戦争準備なのか?自衛隊は本当に私たちを守ってくれるの?」と不安と怒りの声が続きました。
最後に「大軍拡をやめ、平和外交とくらしを守る要求書」を採択し、その後JR志紀駅前に移動し、署名活動を行いました。
《日本平和大会》全国大会で大阪が大活躍
日本平和委員会は、6月24日と25日の二日間定期全国大会を開催しました。コロナ禍の中、オンライン開催となり、234個人が視聴・参加しました。
大阪からも多数が参加し、全体討論での発言や分科会の運営などで大きな役割を果たしました。
ここでは片方真佐子大阪平和委員会副会長と青年協議会の岩本悟さんの発言を紹介します。
《片方副会長》
「日本平和委員会女性委員会は、多様な家族、家庭内の平等などを定めた憲法24条に改めて注目.自民党改憲草案は、国家権力が家庭のあり方まで介入する内容です。
この問題について女性委員会が呼びかけたウェブ学習会は200人が視聴し、大盛況でした。
岸田首相の少子化対策について、働く女性からは『保育所増やせ』「男性の育休消化に数値目標をつくって少子化対策なんて笑止千万」という声が上がっています。女性や青年が政治に関心を持つ活動と、平和とジェンダー平等の政策を実現する世論を広げていきたい」
《岩本悟さん》
「青年分野の活動と世代継承については、仕事や子育て、学業の忙しさといった困難があります。昨今の青年委員会は子どもも一緒に参加して開かています。こうした困難のなか、自分が活動してい
る理由を振り返ると、原水爆禁止世界大会や日本平和大会、3・1ビキニデー集会への参加といった大阪平和委員会の粘り強い働きかけと、自分の意見を尊重してくれた青年部の仲間が大切な存在だったと思います。私は面倒さや大変さと同時に楽しさもある活動を通して変わることができました。ともに励まし合いながら頑張りましょう」
《国民平和大行進》大阪府内行進(6/30~7/7)
6月30日午前11時45分から柏原市役所前の大和川河川敷において奈良から大阪への2023年国民平和大行進の引継ぎ集会が100人で実施されました。
この集会には大阪平和委員会から上羽事務局長と吉田事務局次長の2人が「大阪平和委員会」の幟を持って参加しました。
集会後、80人が様々な団体・組織の幟をもって八尾市役所まで歩きました。
7月7日までの8日間「日本政府は核兵器禁止条約への署名・批准を」と訴えながら府内平和行進が続きました。
大阪市天王寺区内で第67回定期総会を37人の出席で開きました(5月14日)
大阪平和委員会第67回定期総会を開催
《
翌日が沖縄が日本に返還されてちょうど51年目に当たると言うこともあり、沖縄連帯の熱を帯びた総会となりました。近藤理事長の司会のもと、最初に西晃会長(左下写真壇上)が恒例の憲法講演を行いました》
《感想文の紹介》
◆
「地震、殺人など心を暗くする社会の中、現状をふまえて講演をしていただきありがとうございました。憲法第7章の財政民主主義、第83条~91条の話がよかったです。建設国債を軍艦建造に使うとはおかしい。軍事費増額に反対しましょう。累積長期債務が非常に気にかかります」
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「沖縄で地に足をつけて運動している人が多くなっているという話に励まされました。阿波根しょうこうさんの『耳より上に手をあげない』『沖縄人同士はケンカをしない』『相手の立場を尊重しながら自分たちの主張を通す』など沖縄のたたかいを教えていただきました」
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「西南諸島のミサイル配備について危機感を持っていましたが、『攻撃目標になってしまう』ということが現実味を帯びてきたと思いました。一般マスコミがほとんど報道しない中、私たちの運動を広げることが大事だと決意しました」
次に25名の物故者に黙祷を捧げました。
次に片方副会長、岩本副理事長が議長に選出され、議事に移りました。
まず上羽事務局長が、パワーポイントを使って、ロシアによるウクライナ侵攻やアベ「国葬」に対する抗議行動など1年間の活動を振り返ったあと、方針提案を行いました。
続いて吉田事務局次長が2022年度の収支報告と新年度予算の提案、加藤秀雄さんが会計監査報告を行いました。
休憩後討論に移り、地域から元気あふれる取り組み報告がなされました。
都島、東住吉、.高槻・島本、西淀川、堺、東大阪、ミナミ、八尾、天王寺、青年学生部などが発言しました。
この討論のあと、2022年度活動総括・収支、2023年度活動方針・予算案および役員案が全員の拍手で承認されました。
仲間づくり顕彰では図書カードが贈られました。
選出された役員は以下の通りです。(敬称略)
◇会長―西 晃 ◇副会長―岩田幸雄、片方真佐子、山本陽子
◇理事長―近藤正◇副理事長―亀井明子、岩本悟、中村玉枝
大阪原水協―元気あふれる5月度の6・9行動実施
大軍拡・大増税許すな!辺野古新基地建設中止を!
ウクライナに平和を!
《5月度の6・9行動~天王寺平和委員会からも沢山の仲間が駆け、元気あふれる宣伝行動となる》
大阪原水協は5月9日午後12時から50分間にわたり、5月度の6・9行動を14人の参加で実施しました。
好天に恵まれ、天王寺平和委員会からも沢山の仲間が駆けつけてくれ、元気あふれる宣伝行動となり、「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」が20筆よせられました。
この行動は、三宅良夫大阪憲法会議事務局長の司会ですすめられ、橋口大阪原水協事務局長、上羽治雄大阪平和委員会事務局長、清水正日本共産党前衆議院議員の3人がマイクを通して「ヒロシマ・ナガサキをくりかえさないために、日本政府は核兵器禁止条約に署名、批准を」と訴えました。
上羽事務局長は、10分にわたりおおむね次のように訴えました。
「米誌『ブレティン・オブ・サイエンティスト』は1月24日、核戦争や気候変動といった脅威を分析し、人類滅亡を午前0時に見立てた「終末時計」の残り時間を『90秒』」と発表。昨年までの3年間は1947年の創設以来、100秒を維持していたが、ロシア
によるウクライナ侵攻を受けて更新した。終末時計は科学や安全保障の専門家が過去1年の世界情勢に基づき、比喩的に決めた人類滅亡までの残り時間を毎年発表している。昨年は核兵器の高度化や気候変動の進展、米大統領選をめぐる陰謀論などインターネットでの誤情報拡散をリスクに挙げた」
「岸田内閣は安保3文書で日本を戦争する国にかえようとしている。そのため防衛費を昨年の5.4兆円から一気に10兆円超へ倍増しようとしている。岸田政権の戦争準備に反対し、憲法と非核平和を守りぬきましょう」。
《ロシア領事館前》&《JR京橋駅前》ダブル・スタンディングで抗議行動を実施
2.24ロシアのウクライナ侵略から丸1年
《豊中のロシア総領事館前》
2月24日ロシアがウクライナに侵攻して丸一年・・・・
大阪平和委員会は府下の民主団体に呼びかけて、豊中市内にあるロシア総領事館前で午後1時から30人の参加で、さらにJR京橋駅前で午後3時から各40分間にわたり、ウクライナからの即時撤退を求めるスタンディングを40人の参加で行いました。
豊中の行動では、大阪平和委員会の上羽事務局長がプーチン大統領あての「ウクライナへの軍事侵略即時中止を求める」要請書を読み上げました。そのあと、上羽事務局長はこの要請文と「ロシアは戦争やめろ」の大見出しの下に沢山の人が書いてくれたメッセージが満載の横断幕をロシア総領事館の郵便ポストに投函しました。
《JR京橋駅前》
JR京橋駅前の行動には大阪労連、大阪革新懇、大阪憲法会議などの諸団体から40人が参集。
上羽事務局長が要請して参加してくれたウクライナ女性がマイクを持って「家族がウクライナにいて、日々恐怖のなかで暮らしている。今すぐ戦争を止めて欲しい」と駅前を行く人たちに訴えました。
この行動には東大阪平和委員会からもも参加。自らがウクライナ旅行で撮った写真を20枚ほど紹介しながら、戦争反対を訴えました。
また、この行動には都島平和委員会からも上野登喜子会長らが参加してくれました。
2023年新年の抱負 《近藤正 大阪平和委員会理事長》
2023年は反転攻勢の年に!
おめでとうございます。
昨年は、念願の「青い星」を上梓しました。故畑田重夫先生をはじめ多くの方々のご協力の賜物です。ご笑覧頂ければ幸いです。
3年におよぶコロナ禍で苦しむ国民の暮らしや経済の再建、外交・安全保障、エネルギーなど国の進路をめぐる重大問題が問われる年になります。春の一斉地方選挙は世直しの政治決戦の場です。
今こそ、平和の出番。旺盛な運動を進めるためには、力強い平和の仲間が必要です。「一歩前進二歩後退」の現状から1日も早く脱し、反転攻勢の年にしようではありませんか。
心ひとつ政治革新遂げる春 正
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