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2012年日本平和大会
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とりくみ予定・新着など

●高校生の非核平和運動
「たこピー」
 戦争も核兵器もない世界! 基地も米軍犯罪もない日本!
 そんな日本や世界にしたい高校生はこの指とまれ、この会議に来たれ!
 英語の質問に答えてくれるベテラン教員もいるよ!


◆いつ?:6月22日(土)午後2時~
◆どこで?:大阪平和委員会事務所
◆何を?:

(1)自己紹介

(2)原水爆禁止運動ってどんな運動?世界大会 って何をするところ?―小松正明さん(大阪原水協事務局長)がやさしく説明

(3)原水爆禁止世界大会2013年高校生平和ツアーについて

(4)被災地ボランティア参加高校生から報告

(5)その他


 

◆「平和新聞」大阪版
(2013年6月25日 2020号)

*府知事・大阪市長の暴言問題で申し入れ及び宣伝行動
橋下「慰安婦必要」松井「八尾にオスプレイ」 ふたりは暴言を撤回謝罪し、公職から去れ!。
  
*オスプレイ訓練容認の問題点明らか~千坂事務局長と八尾空港視察
6月10日、杉本春夫共産党八尾市議のガイドで視察。田口大阪平和委員会理事長、上羽事務局長、奥村八尾平和委員会事務局長が同行しました

*「全国一の会員数」と 全国大会で報告
会員数1325人で全国一の会員数となった大阪。数々の表彰・入賞。
  
*東大阪―総会&学習会開く 
6月1日、本年度総会を11名で開催

*天王寺平和委員会~天王寺「陸軍墓地」見学 
15名で真田山陸軍墓地見学

*青年協議会議長の総会感想
青年協議会の岩本悟議長

*ノーニュークスデイ in 東京~参加青年の感想より~
大阪平和委員会から3人参加


大阪平和委員会第57回定期総会
 大会目標達成!-時代を画する総会
  全国大会目標ー会員・平和新聞達成 
 

 大阪平和委員会は、5月11日(土)、第57回定期総会(午前)・日本平和委員会加盟50周年行事(午後)を行いました。二大会目標―会員1320人、平和新聞1020部を達成してこの日を迎えたこともあり、62名出席で70名収容の会場が狭く感じられるほどの盛況でした。
 最初に、橋本敦会長が「昨年末登場した安倍内閣は平和憲法を変え、米国と肩を並べて戦争する国に変えようとしている。憲法改悪を阻止し革新平和の日本と大阪の実現にむけ本会の果たす役割は大きい」と挨拶しました。
 次に、関西共同印刷所会長飯田さんが36団体から寄せられたメッセージのひとつ、大阪労連のものを読み上げました。
 続いて前総会後の物故者9名に黙祷をささげました。ついで事務局長が新年度運動方針案の提案を行い、大阪平和委員会が元気な訳を次のように説明しました。「関共、堺、西淀など平和委員会の新設・再開の動きに連動して仲間が飛躍的に増えるとともに、予算に余裕ができた。お金の心配をせずに平和学校、青年・女性向け「従軍慰安所跡地・焼き芋ツアー」「カワタカフェ」など府独自の魅力ある行事を組むことができ、その中で女性、青年などの加盟が相次いだ。それが今回の目標達成の下支えをしてくれた」。次いで事務局次長が予算案と規約改正案(会員数の少ない基礎組織への還元金増額)を提案しました。次に服部さんより「適切な会計執行が行われている」と会計監査報告があったのち、15名の仲間が討論(裏面で紹介)に参加しました。この後方針案等の採択に続き、新役員が選出され、片方新副会長が就任の挨拶を行いました。続いて橋本敦会長が前総会から5名以上の仲間、5部以上の平和新聞を増やした18人を顕彰しました。
 次に「総会宣言」が関西共同印刷所の橋本青年により読み上げられ採択されました。最後に近藤組織委員長が「会員1325人、新聞読者1025部という全国有数の組織に発展し、その中で財政にもゆとりができたことは非常に喜ばしい」「全国大会にむけさらに仲間を増やし和歌山大会を成功させよう」と力強い閉会の言葉を述べました。

 
日本平和委員会加盟50周年記念行事
講演、祝辞、「平和運動史」披露

 午後には日本平和委員会加盟50周年行司が実施されました。
 田口理事長の開会挨拶のあと、西晃弁護士が「平和憲法とともに生きる」と題して現憲法と自民党憲法草案比較表を使いながら記念講演を行いました。
 「自民党憲法草案の行く先は、国防軍、軍事力による「平和」と米国言いなりの軍事力行使。戦争の実相を伝える力と想像力を磨く必要がある。草案は権力基盤を持つものが、この権力者への縛りを何とかして外し国民を指導し、教え諭す憲法へ変質させようとする試み―その手法・レトリックとその欺瞞性に注意しよう。日本国憲法は、一人一人の人格を持つ人間がその人格を全面的に生かすことができるために基本的人権を保障している。その人権が充足された状態を平和という。この逆をなぞっていけば自民党憲法草案につながる。平和憲法を再び選び直し、日々これを行使するため、平和委員会に決集する仲間と、この夏、悔いのない努力をしよう」

 次に各界から祝辞が延べられました。

◇清水ただしさん(日本共産党府副委員長)― 9条を変えてはならない。そのため7月の参議院選挙では同じく会員である山下よしき参議院議員の再選とたつみコターロー大阪小選挙区候補の当選がぜひ必要だ。

◇畑田重夫さん(日本平和委員会代表理事)―何事も節目が大事。日本平和委員会加盟50周年という節目をこのように盛大に迎えられてめでたい。また、大阪が中間づくりで全国のトップを走っていることに敬意を表する。軍隊で体罰にあい障がいを負わされ、そのため39歳で大学を去ることになった。また学徒出陣で多くの仲間を失った。こうした戦闘体験をもつものとして日本が再び戦争をする国になることは絶対に許さない。

◇河戸憲次郎さん(奈良県平和委員会事務局長)―日本平和委員会組織委員長として大阪の組織拡大の頑張りにお礼を言う。

◇北田初江さん(新婦人の会府本部副会長) ―憲法学習会への講師派遣に感謝する。「ピースおおさか」のスタッフ一新とともに、中味も侵略戦争肯定へと変更される危険が迫っている。実行委員会をつくり「ピースおおさか」を守ろう。

 ついで北野常任理事がなつかしい写真を使って大阪平和委員会の歴史を年代別に辿りました。
 最後に、小林徳子副会長が閉会の言葉を述べました。


堺平和委員会総会
堺で再開総会~25名の仲間ふやし~

 5月12日(日)堺平和委員会総会が19人の参加で七年ぶりで行われました。上羽事務局長が情勢報告をしたのち田中さん(堺教組)が議案―経過報告、活動方針の提案、阪井さん(耳原病院)が財政報告を行い、出席者全員が討論に加わりました。最後に方針の採択、運動の先頭に立つ新役員―会長西本朋功さん ・事務局長田中薫さん、会計阪井主三の選出がなされました。



大阪平和委員会総会の討論内容
総会の討論・・・紙上再現

①小松さん(大阪原水協事務局長)
―NPT再検討会議ジュネーブ第2回準備委員会に参加。アンジェラ・ケイン国連上級代表に『大阪の街中にあなたが(百万署名ポスターとなって)5千人立っている』と言い、写真の無断使用を詫びたところ『私が今ここで断ればどうなるんですか・・・核兵器廃絶に役立つならどうぞ使ってください』と励ましてくれた。

岩本さん(青年学生協議会代表、総会で議長を勤める)
―先日関大前でいろんなグッズを使って平和宣伝を行った。5月19日に愛知県の青年部総会に激励ツアーを組む予定。青年協は平和への願いなど青年の声を受けとめ社会に大きくして出すアウトプット的役割を果たしたい。目標は150名。

③井上さん(21歳の学生)
―関西中のHPをいろいろ見て「従軍慰安所跡地&焼きもツアー」など大阪平和委員会のHPにヒットし、2週間前に加盟した。

④飯田さん(関共・青年会長)
―昨秋10名で結成したが、今や30名を超す組織に成長。ニュースの発行。北区平和委員会から ―戦争体験者を招いて学習会開催。

⑤笹倉さん(北区青年事務局長)
―憲法改悪は昔学生の頃学んだ歴史に逆行するものだ。平和憲法は日本の理想。理想があるからこそ前へ進むことができる。自民党憲法草案はおぞましい。

⑥近藤さん(副会長)
―今日は旭区から6名参加。会員230人の自主目標を達成。毎月第一(金)に2時間の例会を開いて平和について語りあっている。

⑦中村さん(西淀準備会)
―40年間民医連で働き退職。平和運動に取り組むゆとりができた。「X年後」自主上映会を友だちと一緒に取り組みチケットを649枚販売し、暴風雨の中350人が鑑賞した。かなりの黒字が出て、この夏その一部を使ってフクシマ支援に行く。自主上映会の実行委員会会長を引き受けてくれた医師が西淀川平和委員会の会長になる予定。団体の存在感が大きい西淀川でも個人の意思で動く平和委員会の領域がかならずあるはず。青年と一緒に今年中には平和委員会を立ち上げたい。

⑧荒田さん(大阪自治労連書記長)
―大阪市役所地下市労組事務所の使用問題、市職員への「思想調査」問題など公務員の手を縛る攻撃とたたかってきた。衆議院憲法審査会のメンバーは49対1(共産党)と改憲派が圧倒。こちらには7500の「九条の会」という草の根の組織がある。憲法前文を刷り込んだクリアファイルを作成して職場内に普及するなど「九条の会」の新装開店につとめたい。

⑨藤田さん(東大阪)
―毎月はじめに新石切で核兵器廃絶の新署名、憲法9の日宣伝などに取り組む。毎年市役所に平和に関する要望書を提出。鴻池では平和映画会を実施。毎月4役会議も開き会を運営。

⑩植田さん(大阪安保事務局長)
―オスプレイ配備反対・自治体要請に取り組む。今までで9自治体と懇談したが、「国政上の問題でわが自治体の問題ではない」がその共通した回答。しかし、懇談を通してオスプレイの攻撃性について自治体職員に知らせるなど成果もあげている。

⑪田中さん(堺)
―中学校の授業で沖縄問題をとりあげ、生徒が泣くのをはじめて経験。体罰教員だった自分が変わったのも平和運動にかかわったから。明日の総会を成功させたい。

⑫奥村さん(八尾)
―「大阪民報」に紹介された通り女性会長が誕生。オスプレイ配備反対で市役所と交渉。柏原市長(「維新の会」)が新規採用職員を八尾・自衛隊駐屯地に体験入隊させるという前代未聞のことがおこなわれた。17日に柏原市役所へ大阪安保と一緒に抗議に行く。

⑬大江さん(天王寺)
―2月に28人で総会を開く。靖国派内閣の登場で国際的には孤立し国内でTPP参加で農業や社会保障が切り捨てられようとしている。

⑭鈴木さん(副理事長)
―青年学生部関係の役職をおりたが、今後も青年学生部顧問としてその発展を見守っていきたい。



女性カフェ開催
学び歌い くつろぐ
     21名で学習交流    

 4月20日「女性カフェ」が21名の参加で開かれました。まず、牧公子さん(国際婦人年大阪の会)が日本での女性の低い地位(世界で百一番目)などジェンダーについて、次に小林徳子副会長が3歳~28歳までの中国での戦争体験に基づいて日本国憲法と平和の尊さについて講演しました。この後、木谷千加子さん(元府障教)と永廣紀美子さん(府高教)の心躍るアコーディオン・デュオ演奏に合わせ皆で平和の歌を歌い、最後にお茶とお菓子でくつろぎました。

《参加者の主な感想》
○牧さんのお話で日本がどんなに女性の地位が低いのかを知りびっくりしました。選挙制度と日本の女性の地位の低さがすべてに影響していると思いました。怒りと頑張りはまず声を出すことから。頑張ります。

○小林徳子さんの凛とした姿が今日のお話を聞いて納得しました。青春時代の戦争体験と学習がその後の生活に確固としたものを与えていると教わりました。

○実体験の話で現憲法がいかに平和を守っているかの再確認。

○手話の歌、おもしろかったです。アコーディオンもとてもよかったです。

○お茶とお菓子、幸せ気分ありがとう

北区平和委員会
北区でも総会

 5月10日(金)北区平和委員会の総会が18人の参加で行われました。全員が発言し和気あいあいとした進行でしたが、「戦争から教えられたことが二つある。一つは、戦争で得するものは一握りの権力者たちで、庶民は敵も味方も悲惨な目にあうだけ。二つは、教育とマスコミに騙された」など戦争体験者にしか語ることができない戦争の実相が示されました。