10月1日(火)「日本平和大会in岩国」の成功に向け大阪実行委員会が大阪平和事務所で結成されました。出席は大阪労連、大阪原水協、大阪安保、大阪平和の4団体、参加者は大阪平和青年学生部代表を含め9人。
会は、山崎原水協副理事長の司会で次のように進行。①小松原水協事務局長の開会挨拶、②上羽大阪平和事務局長がパンフ「憲法いかし平和なアジアを!」を使ってミニ講演、③吉田事務局次長から提案された「『日本平和大会in岩国』への大阪からの参加要項」(大阪の参加目標40名、パンフ普及目標1000部)の確認④田口大阪平和理事長の閉会挨拶。
1時間余の会の中で、平和大会は「辺野古移設」の行方を左右する来年の名護市長選挙(1月19日投票)を前に開かれる重要な大会であるので、大阪の参加目標を達成し成功させようとの意思統一がされました。
10月6日(日)滋賀県高島市あいば野でオスプレイ参加・日米合同演習に反対する集会とデモが1100人の参加で行われました。この集会には大阪各地の大阪平和の基礎組織から多数の会員が参加し、「あいば野にオスプレイ来るな!」を全国の仲間とともに唱和しました。
防衛省は、オスプレイ参加・日米合同演習は沖縄の負担軽減になると説明していますが、これは沖縄ではできないからあいば野でするもので日米安保の強化にほかなりません。オスプレイは、訓練が終われば配備先の普天間基地に帰還するだけで、何ら沖縄の負担軽減につながらないことは明らかです。
「オスプレイはあいば野に来るな!24機とも日本にいらない!」の声をあげ続けましょう。
10月7日から18日にかけて米海兵隊と陸上自衛隊中部方面隊による日米合同演習があいば野演習場及び今津駐屯地で行われました。今回の演習は、オスプレイが2機参加し、敵地に兵士を送り込むヘリボーン作戦を実演しました。
16日には大阪平和からも10人以上がオスプレイ参加の合同訓練の監視抗議活動に向かいましたが、JR湖西線不通のために現地に行けませんでした。
10月14日(月・祝)大阪市内で「9条世界会議・関西2013」記念イベントが開催されました。
先の参院選の結果、改憲を掲げる政党が多数の議席を獲得し、憲法は危機を迎えています。自民党改憲草案は、戦争放棄の9条のみならず、96条改悪という立憲主義の根本を覆す内容で、現憲法を全面否定するものとなっています。
こうした中で開かれた9条世界会議には12ヵ国23名の海外ゲストも含め5000人が参加。憲法9条の世界的意義を討論し、世界に発信する国際的な会議となりました。
若者のアピールで、西淀川の障がい児支援学校に勤務する女性会員が生徒の置かれた厳しい状況を憲法25条に照らし告発しました。
大阪平和は、午前10時からブースで「あいば野集会」の様子、「オスプレイはどんな輸送機か」、「なぜオスプレイは危険か」を知らせる大ポスターを展示しました。
青年学生部は、キャンディーと入会案内入りのハロウィーン・グッズを配布し3名の会員、1人の新聞読者を増やし、9条Tシャツ16枚を販売しました。
高校生平和サークル「たこピー」の原水爆禁止世界大会参加報告集8冊と「はだしのゲン」(全10巻)3セットも売れました。
なお、ブースには毎日新聞社会部記者も立ち寄ってくれました。
青年学生部は10月12日(土)から1泊2日で京都合宿を行いました。これには21名の大阪と京都の青年が参加しました。初日は国際平和ミュージアムを見学した後、お好み焼き屋で交流し、2日目は基地問題について鴨川の河原数カ所でアンケート(写真)を行った後、京都見学を楽しみました。
なお、この合宿を通して4人の青年学生が加盟しました。
27日(日)午前11時からの定例会は、新加盟青年も加わり元気な集まりになりそうです。
大阪平和委員会は10月を「仲間づくりの強化期間」とし、組織委員会が開かれる23日前後を最大の節として会員、平和新聞・平和運動読者を大きく増やす取り組みを行います。
強化期間の目標は、①各基礎組織の強化―会員と新聞を1人と1部純増する②基礎組織の新設③学生会員の拡大です。
事務局は、この取り組みの先頭に立つため、入会と新聞購読をすすめる「天王寺へいわ通信」(10月15日付特別号)を新婦人新聞など民主的ジャーナリズムに折り込む取り組みに挑戦しました。
各組織においても沢山の新しい仲間とともに年末を迎えられるように皆で汗をかき知恵を出し合いましょう。
今日は2人の戦争体験を聞くことができほんとによかったと思います。戦争がどんなものかもっと多くの人に話していく必要がありますね」、「口笛がこんなに気持ちよく耳に響いてくるなんて思わなかった」
9月28日(土)「平和カフェ」(大阪平和主催)が開かれ、青年3人を含む23人の参加者は、戦没者遺児と沖縄戦体験者の話及び口笛演奏に耳を傾けました。
パートⅠ 大島守さん(平和を願い戦争に反対する戦没者遺族の会代表)が戦没者遺児としてつらい戦後体験を語り、「私の父のような240万の戦没者の代替として今の憲法前文と9条がある」と強調しました。続いて、海江田登美子さん(福島区在住)が沖縄の地図を示しながら、子ども時代に沖縄戦を生き延びた過酷な体験を昨日のことのように語り、「二度と戦争はごめん」と話を結びました。
パートⅡ 口笛演奏世界大会(2007年アメリカ)ティーンの部優勝者の儀間太久実さんがトルコ行進曲など6曲を披露してくれました。
9月29日(日)生野区第20回定例総会が34人の参加で行われました。はじめに戸井会長(写真)があいさつし、次に大阪平和の近藤副会長が憲法について記念講演を行い 「生野区の平和の礎(いしじ)今二十歳(はたち)」の川柳を結びにしました。
9月23日(月・祝)日本平和委員会関西ブロック会議が東京から千坂事務局長を迎えて大阪市内で開かれました。参加者は18名。
この会議の主な目的は、①「日本平和大会in岩国」(11月15日(金)~17日(日))の成功に向けた取り組み②オスプレイ参加・滋賀県あいば野日米合同訓練と京丹後市経ヶ岬へのXバンドレーダー米軍基地設置を許さない取り組み③秋の仲間づくりの強化のための交流と意思統一でした。
会議のはじめに、千坂事務局長は「安倍内閣が秋の臨時国会で成立を狙っている『秘密保護法』と『国家安全保障会議設置法』の両法案は、米国とともに戦争する国づくりのため軍事司令塔をつくり、戦争に反対する人々を監視下に置く改憲策動の一環である。阻止運動を広げよう」と挨拶しました。
この後、参加者は各府県の仲間づくりの交流などをし、同じ場所で行われた近畿安保課題学習会に臨みました。
大阪平和委員会は、維新の会の「都構想」による堺つぶしを許さないため、原水協などと共に竹山堺市長候補の支援を行いました。
9月16日(土)には9人が桃太郎宣伝と支持を広げる電話作戦に参加。17日(火)、19日(木)、27日(金)にはJR阪和線浅香駅前で午後6時30分から8時まで蚊に刺されながら宣伝。17日は8人、19日は4人、27日は5人が参加。大阪平和が平和友好団体関係の駅前宣伝の責任団体として役割を果たしたこともあり、「住みよい堺市をつくる会」の丹野事務局長が投票日翌日に電話で、さらに10月4日には直々に来所して支援への感謝の言葉を述べてくださいました。