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とりくみ予定・新着など

◆「平和新聞」大阪版
(2016年7月25日 2114号)

伊波氏支援・県民大会参加

◆被害者追悼・基地撤去決意
◆「沖縄を肌で感じた」青年・河戸翔平さん
◆軍隊とレイプは表裏一体
◆伊波氏圧勝にビラ配布で貢献
◆米軍北部訓練場を封鎖

福山功勝さんのメール№2

◆自然の猛威に怯まず歩き続けた平和行進」

沖縄県議選で翁長与党大勝(6月5日)

◆大阪平和委員会から支援行動に参加
◆米軍属による遺体遺棄現場で合掌・慰霊

老青ふたり府通し平和行進

◆玉置さんと吉田さん、府通し行進完遂、ご苦労様でした

米・掃海艦入港に要請と質問書

◆大阪市港湾局へ「米海軍掃海艦『パトリオット』の大阪港入港許可を認めない要請と質問書」を手交(7月5日)

市職員に体験入隊研修強要~和泉市役所

◆和泉平和委員会は「自衛隊体験入隊研修の中止を求める要請書」を和泉市長あてに提出(6月14日)

たこぴーが核兵器廃絶署名行動

◆大阪城入口で6人で12筆集める(7月18日)

《今月の言葉》
「指一本挙げたのは一握りの人だけ」

「平和新聞」大阪版PDF版
 (8月号より掲載しています)
◆2114号大阪版(2016.7.25)
◆2111号大阪版(2016.6.25)
◆2109号大阪版(2016.5.25)
◆2104号大阪版(2016.3.25)
◆2101号大阪版(2016.2.25)
◆2098号大阪版(2016.1.25)
◆2097号大阪版(2015.12.25)
◆2094号大阪版(2015.11.25)
◆2092号大阪版(2015.10.25)


オール沖縄会議主催「元米海兵隊員による残虐な蛮行を糾弾!被害者を追悼し、海兵隊の撤退を求める県民大会(6月19日)

 伊波氏支援・県民大会参加
那覇市内で6万5千人(大阪平和委員会から4人)の参加

◆被害者追悼・基地撤去決意

6月19日午後オール沖縄会議主催「元米海兵隊員による残虐な蛮行を糾弾!被害者を追悼し、海兵隊の撤退を求める県民大会」が、那覇市内で6万5千人(大阪平和委員会から4人)の参加で開かれました。

 大会では、翁長知事挨拶などの後、日米両政府に①遺族・県民に対して改めて謝罪し完全な補償②在沖米海兵隊の撤退と米軍基地の大幅な整理・縮小、県内移設によらない普天間飛行場の閉鎖・撤去③日米地位協定の抜本的改定を行うことを求める決議文が採択されました。

◆被害者追悼・基地撤去決意
 沖縄県民大会は、元海兵隊員による残虐な事件の被害者への追悼から始まり、被害者の父親からの手紙が読み上げられ、「こんな残虐な事件の被害者は娘で最後にしてほしい」という強いメッセージがありました。オール沖縄会議共同代表の稲嶺名護市長の「今日6月19日は父の日である。もし彼女が生きていれば彼女は父親に日頃の感謝の気持ちを伝えられただろう。しかし、それは叶うことがなかった」という言葉には自分の父親を照らし合わせすごく悲しい気持ちになりました。

 同じく玉城愛さんの発言で、「総理大臣を含む本土で暮らしている人たちは第2の加害者です」という言葉にすごく強烈な印象を受けました。沖縄という場所は個人的に好きで何度も足を運んでいるが、実際にそこで生活している人たちのことについては深く理解できていなかったのだと実感しました。玉城さんは自分の同年代の人が被害にあったことに恐怖を感じており、もしかしたら自分や自分の周囲の人が被害者だったかもしれない、ましてや次は自分が標的になるかもしれないという恐怖を抱えたまま基地が撤去されるまで生きていかなければいけないのだと感じいているのです。

 翁長知事が「21年前の「事件以降沖縄の民主主義を変えていこうと思っていたのに、こんな事件が起きてしまい、あなたを守ってあげられなくてごめんなさい」と発言された時にはこの今の沖縄の現状を思い目頭が熱くなりました。

 翌日高江でのヘリパッド工事に対する抗議行動に参加した際、米国詩人アーサー・ビナードさん(前日から高江に滞在)の発言での「大統領や国の偉いさんは危ないから絶対オスプレイには乗らない」という言葉はすごく直球で衝撃を受けました。そんな危ないものをたくさん配備して何が「安全保障」なのだろうと憤りを感じました。

 今回の沖縄でのことはすごく勉強にもなりましたし、肌で沖縄を感じることができて充実した時間になりました。

◆軍隊とレイプは表裏一体
 6月18日大阪のメンバーは沖縄県統一連などが開いた「沖縄連帯学習交流集会」に出席。集会では赤嶺政賢日本共産党衆議院議員らの報告を通して次のことを学びました。  
 
 軍隊とレイプは表裏一体で、今回のうるま市女性暴行事件は米軍基地があるが故の必然。こんな事件が発生しても基地内では凶器の捜索もできない。沖縄が日米地位協定に守られた軍事優先社会であることを告発し、日米同盟打破というしっかりした認識の上に立つ沖縄のたたかいと全国からの連帯支援が必要。

◆伊波氏圧勝にビラ配布で貢献
 6月19日午前、大阪の参加者は那覇市内で「オール沖縄」の伊波洋一参院選候補を押し上げるビラを全戸配布しました。

 この小さな支援は、7月10日参院選で島尻沖縄担当大臣に10万6千票の大差をつけた伊波氏の当選に結実しました。

◆米軍北部訓練場を封鎖
 6月20日東村高江へ行き「ヘリパッドいらない住民の会」会員と米軍北部訓練場メインゲート前を一時封鎖しました。

 ところが参院選翌日アベ内閣はメインゲート前に座り込んだ市民を排除しオスプレイ着陸帯建設資材を搬入しました。本土からの高江支援が急がれます。

沖縄・名護市からの報告№2~「国民平和大行進」~

自然の猛威に怯まず歩き続けた平和行進  
《福山功勝さんのメール№2》

 6月12日沖縄の国民平和大行進が、大浦湾の懐にあたる二見から始まりました。あいにく天気は悪く、雨具に身を固めた参加者は130名。挨拶に立った東京の山口さんは、自らの「通し行進」を記録に撮っている映画監督で、今回もカメラマンを同行しての参加。大阪からも常連の北川さんをはじめ8名が参加。いずれの方の挨拶にも強い執念が感じられました。

6月12日雨の中、沖縄の国民平和大行進が出発 赤嶺共産党衆院議員も多忙の中、「核のない世界を目指して頑張ろう」と激励。一行は雨の中、キャンプ・シュワブを目指して行進を始めました。年配者の中に若者の姿も目立ちます。道路の両側は米軍基地。先導車に合わせてシュプレヒコールを繰り返し、オレンジのフロート(浮具)が撤去された大浦湾が見えてきた弾薬庫前で、同議員からこれまでの闘いの成果を聞きました。小1時間でメインゲートのテント前に到着。盛んな拍手で迎えられ交流し、昼食をとり、午後は10キロ先の到着地、松田小学校横を目指して出発。雨は次第に激しくなり、もう土砂降り。道路が川になり、辺野古の海は赤土が流れ真っ赤。自然の猛威に怯まず歩き続けた行進は、日米両政府の「辺野古新基地建設反対」の民意を無視する異常さに、非暴力で闘う沖縄を見る思いがしました。ことの成り行きは世界が見ています。

回文「世界的関心 平和なき沖縄異変 進化来て活かせ」(せかいてきかんしん へいわなきおきなわいへん しんかきていかせ)

玉置さんと吉田さん、府通し平和行進完遂、ご苦労様でした

 老青ふたり府通し平和行進

 国民平和大行進・出発集会が6月30日昼、柏原市役所前で行われました。昨年より多い300人が参加。集会後、参加者は、辰巳孝太郎共産党参院議員や昨年に続いて大阪通し行進に挑む玉置大阪平和副理事長、吉田穂高旭区平和委員会青年などを先頭に「いまこそ核兵器をなくそう」、「『戦争法』を廃止させよう」「憲法9条を守ろう」「非核の大阪湾を実現しよう」と沿道にコールしながら八尾市役所経由東大阪市役所まで歩きました。

 この後国民平和大行進は幹線と網の目の2コースで大阪の街々を練り歩き、7月7日兵庫県に引き継がれました。

 玉置さんと吉田さん、府通し行進完遂、ご苦労様でした。

 青年学生部青年協議会は、7日夜平和委員会事務所で府通し行進者のフィリピン代表青年A.G.サニョさんの健脚と奮闘を称え親睦を深めるため送別会を16人で開催しました。

大阪市港湾局へ「米海軍掃海艦『パトリオット』の大阪港入港許可を認めない要請と質問書」を手交(7月5日)

 米・掃海艦入港に要請と質問書

 7月5日午後、大阪安保の植田、大阪平和の上羽両事務局長は大阪市港湾局を訪れ、川下敦史海務課長に「米海軍掃海艦『パトリオット』の大阪港入港(7/6~10)許可を認めない要請と質問書」を手交し、小一時間以下のような折衝をしました。

◆7月1日の入港通知はいくらなんでも遅すぎる・・・
◆海務課長―6月28日午後4時に知らされた。

◆入港の目的は?
◆海務課長―米国領事館などによれば、補給と休養が主な目的で、今回は慰問などのスケジュールはない。

◆市が入港許可するまでにとった対応と経過は?
◆海務課長―外務省・北米局日米地位協定課の担当者などに連絡を取った。

◆今年になってからキャンセルを含め3回目の入港通知。安保法制のもとで、米軍艦の度重なる入港は、既成事実の積み重ねから軍港化への地ならしといえるのでは?
◆海務課長―商業貿易港として商船のシフトを優先している。したがって、歓迎の立場ではない。

◆次の3つの要請事項に正式回答をお願いする。
1.米艦船「パトリオット」の入港目的や大阪港入港の必要性について、経過を明らかにすること。
2.大阪市が、今回入港許可するまでに取った対応と経過を明らかにすること。
3.入港予定の通知につ  いては、海上保安庁からの大阪市への連絡(約1か月前)の際に、大阪市議会ならびに市民に通知連絡されること
◆海務課長―7月末に文書回答する。

和泉平和委員会は「自衛隊体験入隊研修の中止を求める要請書」を和泉市長あてに提出(6月14日)

 市職員に体験入隊研修強要~和泉市役所

 和泉市役所が6月14日人事課長名で、各課長宛てに「自衛隊体験入隊研修の開催について」という文書を出しました。その目的は、通常業務と異なる体験を通じて、困難に打ち勝つ粘り強い精神力の要請およびチームワークで成し遂げる達成感を通じて自身のみならず部下の成長を引き出すリーダーシップの育成(原文)…。女性も含む対象者は原則参加で、事実上の強制参加です。しかも返事は2日後の16日というもの。

 和泉平和委員会は、6月15日左記の「自衛隊体験入隊研修の中止を求める要請書」を和泉市長あてに提出しました。

―今年和泉市は60周年という節目を迎えていますが、 
 60年にして初めて市職員を対象にして、自衛隊への1泊2日の「体験入隊研修」を行うことを突如明らかにした。 
 和泉市は非核平和宣言都市として平和と人権を守る市民の先頭に立つべきであり、今回の事態は驚きと憤りを隠し得ません。私たち和泉平和委員会にとって憲法を踏みにじり「安保関連法」が強行され自衛隊が「戦争する国づくり」をすすめようとしているもとで市職員の自衛隊への体験入隊は看過できない問題であることから市民への不安や動揺を招く今回の体験入隊は即時中止するよう申し入れる―

 なお、7月4日和泉市長は自衛隊と「連携を図っていく必要がある」と要請を拒否しました。

大阪城入口で6人で12筆集める(7月18日)

 たこぴーが核兵器廃絶署名行動

 7月18日夕高校生平和サークル「たこ焼きからピース」が大阪城入口で核兵器廃絶署名行動を6人で実施し12筆集めました。

協力者には折り鶴指南
(協力者には折り鶴指南する参加者)

今月の言葉―

「指一本挙げたのは一握りの人だけ」

「マッカーシイとその手下が現れたとき、彼らに対して指一本でも挙げたのは、ほんの一握りの人だけだった。ほとんどすべての人たちが、直接手を下すかただ手をこまねいてみているかの違いはあるが、マッカーシイズムに力を貸した」

(『眠れない時代』 リリアン・ヘルマン著)
現下の日本は、赤狩りが盛んな1950年代の米国と似ている点がある一方、参院選で戦後史初の、アベ暴走政治を許さない市民と野党の共闘(会員の渡部結日本共産党候補がその要として奮闘)が実現し健闘した。ここに未来がある。