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とりくみ予定・新着など

◆「平和新聞」大阪版
(2014年2月25日 2040号)

下欄に主な内容を掲載しています。


◆舞鶴戦跡めぐりツアー
 (ワード版ビラ、
PDFはコチラ)

 先のアジア・太平洋戦争終結後、多数の敗残兵が戦地から引き揚げてきた舞鶴港…
 その沖300mの地点で1945年8月24日3,725名の朝鮮人労働者とその家族を乗せた「浮島丸」が機雷に触れて沈没し多数の死者を出した「浮島丸事件」…

◆開催日:3月29日(日)
◆費用:7,000円

(バス代/船代・昼食代・入館料すべて込み)



◆申込み先 大阪平和委員会まで
 Tel 06-6765-2840
 FAX 06-6765-2837

◆「平和新聞」大阪版
(2014年2月25日 2040号)

*核兵器廃絶手の届くところに
◆関西原水協学校 京都で(1月25日~26日)

*「見た・聞いた・勝った」
◆名護の選挙ボランティア に参加して
 ~八尾・事務局長 奥村正憲~

*西淀川初定例会 ―24人の盛況で開催
◆西淀川平和委員会―再建後初めての定例会(1月30日)

*なにわ青年大活躍 青年研修会(in 埼玉)
◆日本平和委員会第11回青年研修会が13県42人の参加で開催

*秘密保護法廃止へ、国会を包囲
◆上羽事務局長が国会大包囲行動に参加
(1月24日)

*核兵器なしの証明を 、大阪市に要請
◆米艦船の大阪港入港に関して、平和4団体が大阪市と協議(1月28日)

*元気な大阪の秘訣、奈良総会で報告
◆奈良県平和委員会総会で上羽事務局長が大阪のとりくみを報告(2月2日)

*講演と交流会~学徒出陣の実態あらわ
◆北区「新春のつどい」に26名参加
(1月24日)

*今月の言葉
◆「想像力の回復」

関西原水協学校 京都で(1月25日~26日)

核兵器廃絶手の届くところに

《大阪平和委代表・片方真佐子副会長の報告です》 
 
 1月25日(土)、26日(日)京都で開かれた2014年「関西原水協学校」に参加しました。参加者は2日間で97人。大阪からは大阪原水協の岩田幸雄理事長、小松正明事務局長のほか、大阪平和委からも田口洋二理事長など7人が参加しました。

 《1日目》講義Ⅰ「2015年に向けた日本原水協の活動方針」(安井正和さん 日本原水協事務局長)、特別講義「原爆症認定問題の今とこれから」(諸富健さん 弁護士・ノーモアヒバクシャ近畿訴訟弁護団)、講義Ⅱ「原爆症認定のたたかいと原爆・原発」(郷地秀夫さん 医師・東神戸診療所所長)

 《2日目》講義Ⅲ「核兵器・平和をめぐる国際情勢の特徴」(緒方靖夫さん 日本共産党中央委員会副委員長)という濃密な学習内容でした。

 核兵器廃絶はわたしたちの手の届くところにあると改めて感じます。新自由主義と価値観の押し付けではなく、“ASEAN way”を活用して世界の平和地帯を広げる取り組みは、いまや世界の本流。今その最大のテーマ・世界の一致点が核兵器廃絶です。このことに自信を持って、日本でも若いひと、たくさんのひとに核兵器廃絶を一緒に実現していこうと呼びかけていきたい。大阪では100万筆署名推進委員会が立ち上げられました。署名運動を基本に、様々なアイディアでこれまで経験したことのない企画や取り組みを通じて2015年NPTへの準備を進めていきたいです。

 この学校の中で大阪・守口市在勤の30代の男性が平和委員会に入会してくれました。


~名護の選挙ボランティア に参加して~
「見た・聞いた・勝った」

八尾・事務局長 奥村正憲 

 1月12日から名護市長選挙でボランティアをしました。

 95年の少女暴行事件を発端とする96年のSACO合意、普天間基地の5~7年内の返還が実行されず現在に至っています。

 初めて辺野古移設が「イエスかノーか」を問う今回の選挙の結果は稲嶺さんの圧勝でした。9日間朝から晩までの激務でしたが、楽しい選挙でした。

 年末に石破自民党幹事長が沖縄選出の同党国会議員5人を東京に呼びつけ、除名をちらつかせて新基地推進に寝返りさせ、安倍首相が仲井真知事を東京に呼び入院までさせて辺野古埋めたてを承認させたことなど、沖縄県民を愚弄する数々の行為が名護市民の大きな怒りを呼んだ結果の勝利だと思います。

 稲嶺さんが「普天間でダメなものは名護でもダメだ」ときっぱり新基地反対を主張すると同時に、この4年間基地交付金がなくても、教育、福祉などで本土にもない黒字財政の実績を残したことが市民の支持を得たことはもちろんです。相手候補は「再編交付金で名護の経済不況を吹き飛ばす」などもっぱら基地交付金頼みの政策だけでした。さらに「カネで票を買う」行為やお決まりの反共・謀略ビラの配布で市民の反感をかいました。

 SACO合意以来18年間、辺野古の海に杭一本打たせていないことは沖縄県民が一日もはやく基地撤去を望んでいるということです。今後とも目が離せない沖縄は日本の基地闘争、というより日本の真の独立を勝ち取るたたかいの最前線と思います。いっそう沖縄と向き合いたいと考えています。基地のない沖縄の向こうに「観光県沖縄」の夢が大きく広がります。夢に向け一歩一歩がんばりましょう。


西淀川平和委員会―再建後初めての定例会(1月30日)

西淀川初定例会  24人の盛況


 1月30日(木)夜、再建後初めての西淀川平和委定例会が開かれ、3つの取り組みについて報告がされました。


福島原発現地調査

 園部さんが収録動画とともに報告しました。車の中からまさに「戦場」のようになった福島第一原発周辺の様子を伝えます。横に置いた線量計が最高値を示してSTOP。船がそのまま放置されている光景、破壊されていない町には、人の姿はどこにもない。まったく異様で不気味です。

福島での原発反対集会
 集会に参加した新居さんは、直接現地での取り組みに参加することの大切さを報告しました。

岩国基地、祝島原発反対運動
 中村事務局長が、実に広大な岩国の米軍基地の実態を報告。オスプレイをはじめ、米軍機がわが国の空を自由に飛びまわっています。30年続いた「世界でも有数のきれいな海を汚すな!」との祝島での上関原発反対運動もリアルに話されました。

日本平和委員会第11回青年研修会が13県42人の参加で開催
なにわ青年大活躍 青年研修会(in 埼玉)

 2月8日(土)から2日間埼玉県嵐山町で日本平和委員会第11回青年研修会が13県42人の参加で開かれました。

 1日目は2つの講演、内藤功代表理事の「安倍政権が目指す『戦争する国』のかたちとは」と川田忠明常任理事の「平和を創る人間の知恵―21世紀の世界と私たち」を聞き、その後5グループに分かれて感想と意見の交流を行いました。

 夕食後は、コントとクイズ、各地の活動交流をしました。大阪は「企画を終えるごとに報告集を作り、財政活動も行っている」と報告しました。

 2日目のテーマは「仲間づくり」。はじめに鈴木大阪平和副理事長が地域で会をつくることや仲間を増やすことについて問題提起した後、班討論しました。

《講演への松尾さんの感想》
 内藤氏は自己の人生の歩みと戦争に向かっていく日本の歴史を重ね合わせ、自分がその時何をどう考え感じたかという話や、弁護士、議員として戦後の平和運動の中で自衛隊が憲法違反であるという到達を引き出した話など印象的な話をされました。

 川田氏は戦争が止められるという確信の根拠を熱く語りました。戦争が第二次大戦後減少している、軍事同盟が消えていっている、世界各国の平和の枠組みなどを取り上げ、世界の人々が平和を一歩一歩つくっていることをしめされていました。


上羽事務局長が国会大包囲行動に参加(1月24日)
秘密保護法廃止へ、国会を包囲

 通常国会開会の1月24日(金)上羽事務局長は、東京での日本平和委員会財政委員会への出席を前に、日平事務局の西村さん、黒津さんらともに「稀代の悪法『秘密保護法』は廃止するしかない!」国会大包囲行動に参加しました。

 日平は、同法の廃止を要求する署名運動とともに、全国各市町村議会で廃止を求める意見書を採択するよう働きかける運動を提起しています。大阪でも和泉平和委員会が同市議会へ働きかけを行おうと話し合っています。


米艦船の大阪港入港に関して、平和4団体が大阪市と協議(1月28日)
核兵器なしの証明を 、大阪市に要請

 1月28日(火)、大阪安保、大阪平和委、大阪原水協、非核の会大阪の4団体から7名が参加してATC庁舎で大阪市港湾局とカーティス・ウィルバー入港(昨年10月27日)問題についての事後協議をしました。4団体が昨年10月22日大阪市に対して出した「同艦の入港許可を認めない要請書」に対する昨年12月5日付大阪市回答についての協議でした。

 大阪市側は港湾局から山本海務担当課長らが対応しました。4団体は94年の市議会決議「大阪港の平和利用に関する決議」の遵守や核兵器搭載の有無についての確認の徹底を求めましたが、市側は米領事館や外務省からの「当該米艦は搭載能力がない」との回答をおうむ返しするだけでした。今後も、搭載の有無を証明させる努力を行い、証明がない場合は入港許可を認めないことを強く要求して協議を終えました 。


奈良県平和委員会総会で上羽事務局長が大阪のとりくみを報告(2月2日)
元気な大阪の秘訣、奈良総会で報告

 2月2日(日)奈良県香芝市で開かれた奈良県平和委員会総会で上羽事務局長が30分報告をしました。テーマは「秘密保護法廃止など、どの課題も疎かにせず、楽しく元気な平和活動を―その土台は仲間づくりと財政活動」。機能的な事務所での正確な組織財政実務、出席率の高い役員会での活発な交流と議論、青年学生高校生の頻繁な事務所への出入りなど大阪の組織建設の秘訣を語りました。

 河戸事務局長から「大阪のすぐれた取り組みや組織建設の教訓は、聞いていた参加者もすごく参考になった」とのお礼の言葉が寄せられています。

 奈良は会員、紙誌3指標とも人口比全国一の組織。来年全国大会のホスト県となるのを機に千人会員の達成をめざしています。大阪も奈良に人口比で負けないような組織をめざし頑張らなければなりません。

北区「新春のつどい」に26名参加(1月24日)
講演と交流会~学徒出陣の実態あらわ

 1月24日北区平和委は北区民商会館で「もうひとつの学徒出陣」と題して、小畑哲雄氏(八幡平和委員会会長、元大私教委員長)を迎えて講演と交流会を開催しました。橋本敦会長を始め26名(うち未会員10名)の参加でした。

 小畑氏は、自らの体験をもとにあまり知られていない学徒出陣について次のような話をされました。

《1943年、日本がガナルカナル撤退、アッツ島守備隊全滅と敗戦の色が見えはじめてきた時、いままで徴兵猶予されてきた学生、生徒にその制度がなくなり、前線で不足してきた下級将校の補充として全国の中学生に予科練志願するよう呼びかけられた。氏は当時熊本中学校の4年生で3、4年生が剣道場に座らされて、数十人の5年生に取り囲まれ、予科練に志願するよう督促された。志願するものが少なかったので、柔道の教師が「行け、行かんか」と足を踏み鳴らして怒鳴る。こういったことは、少し形を変えても、県立愛知一中でも府立高津中学校でもあった。戦後わかったことだが、なかには、志願した生徒に「畳の上で死んで欲しい」と同情の言葉をかけた教師もいた。教師がものを言わなくなると、教え子を戦場に送ることになる。生徒に志願を強制した熊本中学校の教師のようにはけっしてなるまいと活動を続けてきた》

 講演後は参加者の質問、交流が活発に行われました。

 後日、参加者の中から新しく会員を1名迎えることができました。



《今月の言葉》