下欄に主な内容を掲載しています。
≪パートⅠ≫「ジェンダーと自民党の改憲草案」と題して、徳島大学准教授 中里見博さんのお話。
≪パートⅡ≫特別企画「ネックレスをつくろう」講師に大阪平和遺族会の中溝千恵子さんを招いて、実技演習
◆日時:4月19日(土)
14:00~16:30
◆会場:たかつガーデン鈴蘭
◆40名まで、費用1000円
(お茶・お菓子代、講習費込)
◆申込み先 大阪平和委員会まで
Tel 06-6765-2840
FAX 06-6765-2837
大阪平和委員会は、3月5日(水)に21人(うち青年5人)の出席で常任理事会を開催しました。昨年の総会で決めた本年6月全国大会に向けた目標を達成するため、3、4月「仲間づくり宣言」を発しました。
常任理事会で意思統一された仲間づくりについての方針は次の通りです。
4つの重点
◇各基礎組織を強化する
全組織が目標を持って仲間づくりを行う。4月1日付で各基礎組織の目標を明示した「仲間づくり宣言」を行う。
◇一つの基礎組織を新設する
◇職場基礎組織を応援する
◇3目標の達成(「宣言」に記載)
2つの工夫
◆「女性カフェ」(下に要項)に未会員を誘う
◆3・1ビキニデー参加報告会、憲法学習会(生野は4/26)を地域、職場で行い未会員を誘う
弁護士 梅田章二 さん
「自衛権」は戦争の始まりの合言葉です。多くの戦争は「国家自衛」の名目で始まりました。ベトナム戦争は「集団的自衛」という名目で始まりました。いまなぜこのような言葉が飛び交っているのでしょうか。恐ろしいことです。平和委員会の真価が問われています。
日本共産党大阪府委員会
副委員長 清水忠史 さん
これまでの政権に比べても軍国主義的色彩の強い安倍政権。日本を「戦争できる国」につくりかえようとしています。安全保障は軍事力ではなく、外交努力による平和解決が今や世界の流れです。平和の尊さについて語る活動を、気軽に、そして「かっこよく」若い人たちの中にも打って出たいと思います。大阪平和委員会の仲間が増えることを期待しています。
大阪平和委青年協議会議長 岩本 悟 さん
青年協議会は各基礎組織(西淀川平和委員会etc…)に所属する青年たちが一同に会して「一緒に活動しよう!」という目的のもと昨年結成されました。
シールアンケート、街頭宣伝、ディベート、スポーツ、飲み会なんでもします。本当になんでもします。今年度は愛知大阪青年合宿、京都大阪青年合宿、沖縄ツアー、もちろん世界大会や平和大会、この前でいうと3・1ビキニデーにも複数でわいわいがやがやと参加。ちなみに今期最後の3月度定例会はフットサルを行います!「楽しくなければ活動じゃない!」同世代と一緒にナニカしたいという若者諸君!青年協議会に集結せよ!
昨秋から新春にかけての運動で、大阪平和委員会と多くの基礎組織は大きな力を発揮し、府下の隅々から「大阪平和委は頼もしい」との声が寄せられました。
昨年末の秘密保護法反対運動では、どの集会やパレードでも大阪平和委員会とその基礎組織の幟が翻り参加者を励ましました。「秘密保護法」強行成立の5日後には西淀川平和委員会再建総会が開かれ、「秘密保護法が成立し不安と怒りでいっぱいだったが、この会で皆と一緒に撤廃を求める行動もできるので心強い」と入会が相次ぎました。
1月19日(日)沖縄県名護市長選挙では「陸にも海にも基地はつくらせない」とぶれない稲嶺進市長が勝利し、新基地建設を狙う日米両政府にハードパンチを浴びせました。
稲嶺市長再選の大きな力となった沖縄県統一連名護市事務所には大阪平和委員会が届けた寄せ書き2枚が貼り出されていました。12日(日)告示日には、この事務所に大阪平和委員会青年学生部7人が応援にかけつけ、昼の名護市役所成人式宣伝、夜のお手ふり宣伝と稲嶺候補押し上げに大奮闘しました。
ところが、安倍政権は稲嶺市長再選の2日後に名護市民の審判を無視して辺野古移設に向け新基地の設計や環境調査などの受注業者の入札を公告しました。これに対し大阪など47都道府県組織を束ねる日本平和委員会は、2月19日(水)政府・防衛省に対し「民主主義とは民意を大切にする政治だ。直ちに新基地建設のためのいっさいの手続きや作業をやめよ」と申し入れをし、全国組織としての強みをいかんなく発揮しました。
第2次安倍内閣は、現行憲法下で禁止されてきた集団的自衛権行使の憲法解釈を内閣の一存で変えことができるとの詭弁をろうし、自衛隊を海外で「戦争する軍隊」に変える暴走を強めています。これに対しても、日本平和委員会は、全国津々浦々にある基礎組織に呼びかけ各市町村に対し「憲法改定手続きを無視した政府の『解釈改憲』による『集団的自衛権行使』の計画の中止を求める意見書」を採択するように求める運動をすすめています。
いま、この国で戦争か平和かの厳しい対決が迫るなか、平和の願いを持ち寄り、他者(あるいは他国)と平和な関係を築くことを存在理由とする平和委員会の役割は、極めて重要なものとなっています。その大役を果たすには、さらに多くの仲間が必要です。
このため、大阪平和委員会は、5月総会を前に、3月と4月の2カ月を「仲間づくり期間」とし、会員1370人、新聞1050部、平和運動130冊という大きな組織の確立を全力でめざすことにします。
2014年3月5日
大阪平和委員会常任理事会
2月22日(土)天王寺平和委総会が31人の参加で開かれました。
Ⅰ部は大阪安保事務局長の植田保二さんが次の内容で講演されました。
《安倍首相は「集団的自衛権容認」の憲法解釈で「私が最高責任者」と立憲主義を否定する発言をした。今までの政府は「集団的自衛権容認」は憲法九条違反になると手を付けてこなかった。世論調査でも集団的自衛権容認反対が新聞全紙とも過半数を超えている。今や、世界はASEANでの多国間対話など紛争の平和的解決が主流になっている。国内でも戦争につながる「秘密保護法」反対・廃止の運動、名護市長選挙勝利に見られるように新基地建設、オスプレイ配備・訓練の全国的展開に反対する声が広がっている。安倍首相の暴走阻止のため、今、私たちは、憲法の大切さを自らのものにし、平和、人権、表現の自由、知る権利、労働基準法、団結権の語り部になっていくことが必要である》
Ⅱ部総会ではこの間の経過報告、会計報告、今後の取り組み、新役員体制が全員の拍手で承認されました。
(写真は、講演後にみんなで合唱
。ギター山本さん、アコーディオン「日の出商店街」の原さん、歌唱指導吉井さん)
《今日3月1日(土)の朝、焼津駅前から久保山愛吉さんのお墓まで大行進してきました。マグロ漁船・第五福竜丸被災60周年という事もあり、鳩を60羽飛ばしました。とても迫力がありました。
その後全体集会。川本司郎さん(静岡県原水爆被害者の会会長)の主催者あいさつ、安斎育郎さん(世界大会実行委員会議長団)の主催者報告。そして海外代表が今後への希望や目標などを語りました。二胡演奏者の鈴木裕子さんの演奏で、「さとうきび畑」「花は咲く」「ふるさと」をみんなで唄いました。そして、第五福竜丸の元乗組員の大石又七さんがマーシャル諸島から電話で、見崎進さんがビデオレターで、池田正穂さんが壇上に上がってそれぞれ当時の想いを伝えてくれました。青年学生部のメンバーの中には目に涙を浮かべている人もいました。その後福島県から参加された人たちの訴え、苦しみを聴きました。
自分たちの世代が彼らの想いを受け継ぎ、伝えていかなければいけないと強く自覚しました。
今から浜岡原発を見に行きます》
好天の3月9日(日)大阪の隅々から7千人が「原発なくせ」の願いを持ち寄り「さよなら原発3・9関西行動」(扇町公園)に参加しました。 集会では、福島の被災者が「被災から3年経過しても、ふるさとを追われた家族はバラバラのまま。賠償も復旧も遅々として進んでいないからだ。それにもかかわらず、安倍首相は汚染水処理もコントロールできており復興も進んでいるとありもしないことを言い、原発再稼働、輸出をすすめようとしている。絶対に許せない」旨発言しました。集会後、大阪平和委員会は大阪新婦人の会などとともに「原発をなくそう」と唱和し西梅田コースを歩きました。
2月16日(日)関西共同印刷所平和委は、近藤正大阪平和委副会長をガイドに大阪城内の戦跡と展示内容の改悪が狙われているピースおおさかを巡りました。
このツアーには青年を含む12人が参加しました
大阪平和委は、3月17日(月)天王寺平和委と共催で秘密保護法施行、集団的自衛権行使、新基地建設など戦争する国づくりに歯止めをかけるための宣伝署名行動を近鉄上本町駅前で実施しました。秘密保護法廃止署名は、若者の関心もたかく24筆集まりました。行動参加者は11人でした。
3月15日(土)午後、平和友好団体・京都府知事選支援統一宣伝行動が阪急西院駅前で実施されました。
大阪からは大阪平和委、大阪安保、大阪原水協から4名が参加し、4月6日(日)投票の知事選挙で尾崎望医師を府知事に当選させXバンドレーダー米軍基地建設を阻止しようと府民に呼びかけました。