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とりくみ予定・新着など

◆「平和新聞」大阪版 (2018年11月25日 2186号 PDF版)

オール沖縄-城間幹子那覇市長圧勝

◆上羽事務局長が現地支援
◆デニー圧勝報告会

和歌山で関西ブロック会議開催

◆10月27・28日、和歌山県の白浜で関西6県19人が参加

今月の言葉「臭いものに蓋をしない」

◆『スポットライト 世紀のスクープ』
『ジブリの文学』鈴木敏夫、岩波書店)

憲法集会と年金者一揆で青年活躍

◆総がかり集会で司会
◆年金者一揆で連帯挨拶
◆三千万人署名平和友好団体で

各地・職場からの便り

◆八尾・エアフェスタ監視
◆天王寺・沖縄の歴史映画会
◆都島平和のつどいに79人
◆関目学園「平和のひろば」

「平和新聞」大阪版PDF版
◆2186号大阪版(2018.11.25)
◆2183号大阪版(2018.10.25)
◆2180号大阪版(2018.9.25)
◆2177号大阪版(2018.8.25)
◆2175号大阪版(2018.7.25)
◆2173号大阪版(2018.6.25)
◆2170号大阪版(2018.5.25)
◆2164号大阪版(2018.3.25)
◆2158号大阪版(2018.1.25)
◆2157号大阪版(2017.12.25)
◆2154号大阪版(2017.11.25)
◆2152号大阪版(2017.10.25)
◆2149号大阪版(2017.9.25)
◆2146号大阪版(2017.8.25)
◆2144号大阪版(2017.7.25)
◆2141号大阪版(2017.6.25)
◆2139号大阪版(2017.5.25)
◆2134号大阪版(2017.3.25)
◆2131号大阪版(2017.2.25)
◆2128号大阪版(2017.1.25)
◆2127号大阪版(2016.12.25)
◆2124号大阪版(2016.11.25)
◆2122号大阪版(2016.11.5)
◆2119号大阪版(2016.9.25)
◆2116号大阪版(2016.8.25)
◆2114号大阪版(2016.7.25)
◆2111号大阪版(2016.6.25)
◆2109号大阪版(2016.5.25)
◆2104号大阪版(2016.3.25)
◆2101号大阪版(2016.2.25)
◆2098号大阪版(2016.1.25)
◆2097号大阪版(2015.12.25)
◆2094号大阪版(2015.11.25)
◆2092号大阪版(2015.10.25)


講師にジャーナリストで「平和新聞」編集長の布施祐仁さんを迎え講演会。会場いっぱいの62人の参加。

大阪平和友好9団体で日米地位協定学習会を開催


 日米地位協定をテーマとした学習会(大阪平和委員会など在阪の平和友好9団体共催)が12月21日夜天王寺区内で開かれました。全国知事会が日米地位協定の抜本的見直しを求める提言をまとめるなか、講師がジャーナリストで「平和新聞」編集長の布施祐仁さんとあって会場は62人の参加者でいっぱいとなりました。
布施編集長は、「日米地位協定ってどんなもの?」と題する4頁のレジュメと沢山の写真を使って講演を行いました。

 「イタリアでも米軍駐留は認められているが、国内法の遵守が義務付けられていて、あらゆる訓練は、基地の管理権をもつイタリア軍司令官に事前通報する必要がある。それに対し日本では故・翁長沖縄県知事が‶憲法の上に日米地位協定がある。国会の上に日米合同委員会がある〟と指摘しているように日本全土の空が米軍の訓練場と化している」

 日米安保・地位協定は米国に日本のどこにでも基地を求める‶権利〟を与えている‶全土基地方式〟。そのため、米国の了解なく、ロシアに対して米軍基地の不設置を約束することは不可能」

 安条約・日米地位協定が存在するままでは、安全保障の分野で自主的な外交は不可能。交渉相手と見なされない。先ずは主権を取り戻すこと」

 講演後、大阪安保の守山事務局長が地方議会に日米地位協定抜本改定を求める「意見書」を採択するよう要請する運動を大阪でも進めていこうと呼びかけました。

 なお、講演会では、中村玉枝大阪平和委員会副理事長が開会あいさつ、西会長が閉会あいさつを行いました。



辺野古への土砂投入抗議と「沖縄連帯行動」を10人の参加で実施

12.14土砂投入抗議・沖縄連帯行動実施


 大阪平和委員会は12月14日正午より近鉄上本町駅頭で、「沖縄連帯行動」を10人の参加で実施しました。この行動は、折しも沖縄県名護市辺野古への土砂投入が強行される中で取られたため、安倍政権の強権姿勢に抗議する場となり、「辺野古新基地建設工事の中止を求める請願署名」も32筆寄せられる結果となりました。

 参加者は、9月の沖縄県知事選挙で配られた玉城デニー候補(30日8万票の大差で当選)の実物ビラを並べた「大パネル」を背景に、ハンドマイクを握って訴える天王寺平和委員会の平嶋正さんを中心に、道行く人々に「ストップ辺野古への土砂投入、沖縄の民意は新基地建設NO!」と呼びかけるチラシを手渡しながら「辺野古新基地建設工事の中止を求める請願署名」への協力を呼びかけました。寒いなか1時間足らずの宣伝でしたが、沖縄県出身の中学生をはじめ322筆の署名が寄せられました。

 またこの行動では、土砂が投入されようとしている大浦湾辺野古の海に生きるクマノミやサンゴの写真が裏に紹介された「抗議ハガキ」も配られ、好評でした。


藤田早苗さん(エセックス大学人権センター)を招いて講演会を開催。参加は会場いっぱいの52人

「人種、性…による差別なくすべての者のために
人権及び基本的自由の尊重!」
(国連憲章1条3項)

 大阪平和委員会・女性委員会は12月9日、大阪市天王寺区内で英国から帰国した藤田早苗さん(エセックス大学人権センター)を招いて講演会を開催。参加は、英字新聞の外国人記者、MBSなどメディア関係者、「福祉のひろば」編集人、弁護士、高校生・大学生など会場いっぱいの52人でした。

 藤田さんは「国際社会から見た日本のメディア、ジェンダー、貧困」と題してパワーポイントを使用して90分以上にわたり熱弁をふるいました。以下はその骨子。

 「生まれてきた人間すべてに対して、その人が能力を発揮できるように、政府はそれを助ける義務がある。その助けを要求する権利が人権。人権は誰にでもある。人がすることを尊重し、不当に制限しないこと。人を虐待から守ること。人が能力を発揮できる条件を整えること。この尊重、保護、充足の義務の主体は行政、国家」「第2次大戦前、人権は国内問題(内政不干渉)であったが、第2次大戦中の著しい人権侵害への反省から国内事項から国際関心事となり、人権尊重は国連の主目的のひとつとなった」「日本では、市民の側に立ち権力を監視するのがメディアの役割なのに、記者クラブ制度のためアクセスジャーナリズ(権力から情報をもらう見返りに、権力に都合の悪いことは書けない)になっている。強姦罪の認知件数が100万人に10人(英国は100万人に510人)と少ない。その背景には女性警察官が全体の8%と少なく、男性警察官がマネキンを用いて強姦の様子を再現させる(セカンドレイプ)という現実がある。今年10月からの生活保護費引き下げについて、国連ではこれを懸念し見直しを求める4人の国連特別報告の共同声明が5月に出た。この引き下げは‶後退禁止原則〟からも許されない」

 最後に、25歳の青年が寄せてくれた感想文を紹介します。
 「国際社会の考えと日本政府とのギャップがここまで大きいものとは考えていなかった。‶個人通報制度〟(人権侵害を受けた個人が、国内の終審判決に不服の場合、人権条約機関に直接訴え、救済を求める制度。先進国でこの制度が使えないのは日本だけ)と後退禁止原則をしっかり覚えて帰りたいと思います」

 なお、講演、司会・開会閉会あいさつ、講演のプレ企画‶アイリッシュ・ハープ〟の演奏もすべて女性、女性づくしのつどいでした。



12月8日、滋賀県高島市今津町・住吉公園で関西6府県350人の参加で開催

「自衛隊の実弾演習反対・あいば野集会」開かれる

 「住民の命を守り、自衛隊の実弾演習に反対するあいば野集会」が12月8日滋賀県高島市今津町・住吉公園で関西6府県350人の参加で開催されました。

 この集会は、11月14日あいば野演習場で大阪の第37普通科連隊(和泉市駐屯)による81㍉迫撃砲の射撃訓練中に発射された弾丸が国道303号の道路に直撃、民間車両の窓ガラスを破損した事件に抗議するため、あいば野平和運動連絡会」など3団体の呼びかけで開かれたもの。

 大阪平和委員会からは、旭区・芦田会長、和泉・寺田副会長らが参加。

大阪平和委員会が独自に作成した「横断幕」―やめて!あいば野演習場での実弾演習・一歩間違えば大惨事・自衛隊は住民の命を守ってくれるところではないの?大阪平和委員会―が集会後の町内デモの先頭幕として使われるハプニングもありました。

 なお、この「横断幕」は、集会終了後、大阪平和委員会から‶地元の運動に役立ててほしい〟と集会であいさつをしデモの先頭で歩いた「あいば野平和運動連絡会」の早藤吉男さんに手渡されました。

 なお、呼びかけ3団体は12月18日大阪府庁近くにある近畿中部防衛局に出向き、あいば野での実弾演習と来春予定されている欠陥機・オスプレイ参加の日米合同軍事演習中止を求めることにしています。

 大阪平和委員会としても近畿中部防衛局交渉参加など今後も必要な支援をしていきたいと考えています。

大阪市内で600人の参加で開催、大成功おさめました

核兵器なき世界へ「映画とトークのつどい」開催

 大阪平和委員会も準備段階から事務局を務めた「核兵器なき世界へ 映画とトークのつどい」が、12月1日午後1時半~午後8時まで大阪市内で600人の参加で開催され、大成功を収めました。

 つどいは、山川美英・寝屋川市原爆被害者の会会長の挨拶で始まり、「NAGASAKI1945 アンジェラスの鐘」の上映と同映画監督の有原誠二さんのトーク、映像「広島の記憶 幻の原爆フィルムで歩く広島」上映と広島で被爆した森容香さん(枚方市原爆被害者の会会長)のトーク、「アオギリにたくして」上映と同映画で主人公の母親役を演じた女優の斎藤とも子さんのトーク、そして最後に事務局長の梅田章二弁護士の閉会挨拶で幕を下ろしました。また、映画上映とトークの合間にはケイシュガーさんによる「ピアノ弾き語り」やうたごえ協議会によるうたごえもちりばめられ、長丁場の息抜きの役割を果たしました。

 つどい後「3本の映画も3人のトークもよかった」、「ケイシュガーさんとうたごえの歌もよかった」という感想文が多く寄せられたことからわかるように、このつどいは参加者の心の中に、‶核兵器をなくすため「ヒバクシャ国際署名」をもっと多数集めなければ…〟との思いが強まる機会になったのは間違いありません。

教えてよ!カメジロ―の孫・和男さん「玉城デニー知事はどうして圧勝できたの?」とのテーマで沖縄県知事選勝利報告会を開催

デニー知事はどうして圧勝できたの?



 大阪平和委員会は、瀬長和男さんを11月9日天王寺区内に招いて、「教えてよ!カメジロ―の孫・和男さん、玉城デニー知事はどうして圧勝できたの?」とのテーマで沖縄県知事選勝利報告会をもちました。参加者は会場定員を上回る42人。

 瀬長和男さんは、沖縄県統一連事務局長。沖縄県知事選(9月30日投開票)と那覇市長選(10月21日投開票)では、那覇市内古波蔵にある沖縄統一連事務所で県内外から駆け付ける支援者の陣頭指揮をとりました。

 瀬長さんは、「政府与党が総力を挙げて企業・団体を締め付け、期日前投票が最終的に有権者の約35%に達し、名護市長選での敗北の経験からもかなり厳しい結果も覚悟していたが、投票箱を開けてみれば8万票の大差での圧勝だった。勝因の一つは、故・翁長知事が‶新基地はつくらせない〟と命がけでがんばったこと。そして、デニー候補がその遺志を引きついで選挙をたたかいぬいたこと。二つは、力づくで沖縄の民意を圧し潰そうとする政府与党の横暴に対して、辺野古基地建設を阻止するため命がけでたたかった故・翁長知事の生き様に共感する関する県民が‶自分たちのことは自分たちで決める〟と良識を発揮したこと」とデニー圧勝の秘訣を明らかにしました。

 瀬長さんはさらに、沖縄の地元紙も県民が知事選で公正な判断をくだせるようファクト・チェックなどで一定の役割を果たしたことなど、とっておきの裏話も披露してくれました。

11.3「輝け憲法!ともに生きる社会を!おおさか総がかり集会」

「おおさか総がかり集会」で青年が司会

 11.3「輝け憲法!ともに生きる社会を!おおさか総がかり集会」が扇町公園で12,000人の参加で開かれました。

集会は、①「輝け憲法!9条改憲ストップ!全国3000万人署名を成功させよう」②「東アジアに平和を!」③「ともに生きる社会を」④「辺野古に新基地はいらない」の4つのパートに分けられて、進行。①では会員の辰巳孝太郎参院議員をはじめとする野党各党の連帯挨拶、②では朝鮮初等学校の女子児童たちによる踊り、③では会員である被爆者の森容香さんによる被爆証言、④では沖縄平和運動センター山城博治議長の訴えが行われました。

 司会としてこの進行をうまく仕切ったのが、大阪平和委員会青年協議長の岩本悟さん。着物を着た相方の大椿さんと息の合った司会進行役を見事にはたしました。

 平和遺族会の女性が「大阪平和委員会にはああいう青年がいてすばらしい」と言ってくれたそうです。



天王寺区内で沖縄の歴史とたたかいに学ぶため「映画と学習会」を32人の参加で開催

カメジローと翁長知事から勇気と
玉城デニーさん圧勝から希望をもらった

         沖縄への支援行動で交流会         

 天王寺平和委員会は10月27日、天王寺区内で沖縄の歴史とたたかいに学ぶため「映画と学習会」を32人の参加で実施しました。

この会は、当初11月に実施予定の沖縄県知事選支援に向けたものでした。しかし、翁長知事の急逝により早まった知事選で辺野古基地NO!「オール沖縄」の玉城デニー知事が歴史的勝利を収めた後というタイミングとなり、沖縄現地支援報告とこれからのたたかいの決意表明の場に変わりました。

最初に「教えてよ亀次郎」と「翁長雄志知事の誕生とその後」の2本の映画を見ました。その後、沖縄に支援に入った人を含め参加者で感想・交流を行いました。以下に主なものを紹介します。

◆「沖縄県知事選玉城デニーさんの勝利は私たちに希望と勇気をくれた。次は私たちの番だと強く思った。」

◆「瀬長さんお名前は存じていましたが、映画を見てとても感動しました。〝人間の尊厳〟を基調とした不屈の精神、今の政治家に知ってもらいたい。」

◆「翁長さんのことが知れてよかった。家族・親族がみんな自民党の議員をしていたという事も、仲井真知事の選挙対策委員長だったことも知りました。そんな中でオール沖縄で立候補を決意してくださった翁長さんの沖縄を愛する強い決意を知り、胸が熱くなりました。」


≪会場に張られた横断幕≫



近鉄上本町駅頭で「沖縄連帯行動」~9月30日の沖縄県知事選での玉城デニー候補の圧勝報告を兼ねて


列ができた玉城デニー当選報告・月例「沖縄連帯行動」

  「辺野古新基地建設工事の中止を求める請願署名」への協力の呼びかけ  

 大阪平和委員会は、10月15日、近鉄上本町駅頭で9月30日の沖縄県知事選での玉城デニー候補の圧勝報告を兼ねて定例「沖縄連帯行動」を6人の参加で実施しました。

 デニー知事誕生という歴史的壮挙の後だけに、参加者は元気いっぱい、道行く人々に「沖縄県知事選挙で配られた玉城デニー候補の実物ビラを並べた大パネル」を披露するとともに、「辺野古新基地建設工事の中止を求める請願署名」への協力を呼びかけました。僅か半時間ちょっとの宣伝、あいにく署名版を持つ人ふたりという小規模の宣伝行動でしたが、署名版の前に列ができ34筆の署名が寄せられました。

 行動に参加した天王寺平和委員会の女性は行動後、「デニー知事の歴史的勝利の後だけに、次々に署名してくれた。署名版を持つ人があと5人いれば100筆を超えられたのに…」と力強い感想を述べました。

9/30沖縄県知事選挙


玉城デニー圧勝!

  次は那覇市長選での城間みきこ市長の再選を!  

 翁長知事の逝去により早まった県知事選挙が9月30日投開票され、「オール沖縄」の玉城デニー氏が、歴史的勝利を収めました。

◇玉城デニー 396,632  ◇佐喜真淳 316,458
(投票率 63.24%)


 大阪平和委員会は、大阪安保とともに名護市内の「ひやみかち うまんちゅの会大東」に結集し、デニー候補を押し上げるための支援を行いました。

 告示前から投票日まで福山常任理事が大阪平和委員会の窓口となって奮闘しました。

 旭、吹田、西淀川などから駆け付けた20人を超える会員は、事務局から提起される、スポット宣伝、ビラ配布、電話作戦など様々な行動で奮闘しました。

 こうした奮闘もあり、9月30日の投開票の結果、名護市ではデニー氏が佐喜真氏を1800票上回りました。2月の名護市長選では、新基地反対の稲嶺進氏が自公候補に約3500票の差で敗れました。名護市民はこの敗北にめげず、前を向いてたたかい続けていたのです。大阪平和委員会は、この市民のなかで多少の役割を果たせたことを誇りに思います。

  勝つ方法はあきらめないこと  

 沖縄の地方選挙はまだ終わっていません。14日告示21日投開票で那覇市長選が実施されます。安室奈美恵さんの恩師である城間みきこ市長の再選を勝ち取って、デニー勝利に花を添えましょう。

近鉄上本町駅頭で「6・9行動」を16人の参加で実施


核兵器いらない!9月6・9行動

 9月6日大阪原水協は、近鉄上本町駅頭で「6・9行動」を16人の参加で実施。大阪原水協の岩田理事長が最初の弁士として台風21号の被害に対するお見舞いの後「核兵器禁止条約と朝鮮半島の非核平和の流れに逆行しているのが安倍首相。人類史上はじめて被爆した国の首相として許しがたい。〝ヒバクシャ国際署名〟をたくさん集めて安倍首相を包囲しよう」と述べました。次いで、三宅大教組副委員長、大阪母親大会実行委員会松永会長、天王寺平和委員会の平嶋、大江各会員が道行く人々にハンドマイクで署名への協力をそれぞれ訴えました。

 勢いのある署名行動となり国際署名が66筆寄せられました。



原水爆禁止2018年世界大会 in 広島


‶原水爆禁止世界大会・広島〟の2日目
「日本平和委員会交流会」開催

 8月5日の夜、日本平和委員会交流会がもたれました。

 はじめに、佐藤光雄日本平和委員会顧問による地元歓迎挨拶の後、「辺野古新基地をつくらせないオール沖縄会議」山本隆司事務局長が、「辺野古新基地建設工事を止める上で11月県知事選の勝利がそのカギとなる」と、イ・ジュンキュ韓国・キョレハナ平和研究センター研究員が、「朝鮮半島の非核化プロセスの入り口となった‶板門店宣言〟とシンガポール米朝首脳会談共同声明をぜひしっかり学習した上で、日本を「核の傘」の下においている‶日米軍事同盟〟の見直しを行うため努力するのが日本のみなさんの役割ではないか」とそれぞれ述べました。

 次に、千坂事務局長が、完成したばかりの好評の平和大会パンフを披露。「このパンフを使って各都道府県・地域・職場で学習会を持とう」と呼びかけるとともに、この秋にかけて「安倍改憲NO!3000万署名」と「ヒバクシャ国際署名」、そして辺野古新基地建設阻止の運動に旺盛に取り組むことを提案しました。
その後、各県の交流が行われました。



大阪平和委員会等9団体が主催する「朝鮮半島の非核化・平和の構築を歓迎する集い」(7/22)


非核・平和友好の朝鮮半島と日本を

 大阪平和委員会など9団体が主催する「朝鮮半島の非核化・平和の構築を歓 迎する集い」が、7月22日に大阪市中央公会堂で開催され、約300人が参加しました。

カン・ジョンホンさん 講師のカン・ジョンホンさんは「北東アジアの平和構築に向けて」―朝鮮半島の非核・平和と日本―と題して講演。

 カンさんは、「北朝鮮の核・ミサイル開発はイラクやシリアのようにならないための対応戦略。米軍の専制攻撃を抑止し、体制を保全する生存戦略に他ならない。朝鮮半島の非核化というのは北朝鮮の非核化にとどまらず、韓国のそれも含まれる。つまり韓国が米国の“核の傘”から抜け出ることも意味する」「日本は‶北朝鮮の脅威〟という虚構で平和憲法の土台を崩す日米同盟に引きずりまわされてきた。平和憲法の力を発揮できる国にするためにもこの同盟から抜け出し、北朝鮮と国交をもつべきだ」と語りました。

 非核と平和友好の朝鮮半島を築いていくために、韓国では韓米軍事同盟の見直しが始まろうとしている。この中で、安倍政権が辺野古新基地建設など日米軍事同盟を強化し憲法9条改憲を進めようとしていることは、朝鮮半島を含め北東アジアの緊張を激化させるだけの時代錯語と言わなければならない。

 このつどいでは7.27キャンドル行動の呼びかけ人である服部良一・元衆院議員と木戸衛一大阪大学准教授も登壇し、キャンドル行動への参加を訴えました。

 なお、つどいでは、大阪平和委員会は会計と受付の二つの役割を担いました。

2018.7.22中之島中央公会堂

第62回定期総会を71人の出席で開催(6/23)


爆笑と満席のなか大阪平和委員会2018年総会開催

 大阪平和委員会は、6月23日大阪市内で第62回定期総会を71人の出席で開催しました。この1年間防衛省助成制度を利用した大阪市大による軍事研究は許さないと革新懇、科学者会議とともに尽力し、5月3日2万人参加の「おおさか総がかり集会」で青年学生部の山本のりこさんが午前中に実施した「若者百人憲法アンケート」の結果について壇上で発表する凛とした姿勢が好評を呼び、組織的前進の中で迎えただけに、活気に満ちた総会となりました。

 最初に、西晃弁護士による恒例の憲法講演。西弁護士は、「来年天皇の代替わりが入ったとはいえ、安倍首相は19年憲法9条改憲をあきらめてはいない。

〝安倍9条改憲NO!憲法を生かす3000万署名〟を集めきらなければならない」と強調しました。次に、「モリトモ」問題で大活躍中の辰巳孝太郎日本共産党参議院議員の連帯挨拶の後、事務局より運動方針と予算案が提案されました。

 続く討論には17人が参加。大阪原水協理事長は、核兵器禁止条約批准に向け「ヒバクシャ国際署名」を広げるため「同署名推進・大阪の会」を結成して取り組みを強化している、大阪安保事務局長は、11月18日の沖縄県知事選に勝利すれば辺野古新基地建設工事は止められる、寺戸月美副会長は「都構想」を許せば大阪市の財源が7割府に吸い上げられ市民サービス低下が必至であると、それぞれ発言しました。

 基礎組織では、西淀川の村々コンビは、漫才〝憲法を守ろう〟を披露。吹田は、平和委員会などからの要望を受け市が「非核平和都市宣言35周年事業」を実施し8月6日に「平和大使」(中学生12人)を広島に派遣すること、八尾は、3月「平和バスツアー」で満蒙開拓記念館など訪問し、9月高槻がこれにならって同じツアーを実施予定であること、旭区は、年度初めに都島へ10人の会員を転籍させたが、「役員みんなで増やす」運動を展開し、242人の会員でこの総会を迎えたこと、都島は、毎月のように映画会など企画を実施し会員・読者を増やして来た経験、高槻は、大阪北部地震の被害の状況と新婦人と取り組む「平和バスツアー」について、堺は、昨年の市長選で勝った結果新市長が戦争展を後援してくれるようになったこと、歯科保険医協会の女性会員は、原発事故被害者1・2万人の一人として国を相手取って訴訟中だがこの総会の討論を聞いて元気が出たこと、東大阪は、「安倍改憲NO!」と「ヒバクシャ国際」両署名に賛同するよう市長に要請するも市長が耳を貸さないことについて、それぞれ発言しました。

 討論のあと、2018年運動方針・予算案、2人の理事を補充する役員人事、そして「決議」が一括して承認されました。

 総会では、大阪北部地震の被災者に向け義援金が集められました。


青年学生部第9回総会・青年協議会第6回総会開催(6/9)


青年学生部と青年協が総会―仲間も増える

 6月9日大阪平和委員会青年学生部第9回総会・青年協議会第6回総会が12名の参加で開催されました。

 核兵器禁止条約が採択され、韓国と北朝鮮が融和に向けて対話を進めるなど、この一年間世界が平和に向かって大きく前進した中、大阪平和委員会青年学生部・青年協議会の運動の到達と課題を皆で振り返り、今後の活動についての議論と新たな役員の選出を行いました。

 総会のなかでは、青年会員であり日本共産党から大阪市議選東住吉区に立候補予定の山本のりこさんが「辺野古連帯のつどい・辺野古連帯行動」ツアーの報告を行い、来年4月の大阪市会議員選挙について「安倍政権と大阪維新を倒し、一人ひとりが大切にされる政治を実現していく」と意気込みを語りました。

 自由と平和、民主主義を求める一人ひとりの声が世界を動かす時代、多くの人たちと結び付き、より大きな青年組織にしていくことが総会の最後に確認されました。また、総会に参加した青年2名(1人は大学生)を新たに仲間に迎えました。


5/3「若者憲法アンケート」の結果について報告(5/27)


大阪若者憲法集会に68人が集う

 大阪若者憲法集会は5月27日に開催され、68名が参加し、「憲法守りたい」「平和がいい」という思いを共有しました。集会では、山本事務局員が平和委員会青年協議会として取り組んだ5月3日の「若者憲法アンケート」の結果について報告しました。

 午前中の分科会は「多様性と個人の尊厳」「労働と憲法」「社会保障」「平和」の4つをテーマに学び、メイン集会ではジャーナリストの西谷文和さんがイラク、シリアなどの戦闘地域のリアルと憲法9条改憲の意味、一人ひとりが声をあげることの重要性について語りました。

 集会後のサウンドデモ“MARCH for PEACE”には、メンバーの一人が冤罪により300日間不当に拘留された経験を持つ音楽グループMICSUNLIFE(マイク・サン・ライフ)がコーラーとして参加。「民主主義を取り戻せ」「まともな政治を」「ウソをつくな」「真実話せ」「冤罪無くせ」とコールし、沿道の注目を集めました。


(アンケートPDFデータ)

天王寺平和委員会―総会時の講演で、「戦時中の天王寺動物園」の話を聞き、動物園訪問(5/13)


いのちの大切さ しみじみと…
動物は無駄な動きをしない ホント!ホント!

 2月の総会で天王寺動物園の獣医さんに「戦時中の天王寺動物園」のお話をしていただき、それを聞いた会員から「動物園に行きたい」と希望があり、5月13日、大雨でしたが7名で動物園に行ってきました。

 1932年に天王寺動物園に来日し、1940年までの8年間、動物園の人気ものだったチンパンジーのリタとロイドの石像の前で、戦時中を思いめぐらし、平和を願って写真を撮りました。

 チンパンジーのリタは、戦時中三輪車や竹馬に乗ったり、フォークとナイフで食事をするなどの芸を披露し、一躍人気者になっていきました。しかし第二次世界大戦中には軍服やガスマスク姿などで戦意高揚の広告塔となり、動物園でも空襲に備えた動物たちの殺処分(戦時猛獣処分)が行われました。これらのことをふまえ、現在、同園では動物に芸を仕込むことは一切行っていません。二度と猛獣処分のような悲しい出来事が起こらないように平和を願ってリタとロイドの石像が建てられました。

 天王寺動物園は日本で3番目に古い動物園(1915年・大正4年設立)で、来園者も多く、今では外国からの旅行客にも人気の場所となっています。

 大雨でしたがキリンやシマウマ、ライオンやトラ、コアラ、鶴や鳥たちにもあってきました。動物園という檻の中ですが「元気でいてね」と願いながら楽しませていただきました。

 また、いのちの大切さをしみじみ感じさせてくれた動物園見学でした。

4月9日の市大前での宣伝行動
〈5月13日「天王寺平和委員会便り」より〉



「軍学共同いらない!市民と科学者の会・大阪」が7人で宣伝行動(4/9)

2016年度から始まった大阪市立大学での
「軍学共同」研究に抗議して

 「軍学共同いらない!市民と科学者の会・大阪」(革新懇、科学者会議、大阪平和委員会が事務局団体)は4月9日早朝、大阪市立大学前で「軍学共同いらない!宣伝行動」を実施しました。

 参加者7人は、「軍学共同アカン」の特大プラカードを首にぶら下げて「大阪市立大学は学問・研究の自由を脅かす『軍学共同』研究をやめよ」と訴えるビラを登校する学生・教職員に配付しました。

 参加者の一人がビラを受け取ってくれた女性に「2018年度まで3年間防衛省の資金で大阪市大で軍事研究が続けられます」と説明すると、その女性は「そんな研究がおこなわれていることは知らなかった」とちょっと驚いた様子でした。

 この行動には「大阪市立大学の統合問題を考える会」から4人駆けつけてくれました。

 なお、「軍学共同いらない!市民と科学者の会・大阪」は、5月12日(土)午後1時30分よりグリーン会館で「軍学共同いらない!市民と科学者のつどいⅢ」を開催。武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)代表の杉原浩司氏から「戦争を欲する“死の商人国家”にさせないために」と題する講演を聞く予定です。

4月9日の市大前での宣伝行動
大阪平和友好6団体(AALA、安保、日中友好協会、平和遺族会、うた声協議会、平和委員会)18人で署名宣伝行動(3/19)

縫いぐるみ先頭にパレードと署名宣伝行動を実施 「安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名」74筆集約

 大阪平和友好6団体(AALA、安保、日中友好協会、平和遺族会、うた声協議会、平和委員会)18人は3月19日午前10時、平和委員会事務所に集合して、子豚のぬいぐるみを先頭に谷町筋のミニパレードに出発。谷町9丁目交差点で宣伝署名行動をした後、四天王寺西門前に到着。そこで1時間にわたり「ウソとデタラメの安倍政治は退場を」のビラを配布し、うたごえ協議会のメンバー5人によるうたごえに支えられながら「安倍改憲NO!・憲法を生かす全国統一署名」を参詣客に呼びかけました。

 子どもが手を振って寄ってくる縫いぐるみや元気なうた声などの創意工夫を凝らした宣伝行動となり、2時間で合計74筆の署名が集まりました。

 「安倍首相はやめてもらお」と言って次々と署名に応じてくれたことからわかるように、「森友」文書改ざん問題をめぐり安倍内閣への怒りが沸点に達していることが感じられる署名宣伝行動になりました。

 次回の署名宣伝行動は3月23日正午@淀屋橋の予定です。

大阪平和委員会「安倍改憲NO!・沖縄連帯宣伝署名行動」実施(天王寺平和委員会も加わって)

「安倍改憲NO!憲法を生かす全国統一署名」
10人で37筆集める

 大阪平和委員会は、3月15日正午より近鉄上本町駅頭で安倍政権による「ウソとデタラメの安倍政権は退場を!」と訴えるビラを配り、「辺野古新基地建設を許すな」「安倍改憲許すな」と訴える横断幕を張り大プラカードを立てかけ宣伝行動を実施しました。

 天王寺平和委員会の山崎健逸さんがマイクを握り「財務省の森友文書の改ざんは、政府が国会にウソをついた犯罪行為であり、安倍政権は直ちに総辞職すべきだ。安倍首相が憲法9条に自衛隊を明記しても、自衛隊の任務は何も変わらないと言っているが、これもウソだ」と訴えました。

 いったん通りすぎてから署名版のところに戻って署名に応じた若い女性、何やってんのと言って寄って来て「憲法変えたらあかんね。安倍首相はやめてもらわなあかん」と言って応じた女性。「こんな政府に税金納めるのは腹立つ」と税金を納めてきたばかりの女性。いろんな反応が示された署名行動でした。

 この行動には、天王寺平和委員会からも駆けつけ計10人が参加。「安倍改憲NO!全国統一署名」が計37筆集まりました。


2018年3.1ビキニデーに大阪から44名が参加

核兵器禁止条約の 発効への決意に盛り上がった集会
大阪平和委員会 事務局員
山本 樹

 今年の3.1ビキニデーは、昨年7月に採択された核兵器禁止条約のお祝いと発効に向けた決意に盛り上がった集会となりました。日本被団協の和田征子さんは「重く錆び付いた扉が開いて一筋の光が差した」と条約が採択された時の感動を語り、「条約発効に向けて更にヒバクシャ国際署名を広げよう」と挨拶のなかで呼び掛けていました。

 核兵器のない平和な世界を求める市民の声が世界を動かす情勢である一方で、北朝鮮の核開発、トランプ大統領によるNPR(核態勢見直し)などこの間の平和と人権を脅かす国際情勢についての発言も多くありました。「戦争を煽る国家のプロパガンダに抵抗するには、市民が真実を広く知らせることが大切」とアメリカフレンズ奉仕委員会のガーソンさんは市民の役割を強調しました。

 第五福竜丸元船員の大石又七さんは壇上で「日本には、戦争をしない平和を望む国々の人たちのために仲介する役割を果たしてほしい」と願いを述べていました。世界が平和か戦争かのせめぎ合いを続けている今、唯一の被爆国である日本の政府は、核兵器廃絶を世界に強く訴えるべき立場のはずです。にもかかわらず、禁止条約に反対し、被爆者の尊厳を踏みにじってアメリカの核政策に賛同する首相には、どこの国の首相なのかと憤りを覚えました。

 また、被爆者手帳が交付されない被爆者も数多く、ビキニ実験で被災した漁師の多くは何の補償も受けられないままです。戦争は基本的人権を否定するものですが、今も核の被害によって苦しんでいる人たちの人権が蔑ろにされているのは、日本の政府の責任です。

 集会では、高齢となった被爆者から若い世代が反核・平和運動、被爆体験を後世に継承していくことが運動の喫緊の課題であると強調されていました。昨年8月に亡くなられた谷口稜曄さんは「被爆者がひとりもいなくなった時、どんな形になっていくのか一番怖い」と遺されたメッセージの中で仰っていましたが、被爆者の平均年齢が81歳を超える現在、それは遠くない未来のことです。

 「心のカサブタを剥がす思いで話している」という被爆者の意思を引き継いで、新たな被爆者を生み出さない世界を実現するために、今年はぜひ条約が発効される年にしたいです。そのためにも、ヒバクシャ国際署名の取組みを更に強めていきたいと改めて決意する3.1ビキニデー集会でした。

 今回の集会には、大阪から多くの青年が参加しましたが、夏の世界大会・来年のビキニデーには、より多くの青年と一緒に参加したいと思います。

空堀商店街で「安倍9条改憲NO!・憲法を生かす全国統一署名」宣伝行動!(2/19)

平和友好6団体が《3回目の共同署名宣伝行動を実施》
「安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名」37筆集まる

 大阪平和友好6団体(平和委員会、安保、原水協、日本ユーラシア協会、平和遺族会、うた声協議会)は2月19日昼、空堀商店街で「安倍9条改憲NO!・憲法を生かす全国統一署名」宣伝行動を12人で実施。日本ユーラシア協会の代表がマイクを握り「わたしたちは世界の諸国民と平和友好の関係を築くために活動をしている団体です。この友好関係の旗印となっているのが平和憲法。ぜひ守っていきましょう」と商店街を歩く人々に訴えました。

 チョコレートを張り付けた憲法会議のミニ署名用紙の手渡しやうた声などの工夫も凝らした宣伝行動となり、短時間で合計37筆の署名が集まりました。

 40代の女性が「息子が2人いる。戦争はこわいですね」と言って署名に応じてくれる一コマが印象に残りました。

 次回は3月19日に実施予定です。


「沖縄県民の民意尊重と、基地の押し付け撤回を求める全国統一署名」宣伝と署名行動(1/15)

大阪平和委員会「沖縄連帯行動」実施 天王寺、生野も参加
「基地の押し付け撤回を求める全国統一署名」12人で22筆集める

 沖縄県名護市長選挙告示まであと2週間余となった、1月15日昼間、大阪平和委員会は、近鉄上本町駅頭で沖縄県辺野古の米軍基地建設工事をやめさせようと、「オスプレイがヘリの部品が落ちてくる。これが沖縄の現実」と訴えるビラを配りながら署名宣伝行動を実施しました。

 天王寺平和委員会の平島正さんがマイクを握り「生物多様性に富んだ美しい海が米軍基地のために破壊されようとしている」「米軍基地の70%が沖縄に集中。その沖縄にさらに米軍新基地を建設するなどもってのほかだ」と訴えました。

 ひとりの女性は署名しながら「モノが落ちてくるのはひどいね」と沖縄の現実を憤っていました。

 この行動には、寒いなか天王寺、生野平和委員会からも駆けつけ12人が参加。「沖縄県民の民意尊重と、基地の押し付け撤回を求める全国統一署名」が計22筆集まりました。



空堀商店街で「3000万署名」宣伝行動(12月19日)

平和友好7団体が共同署名宣伝行動を20人で実施
「安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名」

 大阪平和友好7団(大阪AALA、大阪安保、大阪原水協、日本ユーラシア協会、平和遺族会、うた声協議会、大阪平和委会)は、12月19日昼空堀商店 街で「安倍9条改憲NO!・憲法を生かす全国統一署名」宣伝行動を20人で実施。平和遺族会などの代表が次々にハンドマイクを握り「平和憲法は戦没者 の遺言」「安倍首相が改憲の動きを強めています。戦後70年以上、自衛隊は戦争によって一人の命も奪われていません。これも憲法9条があるからです」などと商店街を歩く人々に訴えました。うた声協議会のメンバー5人による「青い空」「沖縄を返せ」などの合唱もあり元気な宣伝行動になりました。

 行動の最後に空堀商店街アーケード下を皆で歩き商店と買い物客に地声でビラを配布しながら「憲法9条を守り生かそう」と訴えました。パン屋さんから「久しぶりやな。がんばって」と声援が寄せられる一コマもありました。

 この行動では合計16筆の署名が集まりました。次回は1月19日に実施予定です。


11月27日、事務所内で映画「憲法を武器として」を上映。国民救援会、大阪憲法会議、奈良県平和委員会など20人が鑑賞(11月27日)

「憲法を武器として」試写会
恵庭事件 知られざる50年目の真実

 大阪平和委員会は11月27日、事務所内で標記の映画を上映しました。国民救援会、大阪憲法会議、奈良県平和委員会など20人が鑑賞し、映画の最後にクレジットタイトルが出ると大きな拍手が起こりました。

 上映後の交流のなかでは、参加者から「学生時代に関連本を読んで、恵庭事件についてわかっていたつもりだったが、今日この映画を見てあらためて事件の真相がつかめた」「奈良県で12月に上映会をもつことになっているが、今日映画を見て上映会を成功させなければならいという気持ちが強まった」など感想がでました。

 この試写会は、うたごえ喫茶「ほっとすてんしょん」が映画のサンプル版を入手したおかげで実現したもので、「ほっとすてんしょん」との共催でした。

「なくそう!日米軍事同盟・軍事基地」2017日本平和大会 in 岩国(10月28日~29日)

「日本平和大会」青年集会ピースシャウト

 10月28日の「日本平和大会」全体集会後に行なわれた青年集会「ピースシャウト」では、参加した全国の青年50名を対象に「岩国基地はアメリカの何軍の基地?」「世界で米軍基地をなくした国はどこ?」「7月に採択された核兵器禁止条約には何ヶ国が賛成した?」など3択のピースクイズ8問を行い、成績優秀者10名をチームに分け舞台上で決勝戦を行ないました。

 優勝チームには、「ピースシャウト」らしくみんなの前で平和についての想いを叫んでもらい(罰ゲーム?)、「平和が好きだー!」「基地はいらない!」「正職になりたい!」などそれぞれ、恥ずかしがりながらも今の社会について思っていることを叫びました。

 クイズの後は各地域の取組みについて報告もなされ、地元山口の青年が行なった岩国基地についてのシールアンケートについて結果報告では「山口市よりも岩国市に住む人にとっては、基地があるのが当たり前になっている。地元に基地があってもそれが日常に溶け込んで問題にならないような政策が行なわれている」と分析していました。

 沖縄の青年は「現地に来て米軍基地がどうなっているのか、日本の政府が基地に反対する沖縄の声をどれほど無視しているのか見てもらいたいし、広げてほしい」と訴え、大阪の青年は地域の平和委員会の取組みから「地域に根ざして平和の活動をする人や団体が地元に存在することの重要性」について語り、広島の青年はこれまでの核兵器廃絶運動と7月に採択された禁止条約について、愛知の青年による9月に開催されたピースエッグの報告を行ないました。

 最後は、共謀罪に反対する岡山の青年たちが立ち上げた「モモケン」と広島の青年によるご当地デモコールで締めるなど、地元に帰ってからの平和活動に活かしていけるような集会となりました。




「橋本敦先生の卒寿を祝う会」が10月14日大阪市内で130人超の参加で開催される

「橋本敦先生の卒寿を祝う会」が盛大に


 「橋本敦先生の卒寿を祝う会」が10月14日大阪市内で130人超の参加で開催されました。
 最初に、5団体(大阪平和委員会、民法協、勤労協、憲法会議、日ベト友好協会)で構成する「橋本敦先生の卒寿を祝う会」実行委員長の梅田弁護士が開会挨拶。

 次いで全国からの祝辞。辰巳孝太郎日本共産党参院議員が総選挙の合間を縫って駆け付け「橋本先生は、私が生まれた年には参議院議員になっておられた大先輩。その卒寿を祝うためこうしてまいりました」と挨拶。次に静岡から駆け付けた畑田重夫日本平和委員会顧問が「橋本さんとは3つの共通点―①自分は日本平和委員会の代表を務め橋本さんは大阪平和委員会の代表を務めたこと、②河上肇先生を互いに敬愛していること。③勤労協の学習運動で二人とも講師を務め、時には一緒に講演したこと―がある」と述べ、橋本さんの卒寿を祝いました。3番目に総評弁護団創立当初から橋本先生と60年来の付き日本平和委員会代表理事が挨拶をしました。

 この後、橋本敦ご夫妻に北大阪総合法律事務所の女性職員2人から花束が、藤永延代おおさか市民ネットワーク代表から赤ワインが贈呈されました。
 次いで、渡辺武大阪革新懇代表世話人の音頭で乾杯し、歓談とアイリッシュハープとベトナム一弦琴のミニコンサートを楽しみました。
  各界各分野7人の方からの祝いの言葉の後、北野大阪平和委員会常任理事が冊子「平和と民主主義を求めて―橋本敦先生の卒寿を祝いして」の披露をしました。

 そして最後に、橋本敦先生からお礼の言葉(以下に要旨)が述べられました。
 「国会時代で忘れられないのは、ロッキード事件で訪米調査も行い田中角栄首相(当時)を辞任に追い込んだこと。もう一つは、宮本顕治日本共産党委員長(当時参議院議員)に対する国会議員はく奪攻撃がなされたが、治安維持法の有罪は戦後取り消されたという証拠を探し出し粉砕した」

 「平和と革新の大義の大義を貫いてこられたのは皆さんのご支援のおかげです。本日は皆さんありがとうございました」

* 卒寿を記念して実行委員会で記念冊子(32頁)を1000部発行しました。大阪平和委員会に200冊(頒価300円)在庫がありますので,ご希望の方は大阪平和委員会(電話06・6765・2840)まで。


米海兵隊普天間基地所属のCH53ヘリが墜落炎上に対する抗議声明(10/12)

安倍晋三首相 様
小野寺五典防衛大臣 様

沖縄・高江での米軍ヘリ墜落事故に抗議し、訓練の全面中止と新基地建設中止、高江ヘリパッド、普天間基地の
閉鎖・撤去を求める抗議声明


 2017年10月12日
大阪平和委員会
会長 西 晃  

 10月11日午後5時半過ぎ、沖縄県東村高江の集落に近い民間牧草地に、米海兵隊普天間基地所属のCH53ヘリが墜落炎上する重大事故が発生した。事故現場は民家から800mのところで、所有者は現場から100mの豚舎にいた。幸い死傷者は出なかったが、大惨事につながりかねない事故であった。これは昨年12月に同じく普天間基地所属の米海兵隊輸送機オスプレイが名護市安部に墜落した事故に続く沖縄での墜落事故であり、米軍機の墜落事故は1972年の本土復帰後これで48件、米軍機関連事故は710件に上る。もはや沖縄県民の安全と米軍基地は共存できないことは明白である。 

 とりわけ、高江ではこの間、住民の反対の意思を踏みにじって、安倍政権が集落周辺に6つの米軍ヘリパッドの建設を暴力的に強行してきた。その結果、ヘリや米軍輸送機オスプレイの訓練が激化し、住民からは爆音被害への抗議とともに墜落事故への不安が表明されていた。今回の事故は、この住民の不安が現実となったものであり、日米政府の責任は重大である。

 私たちは、この墜落事故に満身の怒りを表明し抗議するとともに、事故原因の厳正な調査と公表、米軍ヘリ、オスプレイの飛行・訓練の即時全面中止を求めるものである。また、高江の米軍ヘリパッド・北部訓練場・オスプレイの撤去と辺野古新米軍基地建設の中止、普天間基地の閉鎖・撤去を断固として求めるものである。そして、現在たたかわれている総選挙で、沖縄県民の民意を踏みにじり米軍基地強化を強行する安倍政権に対し、厳しい審判を下すことを呼びかけるものである。



「一人ひとりが大切にされる未来」をテーマに「Peace Egg 2017 in愛知」開催(9/16-18)

「ピースエッグin愛知」に青年4人参加

 「一人ひとりが大切にされる未来」をテーマに9月16日~18日にかけて愛知県青年の家で開催された「Peace Egg 2017 in愛知」には、全国から約100人の青年が集まり、大阪からも4人の青年が参加しました。

 高江ヘリパッド建設反対運動、ヒバクシャ国際署名推進連絡会キャンペーン、AEQUITAS東海(エキタス東海)の異なる分野で活動する3人の青年がパネリストとして運動に取り組むきっかけや悩みついて語ったシンポジウム、被爆体験の聞き取り、沖縄基地問題、学費・奨学金問題など5テーマに分かれた分科会、核兵器廃絶に向けた情勢学習など集中して学ぶ時間となりました。

 また、学習の後は必ずグループトークの時間を設け、「自分にとって平和とは何だろう」「どんな未来を作りたいか」、感じたことや考えたことについて意見交換・議論。最終日の班宣言では、3日間「平和」について真剣に向き合い、平和の卵から孵ってひよこになった青年たちが地元に戻って平和運動を担い、新たな平和の卵を孵していこうと決意が述べられました。

 期間中に現地で2人の青年(兵庫と静岡)を会員に迎えることができました。


大阪市議会開会日―宣伝行動&ランチタイム集会・デモ(9/13)

市対連ランチタイム&パレ―ド

 大阪市対策連絡会は9月13日、市議会開会日行動としてランチタイム集会&パレードを80人の参加で実施。集会では小川陽太日本共産党市議が「維新政治は『都構想』を蒸し返し、カジノ建設など大型開発を大阪市民におしつけようとしている」と吉 村市政を批判しました。

 集会後、参加者は「カジノ・巨大開発より福祉・教育の充実を」「都構想NO!」などとコールをしながら大阪市庁舎周辺をパレードしました。大阪平和委員会からは青年事務局員が参加しました。



第2回「軍学共同いらない!市民と科学者のつどい」開催(8/19)

731部隊について学び、
「軍学共同いらない」の決意新たに

 第2回「軍学共同いらない!市民と科学者のつどい」(主催は大阪革新懇・日本科学者会議大阪支部・大阪平和委員会が事務局団体を務める「軍学共同いらない!市民と科学者の会・大阪」)が8月19日、大阪市中央区で97人の参加で成功しました。

 日本科学者会議大阪支部の河野仁さんによる開会挨拶の後、軍学共同反対連絡会共同代表の西山勝夫滋賀医科大学名誉教授が「軍学共同」の極みともいうべき「731日本軍細菌戦部隊」について講演。西山さんは、731部隊で中国人に対し行なわれた非人道的実験、そして戦後もそれらのことが隠滅・隠蔽され、裁き・自省・謝罪・償いもなされずに今日に至ってしまった」ことを、目を背けたくなる数々の資料・写真を用いて解明しました。

 講演後の意見交換では、大阪市立大学の卒業生が「‶軍学共同いらない!市民と科学者の会〟と卒業生らで大阪市立大学当局に抗議・要請を行い、今年度は防衛省の研究助成制度に応募しないという報告を受けた。府大との統合問題もやめさせたい」と決意表明。

 最後に、上羽治雄大阪平和委員会事務局長が「市民と科学者の会」事務局長として「地域でも軍学共同問題についてミニ学習会をもつなど軍学共同反対の世論を広げよう」と呼びかけた後、革新懇代表世話人の渡辺武さんが閉会挨拶をしました。

 なお、ケイ・シュガーさんによるミニコンサートも行われ好評でした。

《感想文より》
「良く調査され知らなかったことたくさん教えていただきました」
「医学者として非常に実証的で明瞭な講演」
「とても胸にしみ入る歌でした。‶父へ〟は特に」


8月7日~9日 ‶原水爆禁止2017世界大会・長崎〟が開催

原水爆禁止世界大会・長崎に大阪から300人超

 核兵器禁止条約の国連採択をうけて、8月7日~9日‶原水爆禁止2017世界大会・長崎〟が開催され、核兵器廃絶への歴史的な一歩を踏み出しました。

 台風接近のため飛行機が飛ぶか不安のあった西淀川代表団も含め大阪から303人が参加し、大会成功に貢献しました。

 大阪平和委員会代表の吉田事務局次長は、6日の朝広島入りし、平和記念式典参列~広島大会参加、7日長崎入りし長崎大会開会集会参加、8日碑めぐり参加、9日閉会集会参加と広島、長崎両大会をパーフェクト参加しました。写真は碑めぐりの際に寄った長崎原爆念資料館で撮った写真。

平和のための戦争展各地で開催

天王寺と東大阪で『平和のための戦争展』盛況

《天王寺》

 この夏も、大阪の各地で平和のための戦争展が予定されていますが、その先駆けとして、天王寺・平和のための戦争展が7月28日、29日の2日間にわたり同区内で開催されました。

 日中戦争で負傷した瀧本二三男さん(故人)の手紙などの遺品や原爆パネルが展示されるとともに、平和漫才、新婦人グループによる「平和の詩」朗読、森田敏彦さんによる瀧本さんの手紙の解読、加藤嘉信さんによる戦争体験語り、「はだしのゲン」「いのちの森、高江」の上映など盛りだくさんの内容……。29日午前、「ひとつの花」「ちいちゃんのかげおくり」が上映され、学童の子どもたちが見入りました。この戦争展に来た女性は、「戦争体験者が減るなか、今度は自分たちが戦争体験を伝える番」と感想を寄せました。

《東大阪》

 また、平和のための東大阪戦争展が29日、30日開催されました。こちらは規模が大きく会館を1階から3階まで借りきって実施されました。

 3階ホールでは国内で、戦地で実際に使われていた貴重な資料がところせましと展示され、ホールの隅っこには広島と長崎に落とされた原爆の実物大の模型が展示され、すいとんの試食コーナ―もありました。この戦争展は実行委員会形式をとり、平和委員会、新婦人、医療生協、府高教などよく分担された戦争展でした。

渡辺武さん文化講演会「戦争の歴史と人々の暮らし―昭和18年、戦時に歪められた日本酒の文化」と題して(7月17日)

渡辺武元大阪城天守閣館長の文化講座が満席
利き酒会も大盛況

 大阪平和委員会は7月17日午後、渡辺武元大阪城天守閣館長による文化講座を(株)たび・せんと共催。会場は参加者60人と満席となりました。

 渡辺武さんは「戦争の歴史と人々の暮らし―昭和18年、戦時に歪められた日本酒の文化」と題して講演。渡辺さんは、明治以来、戦費調達の餌食となった「酒税」の歴史をたどりました。「日本酒をはじめわが国の酒文化が世界に比類なく歪められ、恥ずべき後遺症を今に残したきっかけは、“日中15年戦争”と“アジア太平洋戦争”中の昭和18年(1943年)、米の統制と酒税増税を狙う“日本酒級別制度”設定にあったといえないこともない」「1944年、米不足の中で史上はじめて日本酒の増量剤としてアルコール添加が合法化されたことは、重大な意味をもつ」と述べ、戦費調達のために合成酒を飲まされた国民の悲哀を語りました。

  参加者は、ドイツ、フランスでは国民が愛飲するワインやビールには税金をかけないのに、日本酒には税がかけられ、酒蔵が減り杜氏も減り日本酒文化をとりまく環境(つまり、おいしいお酒をつくる環境)が厳しくなってきていることを教えられました。

  文化講座後は、参加者の7割が場所を移して「暑気払い&利き酒会」。渡辺さんが、自身が調達してきた日本酒について一本いっぽん説明した後、参加者全員がそれを試飲する形をとりました。
「パック入りの合成酒が一番うまかった」と一人の男性が感想を述べた時、爆笑の渦となりました。


7月度「沖縄連帯行動」(7月14日)

「基地の押し付け撤回を求める全国統一署名」
6人で24筆集める

 大阪平和委員会は、7月14日昼、近鉄上本町駅頭で沖縄県辺野古の米軍基地建設工事をやめさせようと月例宣伝行動を実施しました。

 参加者は、「沖縄県の美しい海を壊す辺野古新基地建設工事をやめて。翁長知事が新基地建設差し止め訴訟へ。みんなの力で埋め立て工事をストップさせよう。みんなで力合わせ憲法9条を守ろう」と訴えるチラシを配りながら、署名を呼びかけました。

 安倍政権の「森友」・「加計」疑惑に見られる国政・国土の私物化への怒りを表明しながら署名に協力する市民が多かったことが、この宣伝行動の一つの特徴でした。

 この行動には、天王寺平和委員会、大阪平和遺族会を含め計6人が参加し、「沖縄県民の民意尊重と、基地の押し付け撤回を求める全国統一署名」が計24筆集約されました。


大阪安保破棄実行委員会主催(旭区平和委員会が協賛)で6月24日(土)~26日(月)沖縄連帯・現地行動

沖縄連帯・支援行動に旭区平和委から7人参加

《行動日程》
24日(金)北谷町議のガイドで普天間基地の見学
25日(土)大浦湾・辺野古基地建設現場を見学
      辺野古テント訪問
      高江ヘリパッド基地N1ゲート前テント激励訪問
      高江座り込み10周年報告会に参加    
26日(月)名護市役所で基地対策係と懇談後、嘉手納基地の見学

 この行動には大阪から15人の参加でしたが、その中で旭区平和委員会がほぼ半数の7人の参加者を組織しました。

《高江座り込み10周年報告会》
  主催者代表の安次嶺現達さんは、安倍政権が多数の機動隊員と当初予算の15倍かけて完成したと喧伝している「ヘリパッドが完成したといっても赤土が海に流れるなどしている。たたかいは続く」とあいさつしました。現地行動連絡会の間島孝彦共同代表は「欠陥ヘリパッドを使わせないため監視行動を再開する」と報告しました。

 米国出身のアーサー・ビナードさん(写真)は、講演で「オスプレイは不自然で不都合な飛翔体だ。中国もロシアも真似しないガラクタだ。このガラクタの訓練のため日本は新基地を提供するだけでなく、自衛隊も17機買うなど米国の軍需産業に貢献し続けている」と喝破しました。

近鉄上本町駅頭で沖縄県辺野古の米軍基地建設工事をやめさせようと定例宣伝行動(6月15日)

「沖縄連帯行動」実施、
「共謀罪」成立抗議・怒りの緊急宣伝も兼ねる
「基地の押し付け撤回を求める全国統一署名」14人で22筆集める

 大阪平和委員会は、6月15日昼、近鉄上本町駅頭で沖縄県辺野古の米軍基地建設工事をやめさせようと定例宣伝行動を実施しました。

 天王寺平和委員会の石井真幸さんと山崎健逸さんの二人がマイクを握り「沖縄県の美しい海を壊す辺野古基地建設工事をやめさせましょう」「沖縄県には日本の米軍基地の7割が集中。そのため県民は米軍による騒音、レイプ、環境破壊などで苦しみ、命の尊厳と人権が踏みにじられている」「戦争になれば真っ先に沖縄の基地が攻撃目標になる。沖縄から基地をなくそう」と訴えました。二人はまた、国会で「共謀罪」が強行成立させられたことについても「沖縄県民が『あきらめない』をモットーにして基地問題に取り組んでいるように、安倍自公政権を退陣においこむ運動をうまずたゆまず続けていこう」と呼びかけました。

 なお、「共謀罪」成立直後というだけあって、署名をしながら安倍政権への 怒りを吐露する市民が多かったのもこの宣伝行動の特徴でした。

 この行動には、14人が参加し、「沖縄県民の民意尊重と、基地の押し付け撤回を求める全国統一署名」が計22筆集まりました。

日本平和委員会第67回全国大会が全国から240人の参加で開催(6月10日、11日)

全国大会に10地域・職場から17人が参加

 6月10日(土)、11日(日)岡山市内で日本平和委員会第67回全国大会が全国から240人の参加で開催されました。大阪からは西晃会長、近藤正理事長をはじめとする17人が参加。旭、西淀川、生野、天王寺、住之江、都島、北区、吹田の各地域、関共、歯科保険医協会の2職場組織からそれぞれ代表が、青年は3人が参加しました。

 1日目の全体会討論では、23人が発言しました。うち大阪は4人(?)でした。

◆山本事務局員は、核兵器禁止条約を話し合う第2会期「国連会議」に大阪平和委員会代表としてニューヨーク要請行動に行く決意を述べるとともに、吹田平和委員会が「市報すいた」から憲法標語が削除された問題で市当局に抗議をおこない標語復活を迫っていると報告。

◆岩本青年協議会議長は、5月3日大阪城で実施した若者憲法アンケートの結果について触れ若者の間にも9条が定着していると述べました。

◆中村西淀川事務局長と吉田天王寺事務局長は、満場の爆笑と拍手の中漫才「カジノあかん」を披露しました。

◆鈴木副理事長は、大阪の組織委員長としてこの1年間の「仲間づくり」について苦労話を交えて述べました。

 夕食交流会では、地元のフォークグループによる歌唱の後、都島の吉田さんが倉林旭区副会長とともに紙芝居「お菊の冒険」を披露し、注目を浴びました。

 2日目の閉会集会では、仲間づくり表彰がおこなわれ、大阪はこの1年間全国の仲間づくりを励ましただけに、数々の表彰の対象となりました。また、機関紙コンクールでも多数表彰されました。


大阪平和委員会 第61回定期総会開催(5月20日)

拍手と笑顔のなか大阪平和委員会総会開催

 大阪平和委員会は、5月20日大阪市内で第61回定期総会を65人の出席で開催しました。この1年間他団体・労組との新たな共同を広げ、等身大の姿が府民の中に少しずつ見えるようになるなか、組織的増勢の中で迎えただけに、元気一杯の総会となりました。

 最初に、西晃弁護士による恒例の憲法講演。西弁護士は、胸に〝不屈〟というロゴがプリントされたTシャツ姿で安倍首相による2020年改憲と前日に衆院法務委員会で自公・維新により強行採決された「共謀罪」法案を何としても阻止しなければならないと熱弁をふるいました。

 総会の討論には11人が参加。当会の多彩な活動を反映するものとなり、拍手と笑いの連続でした。

総会で憲法講演の西晃弁護士 大阪の平和友好団体と労組の代表として、大阪原水協理事長が、核兵器禁止条約国連交渉会議ニューヨーク要請行動の意義と9人参加、大阪安保事務局長が、辺野古新基地建設阻止運動の現状と6月の現地支援行動、府職労委員長が、職員削減による府民サービス低下・労働強化と〝森友学園〟問題への松井府政の関与についてそれぞれ発言しました。

  基礎組織では、西淀川が、〝カジノあかん〟漫才を披露。八尾が、自衛隊駐屯地への監視活動と要望書を出し毎年対市交渉を継続していること、岩本・青年協議長が、昨年の「ピースエッグ」成功と5月3日若者憲法アンケートの結果、山本・事務局員(学生)が、ニューヨーク要請行動に会代表として参加すること、堺が、オスプレイ墜落への抗議宣伝行動や「ザ・思いやり」上映会を単独で実施することで、また関共が、原水爆禁止世界大会参加報告会や焼き肉パーティー、花見など硬軟あわせて実施し会員を増やしてきたこと、についてそれぞれ発言しました。

 2017年度運動方針・予算案が承認された後、役員人事では、3年間務めた小林徳子会長にかわる西晃新会長など69人の新役員が選出されました。

  最後に、「〝共謀罪”法案の強行採決に抗議し、廃案を求めます」との特別決議をあげマスコミに送付しました。



沖縄「本土復帰」45周年「沖縄連帯行動」実施(5月15日)

〝憲法9条を守って平和のために何かしたい〟
若者が3人に2人

 沖縄「本土復帰」45周年目に当たる5月15日昼間、大阪平和委員会は、近鉄上本町駅頭で沖縄県辺野古の米軍基地建設工事をやめさせようと宣伝行動を実施しました。

 天王寺平和委員会の山崎健逸さんと平嶋正さんの二人がマイクを握り「生物多様性に富んだ美しい海が米軍基地のために破壊されようとしている」「沖縄県には日本の米軍基地の7割が集中。そのことが沖縄の経済発展のマイナス要因となっている」「戦争になれば真っ先に沖縄の基地が攻撃目標になる。沖縄から基地をなくそう」と訴えました。また、二人は国会で審議中の「共謀罪」についても戦争する国への突破口になるのでみんなで阻止しましょうと呼びかけました。

 なお、この行動では天王寺の郷原さんの作った「9条ブローチ」が署名に協力してくれた人に配られましたが、50代の男性が「えらい時代になってきましたね。世界に誇る9条バッジに頑張ってもろおう」と言って署名に応じてくれました。

 この行動には、天王寺、生野、旭区各平和委員会からも駆けつけ、15人が参加しました。「沖縄県民の民意尊重と、基地の押し付け撤回を求める全国統一署名」が計21筆集まりました。

青年学生部青年協《第4回「若者憲法アンケート」を実施》(憲法記念日の5月3日、大阪城公園)

〝憲法9条を守って平和のために何かしたい〟
若者が3人に2人

 青年学生部青年協は憲法記念日の5月3日、大阪城公園で「若者憲法アンケート」を15人の参加で実施しました。

 今回で4回目のアンケート。2時間かけて110人から調査しました。

  この調査で「平和のために何かしたい」と答えたのが93.6%、「9条を変えるべき青年学生部青年協アンケート行動でない」と答えたのは65.5%でした。

  この調査の結果、若者の3人のうち2人が「9条を守って平和のために何かしたい」と考えていることがわかりました。

  なお、「毎日新聞」の若い記者が、1時間半ほどこのアンケート行動を取材。アンケートに答えた若者に「毎日」としてあらためて調査をし直す取材方法をとっていました。

  この若者憲法アンケートについて5月4日付「毎日新聞」に少し報道されていました。

青年学生部・学生協総会と、大阪平和委員会「講演会」を開催(4月23日)

布施祐仁氏講演会に三重県含め71人

 4月23日午後、大阪平和委員会青年学生部・学生協は、大阪市天王寺区内で年次総会を開催し、新年度方針と役員を決めました。

 その後、引き続き「布施祐仁〝平和新聞〟編集長講演会」を71人の参加で開きました。

 布施編集長は、豊富な資料と写真を使って「南スーダン日報問題と経済的徴兵制」について1時間以上にわたり熱弁をふるいました。

《次は、寄せられた感想文の一部です》
 「南スーダン、自衛隊のこと、くわしく知ることができました。ありがとうございました」
 「〝経済的徴兵制〟のこわさを知りました。若い人たちが、仕事が安定しくらしが安心していける社会が必要だと思いました」
 「こういった企画を府内各地で行ってほしい」


 この講演会は、講演の中身が素晴らしいものであった上に、三重県のジャーナリスト、府職労の委員長など参加者の顔ぶれが多彩だったのも特徴的でした。

恒例の春の平和バスツアー(4月8日)

大阪平和委員会バスツアー〝世界3大宗教めぐり〟

 4月8日、大阪平和委員会恒例の平和バスツアーが40人の参加で実施されました。

 最初に、桜満開の奈良県〝般若寺〟を訪問。「平和の火」の前で工藤良仁住職からお話を聞きました。工藤住職は原爆の火を絶やさない思いを静かに語りました。「原爆の火は福岡県星野村の山本氏が大変な苦労をして数十年絶やさなかった。平和を求めるということは過去の戦争という犯罪に対する反省です。原爆の火を〝平和の火〟として保存することで、本来の宗教家としての役割が果たせるのではないかと思っています」。

 次に、〝大阪茨木モスク〟を訪問。絨毯に座りモフセン先生のお話を聞きました。参加者は、先生のお話から〝イスラム教は万物の創造者アッラーという神に帰依する宗教〟〝人間は皆平等と考え、隣人とのつながりも大事にしている〟〝貧しい人には寄せられた喜捨の数%を分け与える規則がある〟などイスラム教が戦争と無縁の、平和の宗教であることを学びました。

 最後に〝日本キリスト改革派千里山教会〟を訪問。弓矢健児牧師から「キリスト教と平和」と題するお話を聞きました。「宗教者には命の尊厳のために働く責任がある。したがって、命の尊厳を奪う最大の罪こそ戦争。そういう意味で、信教の自由とともに、戦争と平和の問題は、宗教者として責任をもってかかわっていくべき問題です」。参加者は、祭壇も何の飾りもない教会の佇まいのなかで平和の宗教哲学に触れることができました。

大阪平和委員会バスツアー〝世界3大宗教めぐり〟

《参加者の感想》
 「仏教、イスラム教、キリスト教の3つの宗教を一日かけてめぐり、平和憲法の源流にこれらの宗教があるということがよくわかりました」「般若寺には鶯の声がよく似合いました」「3つの宗教とも飾り気がなく心落ち着きました」


防衛装備庁の「安全保障技術研究推進制度への応募を検討する方々のための公募説明会」への抗議行動(3月31日)

2017年度防衛省「研究委託制度」応募説明会に
6人で抗議のスタンディング

 防衛装備庁は、3月31日午前10時から11時まで2017年度「安全保障技術研究推進制度への応募を検討する方々のための公募説明会」を新大阪駅近くのホテルで開催しました。公募説明会(事前登録制)は大阪と東京で開催されました。

 鰺坂真・大阪革新懇代表世話人をはじめ6人が、説明会開始前と終了後の2回に分けてホテル玄関前で、防衛省からお金をもらって大学などが研究しその成果を軍事に応用することは許さないと「軍学共同アカン」の大型ポスターを掲げて抗議のスタンディングを行いました。説明会への参加者(研究者あるいは外部資金担当者)は40~50人ほどでしたが、ポスターに見入り顔をしかめるも人もいました。

 「軍学共同いらない!市民と科学者の会・大阪」(仮称)準備会は、2016年度の同制度に応募し採択され軍学共同をすすめようとしている大阪市立大学に抗議するため4月10日(月)午前8時30分よりJR杉本町駅前で抗議スタンディングを行う予定です。平和委員会からも多数参加を!

女性委員会は「輝け憲法!女性のつどい」を36名の参加で開催(3月20日)

女性らしい、きびしく、ほっこり、楽しいつどい

 お彼岸の3月20日、大阪平和委員会女性委員会は、「輝け憲法!女性のつどい」を36名の参加で開催しました。
 最初に、日本共産党府議の石川たえさんから日本中を揺るがしている「森友学園」問題の最新情報について、大阪市議の寺戸月美さんから「塚本学園」地元問題についてそれぞれ報告がありました。学園の教育のひどさや信じられない実態が次々と明らかにされ、参加者一同真相の徹底的究明を行い、安倍政権と維新府政を最後まで追い込んでいきましょうとお二人にエールを送りました。

 続いて「旭区平和の会」の徳井由美子さんがアイリッシュ・ハープの演奏と歌を披露。徳井さんは憲法九条への熱い思いも語り、参加者はいやしのひとときを過ごしました。

  次に天王寺平和委員会事務局長の吉田一江さんから「憲法28条をちからに看護師の権利と生活を守ったたたかい」について、西淀川平和委員会事務局長の中村玉枝さんから中国東北部の「細菌部隊・731部隊」跡地を訪れてつかんだ日本の侵略戦争の実態についてそれぞれ報告がなされました。

 そして最後に、天王寺平和委の郷原美保子さんと大江重代さんが下準備した「九条スズメ」ブローチをみんなでつくり、大いに盛り上がり、ほっこり、楽しいつどいを終了しました。

「輝け憲法!女性のつどい」2017.3.20

<参加者の感想>

*少ない共産党府議として多忙の中、今回「森友orアベ友学園」問題、国民の財産である国有地の大ディスカウントも腹が立ちながら、学園の教育のひどさが次々わかり、戦時体制づくりそのもの。本当に信じられない実態よくぞバクロ。石川さん、寺戸さんのお話でよくわかった。

*憲法に立脚した労働者の立場、憲法の素晴らしさをあらためて認識――娘たちの職場にも労働組合があったらなあ……と。労組の大切さ、現場の頑張り、その土台の芽がなんとかできてほしい。

*部分的にしか知らなかった「731」ですが、よくわかり、恐ろしいことが行われたもの だと……戦争は人間性を奪い、サイコパス状態を生むのですね。

*トークも演奏もうたも素晴らしかった。つどいに音楽、歌があるのはほんとにほっとしていいものですね。


近鉄上本町駅頭定例宣伝行動に大阪平和委員会からも多く参加(3月6日)

 原水協に結集し3月「核兵器廃絶6・9行動」

 大阪原水協は3月6日昼、近鉄上本町駅頭で「6・9行動」を実施しました。

 この行動に各地の平和委員会―天王寺5人、生野1人、旭区1人など―から多数参加しました。

 近藤正・大阪平和委員会理事長がハンドマイクを握り「署名というのは一人ひとりの小さな行為だが、それが日本中の各地で毎月、毎週なされれば、大きな数となり、世界中の核兵器廃絶を求める世論を形成するのに力を発揮する。ぜひ署名にご協力を!」と訴えました。

 風が強く、人びとも足早に街を行き交うあいにくの日でしたが、新しく出来上がったポスターの力や署名を訴える個々人の真剣な姿勢もあってか、この間の「6・9行動」の中で最高数の署名を集約することができました。

*次の大阪原水協の署名行動は、以下の通りです。

国連総会に向けた核兵器廃絶署名行動
    ○日 時 3月25日(土) 午前11時30分~
    ○場 所 梅田ヨドバシカメラ前
     多数のご参加を!


仲間も二人増えた第7回天王寺平和委員会総会(2月25日)

「私にあった平和の形・運動が見えてきた
 これなら私にもできる」

 2月25日(土)天王寺平和委員会第7回総会が市立社会福祉センターで32名が参加して開かれました。

1部では天王寺9条の会代表の森田敏彦さんが「ある兵士の手紙を読む」と題して「大阪民主新報」でも取り上げられた瀧本二三男さんの戦地からの手紙85通を時代背景と照らしあわせ、軍事郵便の深読み・解説をしました。

瀧本二三男さんは1936年徴兵(20歳)、翌年1937年8月28日、上海戦線で負傷し、内地に送られ姫路陸軍病院、のちに高知赤十字病院で療養(当時21歳)。回復するたびに3度徴兵、そして1947年復員(31歳)までの約10年間の葉書や手紙の一部が紹介され、ひとりの兵士の心情が語られました。

休憩をはさみ、石井真幸さんの指導で「リンゴの唄」「どこかで春が」をみんなで合唱。

そして2部では議長・小橋口泰子さんを選出し総会を開会。最初に大江憲夫代表のあいさつ。来賓の大阪平和委員会理事長近藤正さんからは天王寺平和委員会が発足にいたる経緯や、平和委員会の役割、仲間増やしの大切さについて話されました。そして1年間の運動の総括、会計報告、方針、新役員体制を全員一致で確認しました。総会では参加者全員が平和への思いを語りました。

<発言紹介>
 今、うたごえで美空ひばりの「一本のえんぴつ」を練習し、発表会の準備をしています。歌詞に「1枚のざら紙があれば、あなたを返してと書く」を唄うたび母のことを思い出し胸が熱くなります。私の兄は19歳で戦 死(サイパンで)しました。母は8月15日終戦の日が来るたび、こっそり泣いていました。子ども心に覚えています。平和の大切さを私なりの歌声で伝えていきたい。

天王寺平和委員会第7回総会(2017.2.25)

上六近鉄駅頭での沖縄連帯宣伝行動に12人が参加(2月13日)

辺野古新基地建設工事再開許すな!「沖縄連帯行動」
―「基地の押し付け撤回を求める全国統一署名」12人で28筆集める―

 2月13日昼間、大阪平和委員会は、近鉄上本町駅頭で沖縄県辺野古の米軍基地建設工事をやめさせようと宣伝行動を実施しました。

天王寺平和委員会の山崎健逸さんと大阪平和委員会理事長の近藤正さんの二人がマイクを握り「生物多様性に富んだ美しい海が米軍基地のために破壊されようとしている」「沖縄県民の8割がこの基地建設には反対し、国政選挙をはじめあらゆる選挙で反対の民意を示してきたのに、安倍政権はこれを無視し、アメリカとの約束を第一にし、基地建設を強行するなど、民主主義を破壊するものだ」と訴えました。

30代の女性が「安倍政権はひどいことをしますね」と日本語で、南米のチリから来た20代の女性が「私も戦争反対です」と英語でそれぞれ署名に協力してくれました。

 この行動には、寒風吹くなか天王寺、住之江、旭区各平和委員会からも駆けつけ、12人が参加しました。「沖縄県民の民意尊重と、基地の押し付け撤回を求める全国統一署名」が計28筆集まりました。

2月13日の上六近鉄駅頭での宣伝行動


映画「いのちの森・高江」上映とヤンバル統一連事務局次長・福山功勝さんの現地報告(2月7日)

「いのちの森・高江」上映と現地のたたかい報告会を開催
―沖縄連帯の決意固めた62人の参加者たち―

 大阪平和委員会は、2月7日午後大阪市内でドキュメンタリー映画「いのちの森・高江」上映会を開催しました。最初に、62人の参加者は同映画を60分余見ました。同映画は、沖縄県東村高江…絶滅危惧種や希少種など豊かな生態系を有するヤンバルの森に囲まれて穏やかに暮らす人々の姿と、その森の一角で安倍政権が強行する米軍のオスプレイパッド(着陸帯)建設工事を非暴力で止めようと座り込みを続ける人々の姿とを対照的に映し出したものです。

続いて、辺野古・高江の現場を離れて前日に帰阪したヤンバル統一連事務局次長・福山功勝さん(大阪平和委員会会員)がたくさんの写真を用いて、旬の現場報告をしました。福山さんは美しい大浦湾の写真を見せながら「安倍政権は沖縄県の民意に耳を傾けることなく、こんな美しい海を埋め立てて耐用年数200年の米軍新基地をつくろうとしている」と告発しました。

参加者からは、「安倍政権は許せない」「居ても立ってもいられない。みんなで沖縄県辺野古連帯支援ツアーに行きたい」との感想が出されました。

大阪平和委員会は、この上映会終了後、参加者からもらった上映料全額と会場内で寄せられたものを合わせてすべてカンパとして福山さんに渡しました。

生野平和委員会-「新春」恒例行事に35人が集う(1月22日)

生野「平和新春のつどい」にぎやかに


生野平和委員会は1月22日恒例の新年行事「平和新春のつどい」を35人の参加でもちました。

冒頭、戸井逸美会長(歯科医師)が主催者あいさつ、近藤正大阪平和委員会理事長と柴山昇衆議院大阪1区国政対策委員長が来賓としてあいさつを行い、吉田一江大阪平和委員会事務局次長が「被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」への協力を訴えました。  

次に、お弁当を食べながら楽しく懇談した後、文化行事に移りました。先ず、「ともしび歌声広場」。皆で「みかんの花咲く丘」」などを合唱。次に

天王寺平和委員会など5人のメンバーによる「なんきん玉すだれ」(写真)。続いて、コーヒーとお菓子を味わいながらビンゴゲームに打ち興じました。

そして最後に、みんなで輪になって「沖縄を返せ」を大きな声で歌い、つどいの幕がおろされました。

新春~沖縄連帯宣伝行動(1月16日近鉄上本町駅頭)

2017年新春 寒風のなか沖縄連帯宣伝行動
「基地の押し付け撤回を求める全国統一署名」18人で30筆集約


大阪平和委員会は、1月16日昼間、近鉄上本町駅頭で沖縄連帯宣伝行動を実施しました。

 近藤正・大阪平和委員会理事長は、回収された墜落機オスプレイの残骸写真を掲載したチラシを紹介しながら「米海兵隊のオスプレイの墜落事故の現場は米軍が規制し、沖縄県知事も名護市長も海上保安部もマスコミも入れず、事故原因究明の証拠となる機体は米軍によって回収された。これは米軍に特権を与えた日米地位協定に基づく行動だ。さらに県民の中止要求を無視し、6日後にはオスプレイの飛行を再開、1月6日には空中給油訓練も強行した。いったいこれで日本は独立国と言えるのか」と訴えました。

50歳代後半の男性は「前からこの署名は協力したいと思っていた」とこころよく、また50歳前後の女性は「こんな寒い日にごくろうさん。風邪ひかんといてね」と労をねぎらいながら、署名してくれました。

この行動には、天王寺、生野、東大阪各平和委員会と大阪平和遺族会から計18人が参加し、「沖縄県民の民意尊重と、基地の押し付け撤回を求める全国統一署名」が計30筆集まりました。


あけましておめでとうございます。

2017年新年の抱負

 大阪平和委員会会長 小林徳子 2017新春

 あけましておめでとうございます。

2017年新しい年を迎えました。昨年は大阪平和委員会結成60年を迎え、あらためて平和、民主主義、憲法を守る運動の重要性を痛感しました。一方、安倍政権は戦争法の強行採決に続き、南スーダンへの自衛隊派兵など戦争の道に突進しています。

私は、75年前の戦争突入の様相を思いおこしております。これを阻止するために今年は更に平和委員会の若者を含む組織の拡大強化、他団体との共闘など急がなければなりません。「どの子どもも殺し殺されることのないように」全力で奮闘しましょう。そして社会進歩、世界平和に貢献できる大阪平和委員会へと一層努力してまいりましょう。


 大阪平和委員会副理事長 玉置敏次 

2016平和行進で大阪平和委員会の旗を和泉佐野市から兵庫県川西市まで持ち通した。それで感じたことは、会員がいない行政区が多いことである。

新年は傘寿を迎える節目の年である。畑田重夫日本平和委員会顧問の「志は高く姿勢は低く旗は高く旗竿は深く」との志を胸にきざんで摂津市、茨木市での平和委員会設立に挑戦したい。

 和泉平和委員会 浅田健司 

2017年は憲法施行70年にあたる年で、私も75歳になります。今目の前にあるのは政府文部省が出した「あたらしい憲法のはなし」をそのまま掲載したパンフレットです。この中で分かりやすく説明されている「平和の為にどうしても必要な事」は民主主義を大切にし、二度と戦争をしない事、そして一切の武器を持たない事とあるのですが、現在は明らかに逆方向にすすんでいます。私たちの憲法はこの国のものとしてだけでなく、全世界のものにとの確信を持ち、このパンフ普及活動にも取り組んできた事など想い浮かべながら平和への新たな決意を固めているところです。

 北区平和委員会 大住弘明 

武器なきクーデターともいうべき安倍自公政権の暴走ぶり、一日一日私たちの平和・民主主義を踏みにじる現状に切歯扼腕の思いです。私たちの組織は大都会の、関西財界の、そして巨大マスコミの集中している地域のなかで平和と民主主義の声を届ける組織になっているかといえばまだまだ程遠い状況と言わなければなりません。

今年は地域に拠点を置く組織として情勢と地域性にふさわしい組織になっていくよう頑張っていきたいと思っています。

 八尾平和委員会会長 丸山豊美 

現在の憲法は私の生まれた時から存在し空気の様なものでした。黒田知事誕生の頃「憲法をくらしに生かそう」という言葉はいろいろな分野での活動の柱でした。しかし今、教育、医療、福祉を支えるための憲法は隅っこに追いやられ、平和そのものもおびやかされています。ひとりひとりに安全で安心な生活を保障するために憲法を守りお金の使い方を変える政治が行われるよう声をあげ連帯を強めていく時だと思います。
本当の意味での平和な社会を思い描きながらがんばっていきましょう。

「沖縄県民の民意尊重、基地の押し付け撤回」と扇町公園に集う


沖縄に基地はいらない おおさか総がかり行動に4000人(12月10日)

 おおさか総がかり行動実行委員会は、10日午後「『オール沖縄』の民意を尊重し、辺野古と高江への基地押しつけは許さない」と4000人の参加で集会を開きました。

集会では、「沖縄の風」の伊波洋一参議院議員が「安倍政権は、本土から機動隊員を動員して、ノグチゲラなど自然の宝庫の沖縄本島のヤンバルの森にオスプレイパッド(着陸帯)の建設を強行しようとやっきとなっている。沖縄と本土が連帯して安倍政権の辺野古新基地建設、高江での暴挙にストップをかけよう」と訴えました。辰巳孝太郎日本共産党参議院議員が「野党と市民の共同を強め、『戦争する国』づくりと沖縄への基地の押しつけをすすめる安倍政権を打倒するため全力をあげよう」と呼びかけました。

また、吹田の「ママの会」代表が「吹田平和委員会と一緒に『標的の村』の上映会を200人の参加で成功させた」と高江に連帯するスピーチを行いました。

集会後、大阪平和委員会の仲間は、横断幕を先頭に旭区、生野区、北区、天王寺、東大阪、堺市、西淀川など多数の幟をもって中崎町までデモ行進しました。

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