◆2月7日(土)18:30~20:30
◆クレオ大阪中央 4階セミナーホール
(地下鉄谷町線「夕陽丘駅」下車)
◆参加協力券 一般1,000円
青年・学生 500円
80年代以降最大の会員・読者数で迎春
大阪平和委員会 近藤正理事長の新年挨拶
俳優座 有馬理恵さんの一人芝居~大阪平和委員会60周年プレ企画第一弾
西淀川総会 会員4倍化
第9回和泉総会過半数の会員出席で成功
今月の言葉―「ほとんど戦闘モード」
青年学生部・学生協―定例会&忘年会盛況
Xバンドレーダー反対 年末丹後フェスタ
戦跡説明板撤去問題学習~12人が焼き芋と農作業体験
熱く元気な交流の場に平和委から10人以上が参加
とめよう辺野古新基地~県議団東京報告集会
1月7日(水)大阪平和委員会は第3回理事会を22人の出席で開催しました。
《一部》最初に小林会長が新年の挨拶。2月7日(土)に開催される女性委員会企画「俳優座有馬理恵さんのひとり芝居」成功への協力を訴えました。次に上羽事務局長が昨年5月総会以降の活動総括と当面の方針、役員補充提案を行いました。その中で「青年学生と一緒に、沖縄県知事選支援など辺野古新基地建設にストップをかける運動や安倍政権の『戦争する国』づくりを許さない活動に尽力する大阪平和委の姿が大阪府民やメディアの共感を呼び会員・新聞読者数とも80年代以降最高水準で正月を迎えることができた」と述べました。
なお、補充された役員は次の2人です。
○常任理事 森本知伸
(平野事務局長)
○理 事 倉林一彦
(旭区副会長)
《二部》冒頭、理事でもある清水ただし衆院議員が当選挨拶と国会報告を行いました。その後乾杯に移り会食しながら和やかに交流しました。
大阪平和委員会は1400人の会員で2015年を迎えました。
青年5人NYへ |
今年は被爆・終戦70年という歴史的な節目の年です。安倍暴走内閣は、秘密保護法や集団的自衛権、原発再稼動、沖縄新基地建設などを強引に押し進めようとしています。昨年末の沖縄県知事選、総選挙での「オール沖縄」完勝、反戦平和の日本共産党大躍進など国民的な反撃が始まっています。
平和運動の基盤的組織である日本平和委員会が歴史的節目の年にふさわしい役割を果たしていこうではありませんか。今夏、全国大会が奈良県で開催されます。近畿が一丸となって、1万8000人目標達成の先頭に立ち、奈良大会を成功させましょう。
西淀川平和委は、昨年12月26日(水)夜、会員を再建時15人から67人に増やして第2回総会を開きました。
最初に長瀬文雄淀協副理事長が福島原発事故の被害について映像を使って報告。「震災は過去を奪い、原発は未来を奪う」と被災者救援と原発ゼロの必要を訴えました。
次に大阪平和委事務局長が連帯挨拶で「西淀川の旺盛な仲間づくりが大阪の会員数1400人という大台突破に貢献した」と感謝を表明しました。
次いで参加者22人は、乾杯に移り朝から用意されたおでんとカレー、サラダなどのご馳走を味わいながら中村玉枝事務局長からのこの一年間の活動・会計報告と今後の活動方針、役員紹介に耳を傾けました。次に参加者全員が近況報告や決意表明を行い、最後に診察の仕事を終え駆けつけた穐久英明会長が自身も参加する予定の来年NPT再検討会議の意義などについて語り総会を終了しました。
12月20日(土)和泉平和委は、第9回総会を開きました。過半数の会員15人が出席しました。
小川和治会長の挨拶の後、大阪平和委事務局長が映像を使って沖縄知事選支援報告を行いました。次に浅田事務局長が1年間の経過、寺田副会長が運動方針、大沢副会長が財政をそれぞれ報告しました。
運動方針では、約千人の隊員が所属している陸自信太山駐屯地と演習場の監視活動の強化が提起されました。
今月の言葉―「ほとんど戦闘モード」 |
12月28日(日)青年学生部・青年協は、初参加3人を含む13人で定例会を開催しました。
最初にウィッグをかぶった2人が日本と米国役に分かれて集団的自衛権についてコント。次に岩本青年協議長の年間報告と全員による自己紹介。続いて「資本主義と共産主義」「金と愛」というテーマについてえんえんとディベート。
例会後に待望の忘年会、空堀商店街の店で鍋を囲んで交流。
次に谷九のダーツ・バーで打ち上げ。この定例会に初参加した青年がひとり入会しました。
12月23日(祝)Xバンドレーダー稼動反対集会とデモが京丹後市で開かれました。大阪平和委員会からは事務局長が参加しました。
集会では「米軍基地建設を憂う有志の会」事務局長永井友昭さんが映像を用いて経ヶ岬米軍基地問題について現地報告をしました。
「Xバンドレーダーは米軍の本土防衛(弾道ミサイル防衛システム)のための最新式ミサイル探知レーダーで、千km先のものを十㎝単位で感知し追尾する。10m×3m位のものでタイヤのついた可動式のもの。1基1億ドル(110億円)。問題点は次の5つ。①レーダーの電磁波や施設等による周辺地域への影響②軍事的脅威にさらされる(有事には敵国はレーダーを最初に破壊)。③160人の米軍関係者の事件事故など治安の問題。すでに6件の交通事故が発生。④基地建設にからむ様々なお金(10年間で50億円の再編交付金)が市や地域をばらばらにする。⑤防衛省警察も住民側に立ってくれない」
集会後850人の参加者は市役所と米兵・軍属が宿泊するホテルの周りをデモし、「Xバンドレーダー稼動反対」「米軍は出て行け」とシュプレヒコールを唱和しました。
大阪平和委員会は、総選挙のため延期していたフィールドワークを好天に恵まれた12月21日(日)に奈良県天理市の畑で実施しました。午前10時畑に着いた参加者たちは、最初に、サツマイモをアルミホイルに包み焚き火の中にくべました。次に近くの畑に移動しそれぞれよいこらしょと引き抜いて特大の大根をゲット。正午より焚き火を囲んで天理平和委員会準備会の霜鳥さんから大和海軍航空隊大和基地(柳本飛行場)跡説明板の撤去問題についての詳細な報告を聞きました。
「説明板は、1985年にふるさと園東隣に天理市と教育委員会により設置されたが、今年の4月18日に撤去された。この説明板には朝鮮人労働者や『慰安所』について記載があった。天理市は『2月から4月にかけ説明板に対する抗議やメールがあり、設置しておくと市と市教委の公式見解ととらえられるので、いったん取り外して保管している』と説明している。今、再設置を求めて署名運動に取り組んでいる」
参加者は「ピースおおさか」で日本の中国侵略や植民地支配などの展示を変更・見直す方向が強まっているのと同根の動きが天理市にもあることを知って、戦争の実相や加害の歴史を伝える努力の大切さを痛感しました。
参加者は、このあとあたたかい火にあたりながら弁当と別腹の焼き芋を食べました。「広い空に美しい山並み。気が清々した」と初参加の青年は感想を述べました。
12月22日(月)中央区で大阪安保主催「沖縄県知事選挙・大阪支援者交流のつどい」が34人の参加で開かれました。
知事選と総選挙での新基地建設反対の「オール沖縄」完勝の後ということもあり、とても熱く元気な交流の場となりました。このつどいには、堺、八尾、生野平和委員会などから10人以上の仲間が参加しました。
1月15日(木)東京・連合会館で「オール沖縄」県議団主催の「東京報告集会」が400人の参加で行われました。この集会には「建白書沖縄」の3人の国会議員も参加しました。
渡久地県議は、「県民所得は全国平均の7割、非正規雇用は44.5%。これは、沖縄振興予算の大半が本土企業誘致にまわって地場産業、地元企業育成につながっていないからだ。基地を撤去して経済の発展を!」、赤嶺衆院議員は「翁長県政は辺野古埋立て手続き検証チームを発足させ、埋立て承認の『取り消し・撤回』の可能性をさぐろうとしている。安倍政権は沖縄の民意を無視し工事再開という暴挙に出ているが、絶対に負けない」と訴えました。
なお、この集会には大阪平和委事務局長が参加しました。